子育て

【専門家監修】赤ちゃんにとってコンセントは危険?おすすめのカバー11選

コンセントは赤ちゃんにとって危険!

赤ちゃんは、ずりばいやハイハイで動き回れるようになると、目に入ったものに興味を持ち始めます。コンセントは使い勝手の問題から床近くに設置されていることが多いため、ちょうど赤ちゃんから見えやすくなってしまっています。

実際にあった事例では、赤ちゃんがコンセントにU字ピンを差し込んでしまったり、コンセントカバーを自分で取ってしまったりすることがありました。コンセントに触ってしまうと感電する危険性があります。

コンセントカバーとは

コンセントカバーとは、コンセントの穴を防ぐためのアイテムです。赤ちゃんがコンセントの穴に何かを詰めたり、手で触ったりすることを防ぐことができます。

コンセントカバーには2種類あり、穴だけを防ぐキャップタイプとコンセント全体を覆うフルカバータイプのものがあります。

コンセントカバーが必要な理由

コンセントカバーは、赤ちゃんがコンセントを舐めたり穴の中に何かを入れてしまったりするのを防ぐために必要です。穴の中に何かを入れると感電事故に繋がることがありますが、他にも火災などの危険性もあります。

コンセントカバーは市販のものも沢山ありますが、100均などの材料で簡単に手作りすることも可能です。すぐに必要なときは、手作りするのもおすすめです。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント6つ

コンセントカバーを選ぶときのポイントを6つご紹介します。事故防止にコンセントカバーを購入するときは、しっかりポイントを押さえておく必要があります。

コンセントカバーによっては抑止力にならないだけでなく、おもちゃと間違えて誤飲するなどの危険性がある場合もあります。購入前に、まずはポイントをチェックしてみてください。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント1:赤ちゃんの興味を引かないものを選ぶ

1つ目のポイントは、赤ちゃんが興味を持ちそうなコンセントカバーを選ばないことです。例えば、派手なデザインや目立つカラーは赤ちゃんが興味を持つ恐れがあります。また目立たなくても、赤ちゃんが好きなキャラクターもののコンセントカバーは避けた方が無難です。

壁と一体化して見えるものなら分かりにくいです。シンプルで興味のわかないコンセントカバーであれば、赤ちゃんが触るのを予防することができるのでおすすめです。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント2:小さいコンセントカバーは避けて選ぶ

2つ目のポイントは、小さなコンセントカバーは避けることです。穴に差し込むタイプのコンセントカバーの中には、とても小さなサイズのものがあります。小さな子どもの口の大きさが約4cmですので、4cm以上を基準にして選んでも良いでしょう。

小さなコンセントカバーは、落ちてしまった場合赤ちゃんが間違って食べる恐れがありますので、安全のためにも小さなものは避けた方が無難です。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント3:コンセント全体をカバーしてくれるものを選ぶ

3つ目のポイントは、コンセントの穴だけでなく全体を覆えるフルカバータイプのものを選ぶことです。フルカバータイプのメリットは、コンセントを使用しているときでも使えるところです。全体をカバーすることで、赤ちゃんがケーブルを引っ張る危険性が下がります。

フルカバータイプは特にコンセントを使用しているときにおすすめです。ただしキャップタイプよりも価格が高いことが多く、設置に少し時間がかかることがあります。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント4:子供の力で外れないものを選ぶ

4つ目のポイントは、子供の力で抜くことが難しいものを選ぶことです。キャップタイプの場合、爪や指を使うことで簡単に外れてしまうことがあります。また外すだけでなく、おもちゃと間違って誤飲する危険性もあるので注意しましょう。

コンセントとキャップに隙間ができないものや、丸みのあるものは外しにくいというメリットがあります。コンセントキャップは、大人でも外すのにコツがいるくらいのものがおすすめです。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント5:使うコンセントに合わせて数・サイズを選ぶ

5つ目のポイントは、使う予定のコンセントの穴の数やサイズを調べておくことです。特にコンセントカバーを使う場合は、サイズやプレートのタイプを調べておくことが重要です。

2連タイプや3連タイプというのもあります。せっかく購入しても、サイズやプレートタイプが違うと設置できないため注意してください。その点コンセントキャップであれば、プレートタイプに左右されず付けることができるのがメリットです。

コンセントカバーを選ぶ時のポイント6:延長コード・電源タップはキャップタイプを選ぶ

6つ目のポイントは、延長コードや電源タップを使用している場合はキャップタイプのものを選ぶことです。さまざまなタイプの延長コードや電源タップがありますが、キャップタイプならどちらにも使うことができます。

ただしコンセントをたくさん使用していてケーブルがいっぱいある場合は、ケーブル収納ボックスを使用した方が安全なことがあります。ケーブル収納ボックスなら、ケーブルを隠してすっきりとさせられます。

赤ちゃんのいたずら防止におすすめのコンセントカバー11選

赤ちゃんにコンセントを触らせないためのおすすめアイテムを、全部で11個ご紹介します。簡単には抜けないなど、赤ちゃんのいたずら防止に向いているものを集めています。簡単に購入できるものが多いのもポイントです。

赤ちゃんがいるご家庭は、ぜひ購入を検討してみてください。

おすすめのコンセントカバー1:【Smart Angel】コンセントキャップ

Smart Angelは西松屋のブランドで、リーズナブルな価格のものがたくさん揃っています。こちらのコンセントキャップの特徴は、丸型で赤ちゃんが取りにくいところです。また隠せるつまみが付いていますので、大人は簡単に取り外すことができます。

お得な価格でセットになっていますので、家にコンセントがたくさんある人にもおすすめです。

おすすめのコンセントカバー2:【ピジョン】ビーケア コンセントキャップ

ピジョンは、赤ちゃん用品を多く販売しているブランドです。ビーケアシリーズは、誤飲や怪我を防ぐためのアイテムを多数揃えています。ピジョンのビーケアコンセントキャップの特徴は、専用保管ケースが付いているところです。

コンセントを使用するためにコンセントキャップを取り外すと、小さいためどこに置いたか分からなくなる可能性もあります。保管ケースがあれば、残りの数も一目でチェックできるのでおすすめです。

おすすめのコンセントカバー3:【リッチェル】コンセントフルカバーR

リッチェルのコンセントフルカバーRは、1~3口のコンセント用です。コンセント全体をカバーでき、使用中のケーブルは下から出すことができます。この商品のポイントは、粘着テープで装着できるところです。

ネジ式タイプのものとは違い、誰でもすぐに付けることができます。また粘着テープののりが残りにくく繰り返し貼ることもできますので、持ち家の人だけでなく賃貸住宅の人にもおすすめです。

おすすめのコンセントカバー4:【エレコム】T-CAPKAKU1

こちらはキャップタイプのコンセントカバーです。ゾウ、ウサギ、カバ、ゴリラの4種類の動物から選ぶことができます。ポイントは、可愛くておしゃれなのに簡単には外しにくいところです。

こちらは引っ張るだけではすぐに外せない仕組みになっています。部屋は可愛くしたいけれど、安全対策もしっかりしたいという人におすすめです。

おすすめのコンセントカバー5:【アクロース】コンセントカバー

こちらの商品は、1~3口のコンセント全体を覆うことができるカバーで、コンセントを差し込んだ状態で使用できます。

付属品に粘着テープと2本のネジがついているので、ネジが見えているコンセントでもネジが見えていない状態のコンセント、どちらでも使用できるのがポイントです。

カバー部分にはウサギの型押しが施されており、可愛らしいデザインの商品ですが、カバーの両側から押しながらでないと開かない構造なので、赤ちゃんにも安心です。

おすすめのコンセントカバー6:【ELPA】安全コンセントキャップ

こちらの商品はかなりリーズナブルな価格で購入できますので、たくさんコンセントがある人におすすめです。コンセントキャップは6個入りです。壁やコンセントがホワイトであれば、一目見ても付けているのが分かりにくいです。

丸みがあって赤ちゃんが外しにくいのもポイントです。

おすすめのコンセントカバー7:【リッチェル】ベビーガード コンセントキャップR

リッチェルのコンセントキャップRは、差し込むだけで簡単に使えることがポイントです。奥までしっかりと差し込むと、赤ちゃんの力ではなかなか引き抜くことができません。引き抜くためには、プラグの先端を隙間から差し込む必要があります。

簡易的なものを探している人におすすめです。

おすすめのコンセントカバー8:【山崎実業】コンセントガード ウッディ

山崎実業は、高いデザイン性と実用性を兼ね備えた商品を沢山たくさん販売しているブランドです。こちらの商品は、コンセントを違和感なくおしゃれに隠したい人におすすめです。木目調のデザインになっていますので、人が来たときも恥ずかしくありません。

部屋に木目調のものが使われているなど、部屋の雰囲気を揃えたいときにも向いています。

おすすめのコンセントカバー9:【レック】あんしんBaby コンセントキャップ(ヘラ付き)

こちらの商品は、コンセントキャップがたっぷり12個セットになっています。ポイントは、コンセントキャップを取り外すためのヘラが付いていることです。外しにくいキャップも、ヘラを使えば簡単に外すことができ、爪を傷めることがありません。

おすすめのコンセントカバー10:【plum forest】コンセントキャップカバー

こちらの商品のポイントは、取り外すときのつまみを隠すことができるところです。普段は外すのが難しいですが、つまみを引き出せば簡単に外せます。グリーン、ピンク、ホワイトから選ぶことができますので、部屋の雰囲気に合わせてみてください。

おすすめのコンセントカバー11:【ベビーロディ】コンセントキャップ

ロディは子供用のおもちゃなどで有名なブランドです。こちらは人気のロディの形のコンセントキャップです。レッド、ピンク、ブルーなど6種類のカラーが入っています。可愛さ重視の人におすすめのコンセントキャップです。

万が一感電してしまった場合の3つの対処法

どんなに気をつけていても、コンセントで事故が起きてしまう可能性はゼロではありません。例えば兄弟がいる家庭であれば、上の子がコンセントカバーを外してしまう可能性もあります。

ここでは、赤ちゃんが感電した場合の対処法を3つご説明します。もしもに備えて対処法を知っておくことは大切です。状況によって対処法は違いますので、パニックにならないためにも、3つの対処法を覚えておくと良いでしょう。

万が一感電してしまった場合の対象法1:病院に状況を説明し相談する

1つ目の対処法は、かかりつけの病院などに状況を詳しく説明して判断を仰ぐことです。赤ちゃんが感電してしまったら、普通は驚いてあたふたしてしまいます。どうすれば良いか分からないときは、医者に相談するのがおすすめです。

医者は、現在の赤ちゃんの状態などを聞いて、病院へ行くべきかどうかの判断をしてくれます。

万が一感電してしまった場合の対処法2:赤ちゃんの状況を見る

2つ目の対処法は、感電したときに触った部分や赤ちゃんの様子を観察することです。触ったときの状況によっては、ほんの少し電気が走ってしまっただけのこともあります。

意識がはっきりしていて赤ちゃんが泣いたり騒いだりしていない場合は、パニックにならず家で様子を見てみてください。やけどなどの症状が見られた場合は、すぐに冷やして受診するようにしてください。

万が一感電してしまった場合の対処法3:異変を感じた場合は病院へ

3つ目の対処法は、もし赤ちゃんの泣き方が尋常じゃないなど様子がおかしいと感じたら、躊躇せずに受診することです。見た目ではほんの少しのやけどでも、内部組織に影響がある場合があります。素人では分かりませんので、赤ちゃんの様子に異常があればすぐに受診してください。

意識はあってもぐったりしている場合も受診が必要です。意識がないときは、救急車を呼んで救急隊員の指示を仰いでください。

事故が起こってしまう前にコンセントカバーを付けて赤ちゃんを守ろう

本記事では、コンセントカバーの必要性やおすすめのコンセントカバーをたくさんご紹介しました。コンセントカバーは、大切な赤ちゃんを守るためにぜひ使用したいアイテムです。

赤ちゃんがコンセントで遊んでしまった場合、怪我だけでなく埃などが原因で火災を引き起こす危険性もあります。選び方のポイントなどを参考にしながら、ぜひ自分の家に合ったコンセントカバーを見つけてみてください。