子育て

生後2ヶ月の赤ちゃんに見られる動き7つ!育て方や心構えを解説!

生後2ヶ月の赤ちゃんの体型

初めての出産を経てお母さんは赤ちゃんとの生活が始まります。最初の1ヶ月は赤ちゃんとの生活に慣れることに一生懸命で慌ただしい毎日になることでしょう。生後2ヶ月にもなると目まぐるしい赤ちゃんの成長や笑ったり・泣いたりと表情の変化がみられます。

検診や予防接種もスタートし戸惑うこともあります。初めての育児に不安と心配のあるお母さん・お父さんのために、ここでは赤ちゃんの体型についてご説明します。

身長の目安

初めての育児にあたりお母さんとお父さんが気になるのは赤ちゃんの成長ではないでしょうか。ほかの生後2ヶ月の赤ちゃん達とうちの子とでは発育の違いが無いかどうか心配してしまうところですよね。

まず赤ちゃんの生後2ヶ月の身長は男の子が「54.5~63.2cm」女の子は「53.3~61.72cm」が目安です。これは目安であって赤ちゃんの個人差があるものです。他の子と比べ目安よりも差があるのは当たり前なので神経質になることはありません。

体重の目安

次に生後2ヶ月の赤ちゃんの体重です。体重も他の赤ちゃんと比べて不安になってしまう部分ですよね。生後2ヶ月の赤ちゃんの体重は男の子が「4.4~7.1kg」女の子は「4.1~6.6kg」が目安です。

目安でも2~3㎏の差があり、身長と同じで個人差があるものです。やはり他の子と比べてしまいますが小さくても大きくても発育には個人差があるため神経質にならないようにしましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんに見られる動き7つ

生後2ヶ月の赤ちゃんは1ヶ月の時と違い成長が目まぐるしく毎日変化が見られます。泣いたり笑ったりたくさん表情も変わるため赤ちゃんとの生活がもっと楽しくなりますね。

しかし、変化や成長はとても嬉しいことですが、不安も心配もつきものです。ここでは生後2ヶ月の赤ちゃんに見られる動きや成長を詳しくご説明します。

見られる動き1:首や手足を動かせるようになる

生後2ヶ月の赤ちゃんは1ヶ月のときと比べ首や手足をたくさん動かせるようになります。これは赤ちゃんが成長し筋肉がついてくるためです。首を左右に動かし腕を上下に動かすなど、寝かせると手足をパタパタと動かす赤ちゃんもいます。

赤ちゃんのアクションがたくさん増えていくのです。

見られる動き2:指しゃぶりをする

生後2ヶ月の赤ちゃんは外の生活に少しずつ慣れ始めアクションが増えます。目も慣れてきて目に見えるものに興味を持ち始めます。手を顔の前に持ってきてジッと観察したり、指しゃぶりが始まります。

これは手が自分の体の一部であることを理解するために必要な生後2ヶ月の赤ちゃんにとって大切な成長です。赤ちゃんの成長のために必要な行動のため無理に辞めさせることはないのです。

見られる動き3:授乳が上手になる

生後2ヶ月の赤ちゃんが成長するにあたり身体が発達していきます。身体の筋肉が発達してくるとともに口の周りの筋肉も発達してくるため授乳が今まで以上に上手になり授乳の時間も短くなります。

飲む量は赤ちゃんによっては、「あまりミルクを飲んでくれない」など不安もあるでしょうが個人差があるため神経質にならないようにしましょう。また心配が拭えない時は医師や先輩のお母さんに相談するのも良いでしょう。

見られる動き4:睡眠時間のリズムが付いてくる

生後2ヶ月の赤ちゃんは徐々に外の生活に慣れてくるため睡眠時間にリズムがついてきます。昼間に寝る赤ちゃんや夜に寝る赤ちゃんなど昼夜どちらも寝る赤ちゃんもいます。

こちらも赤ちゃんによって個人差がありますが赤ちゃんにとってのリズムが確立してくるのです。また昼夜逆転している赤ちゃんの対策としてメリハリのある生活を心がけるのが一番です。日中は太陽をたくさん浴び夜は部屋を暗くするだけでも効果があります。

見られる動き5:周りの物に興味をもつようになる

生後2ヶ月の赤ちゃんの成長は身体だけでなく五感の発達もしていきます。少しずつ視力も発達し生後2ヶ月では「0.01」くらいですが見えてくるようになります。そのため目から入ってくる情報が増えるため周りのモノに興味をもつようになります。

目の前で何かが動くと反応し、あやすと笑うようになるなどの成長が見られます。

見られる動き6:クーイングを行う

生後2ヶ月の赤ちゃんはクーイングを行うようになります。クーイングは泣く以外に機嫌の良いときなどに発せられる「あ~」や「く~」といった声のことです。お父さんお母さんの顔を見るときや一人でいるときにたくさんお話を始めるのです。

お父さんお母さんの呼びかけにお返事をしたりもします。赤ちゃんのコミュニケーション能力を高めるために必要なことなのでたくさん赤ちゃんとお話をしましょう。

見られる動き7:表情が豊かになる

生後2ヶ月の赤ちゃんは身体の成長だけでなく五感も発育します。泣く以外に笑うなど表情がとても豊かになっていきます。

目の視力もついてくるためお母さんやお父さんを認識しあやされていることを少しずつ理解してくるため、笑うなどの表情のアクションが増えてくるのです。周囲のモノに反応し笑い考え理解する赤ちゃんが成長している証拠なのです。

生後2ヶ月の赤ちゃんの育児方法4つ

生後2ヶ月の赤ちゃんの体や五感の成長についてはご説明してきました。生後1ヶ月の時とは違い2ヶ月目の赤ちゃんはたくさんの情報を日々取り入れて成長していきます。外の生活にも慣れてきた赤ちゃんの育児方法にも不安は付きものですよね。

ここでは生後2ヶ月の赤ちゃんの育児方法についてご説明します。

赤ちゃんの育児方法1:授乳はどうする?

生後2ヶ月の赤ちゃんは口周りの筋肉も発達してくるためミルクの飲み方が上手になり授乳中の時間も短くなります。飲む量は身体の大きさにもよるため個人差があります。

授乳間隔は1~3時間で回数も7~8回以上になり1回の授乳時間は左右10分以上に30分を超えないようにすることが大切です。ミルクを飲んでゆっくり寝ている場合は、授乳時間だとしても無理に起こしてミルクをあげる必要はありません。

赤ちゃんの育児方法2:夜泣きの原因を探る

生後2ヶ月の赤ちゃんは睡眠のリズムサイクルができてきて徐々に眠る時間が多くなります。しかし、夜泣きをしてしまい思うように眠れない赤ちゃんもいます。赤ちゃんの夜泣きはお父さんお母さんにとってとても心配してしまうことですよね。

夜泣きをしてしまう赤ちゃんは心地よく眠ることができないため泣いてしまう場合もありますが、対処をしても泣いてしまう赤ちゃんもいます。個人差があるため焦らず原因を探りましょう。

赤ちゃんの育児方法3:予防接種を受けさせよう

生後2ヶ月の赤ちゃんは予防接種を受けられるようになります。子どもが6歳になるまでに受けるワクチン接種の回数は15回以上です。

生後6ヶ月頃の赤ちゃんはお母さんから受け継いだ抗体が減るとされており、生後2ヶ月から6ヶ月の間に6~7種類のワクチンを受けることが望ましいのです。

生後2ヶ月からは、インフルエンザ菌b型・肺炎球菌・B型肝炎も接種可能になり、同時接種できるものもあるため内容や順番も確認しましょう。

赤ちゃんの育児方法4:遊び方はどうする?

生後2ヶ月の赤ちゃんは五感と身体が徐々に発達していきます。あやしてもらえていることを理解しよく反応しますのでたくさん声をかけて触って遊んであげましょう。生後2ヶ月は音や視覚に敏感になるためオモチャなどは音が出て動くものが良いでしょう。

また、少しずつ外へ出ることもできるようになります。最初は5分など短い時間で外の空気に触れることで赤ちゃんにもお母さんにもリフレッシュになります。

生後2ヶ月の赤ちゃんと過ごすうえでの心構え4つ

お父さんお母さんにとって、初めての育児に対して生後2ヶ月の赤ちゃんの発育などの変化や成長はとても嬉しいものですね。

しかし、赤ちゃんの成長や変化は嬉しいだけでなく、お父さんお母さんとしても成長しているとはいえ育児に対し心配や不安は少なからずあります。少しでも自信をもって赤ちゃんと一緒に過ごすための心構えをご紹介します。

心構え1:他の子と比べない

生後2ヶ月になると赤ちゃんの成長や発達に個人差がでてきます。お母さん同士の情報交換など、どうしても他の子と比べてしまうシーンはあります。お母さんになって赤ちゃんと過ごして2ヶ月では不安もたくさんありますが、赤ちゃんの成長には個人差があります。

あまり神経質に一人で悩まないようにしましょう。どうしても不安があればかかりつけの医師や先輩のお母さんに相談するのも大切です。

心構え2:ルーティンを決めよう

生後2ヶ月の赤ちゃんは少しずつ睡眠時間のリズムが確立されていきます。赤ちゃんの生活のルーティンを決めましょう。

眠る時間・起きる時間・授乳の時間だけでなく遊ぶ時間やお出かけの時間・お風呂の時間も決めることで更に睡眠時間のリズムにメリハリがでます。数日で決められるわけではないので数か月単位で根気強く望みましょう。

心構え3:向き癖やうつ伏せに注意!

生後2ヶ月の赤ちゃんを抱っこし、寝かせるシーンはたくさんあります。しかし、同じ向きで抱っこや寝かせてしまうと向き癖がついてしまいます。向き癖がつかないよう抱きやすい方ばかりではなく反対側で抱っこや毎日寝る時の頭の位置を変えるようにしましょう。

生後2ヶ月になると寝ている時も動きます。動きが大きくなることでうつ伏せになってしまい窒息してしまう恐れがあります。お父さんお母さんが注意してみてあげましょう。

心構え4:赤ちゃんの睡眠は昼夜逆転しないように

生後2ヶ月になると1ヶ月の時と違い赤ちゃん任せの睡眠リズムではなく、昼夜逆転しないようお父さんお母さんが調節してあげることが大切です。

これは、ルーティンを作るためにも大切で、昼間はできるだけ明るい部屋で太陽を浴び外に外出し起きている時間を作ります。

夜は、昼間起きていた分寝やすいですが赤ちゃんの寝る部屋を暗くし静かな状況にすることで更に赤ちゃんが寝やすい環境を作ってあげましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんの育て方を理解しよう

出産から生後2ヶ月の赤ちゃんの成長はとても目まぐるしいものです。他の子との個人差もでてくるため不安になってしまうこともあります。

しかし、お母さんも赤ちゃんと生活を初めて2ヶ月という短い時間なので赤ちゃんもお母さんもこれからもっと成長するのです。生後2ヶ月の赤ちゃんの育て方を理解して安心して赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。