結婚準備

結婚までの具体的な段取り11ステップ|基本的な準備の仕方を解説

結婚までの一般的な段取りは?

お付き合いしているうちにお互いに結婚の意思が固まったら、いよいよ結婚に向けて具体的に動きだすことになるでしょう。

結婚式までの一般的な段取りは、プロポーズを経て入籍、そして結婚式です。結婚を前提に交際していたとしても、プロポーズをしてから、またはされてから本格的に結婚に向けて動きだします。

その後に両家の顔合わせや結納などをはさんで入籍、そして親しい人を招いて結婚式を行います。

プロポーズ

お付き合いしている相手に結婚したいという意思を伝えること、それが「プロポーズ」です。昔は男性が女性にすることがほとんどでしたが、昨今では女性からというパターンも増えているようです。

プロポーズをした後は、2人の関係は「婚約者」となります。婚約はどこかに届け出る必要はなく、口約束でも成立してしまいます。結婚する気がない相手に対して、適当な返事をするのはやめた方がよいでしょう。

入籍

プロポーズされて両家の顔合わせや結納などの段取りを終えたら、入籍をします。

ただし、必ずしも結婚式の前に入籍する必要はありません。入籍していなければ結婚式をしてはいけないというしきたりもありません。カップルによっては、結婚式を終えて新婚旅行の後、または新婚旅行先でそのまま婚姻届を提出して入籍するという場合もあります。

お互いによき日を選んで、婚姻届を提出し入籍しましょう。

結婚式

結婚式は、プロポーズされてから3か月から半年後に挙げるという段取りが一般的でしょう。プロポーズから結婚式までは1年程度間が空くこともありますが、これは結婚式の段取りに非常に時間がかかるからです。

ものすごく急げば、最短で1か月程度で結婚式を挙げることも可能です。しかししっかりと結婚式の準備をしようとすれば、平均して3か月から半年程度の時間がかかります。そのつもりで準備しましょう。

プロポーズから結婚までの具体的な段取り11ステップ

ここでは、プロポーズから結婚までの具体的な段取りについて紹介します。

プロポーズから結婚までの期間は、婚約期間となります。プロポーズから入籍までの一般的な期間は3か月から1年、プロポーズから結婚式までの期間は半年から1年であることが多いようです。

ここで紹介しているのは、プロポーズから結婚式までの半年から1年の間にやらなければならないことなので、チェックしてみてください。

結婚までの段取り1:プロポーズ

結婚までには、まずプロポーズがあって初めて結婚に向けて具体的に動き始めます。

付き合っている相手にプロポーズをして、婚約期間に入ってから具体的な結婚の段取りに取り掛かります。プロポーズから実際に入籍・結婚式を挙げるまでにはすることが多く、かなりの時間が必要になるケースが多いです。

早く結婚したいというカップルは、プロポーズをすませてすぐに入籍・結婚式の段取りをしましょう。

結婚までの段取り2:お互いの実家に挨拶

プロポーズされて結婚の意思が固まったら、次の段取りはお互いの実家に挨拶をすることです。基本的に結婚に両親の許可は必要ありませんが、それでもやはり両親の許可を得ることを重要視している人が多いようです。

まずはそれぞれが両親に結婚を考えていることを報告し、両親の都合がよい日を聞いて挨拶する段取りをつけましょう。女性の親から男性の親へ挨拶するというのが一般的ですが、婿入りする場合は逆になります。

結婚までの段取り3:結婚指輪の準備

結婚までの段取りとして、次に結婚指輪の準備をします。必要な場合は婚約指輪も贈りましょう。セットで購入するとお得になることがあります。

プロポーズですでに婚約指輪を購入している場合や、婚約指輪を特に必要としていない場合は結婚指輪だけを準備します。結婚指輪は婚約指輪とは違い日常的につける指輪なので、控えめなデザインを選びましょう。注文から出来上がりまで1か月~2か月程度かかることもあります。

結婚までの段取り4:結納・両家の顔合わせ

お互いの実家に挨拶をして結婚の許可を得られたら、結納か両家顔合わせの食事会をしましょう。

結納では結納品を取り交わして正式な婚約となりますが、現代ではそこまで正式なものはせず、両家顔合わせの食事会ですませることが多くなっています。

両家顔合わせの食事会はレストランの個室でも行えますので、中間のエリアのお店を選ぶか、遠方になった側の交通費負担に配慮するようにしましょう。

結婚までの段取り5:入籍・結婚式・二次会などの日取り検討

両家の顔合わせが無事に終わったら、いよいよ入籍・結婚式に向けて日取りの検討に入ります。

招待しやすい休日を選ぶのか、平日を選ぶのか、挙式と披露宴の時間帯選びも重要です。入籍はいつでも構わないのですが、結婚式の季節や挙式の時間帯によっては結婚式にかかる費用がかなり変わってくるからです。

費用を節約したい場合は、なるべく結婚式場が空いているオフシーズンで、平日の夕方の挙式を選ぶとよいでしょう。

結婚までの段取り6:結婚式のゲストや衣装選び

結婚式に呼ぶゲストと、結婚式で着用する衣装を選びます。

結婚式の招待状は結婚式の3か月前には発送したいので、この時期までに誰を呼ぶのか決めておきましょう。友人や主賓にスピーチを依頼するならこの頃までにはその段取りをつけておき、招待状で正式に依頼します。

結婚式の衣装代は結婚式の費用の中でも高い方ですが、なるべく後悔しないように好きな衣装を選ぶことをおすすめします。

結婚までの段取り7:新居探し

招待状を発送する頃には、並行して新居探しも始める時期になっています。かなり忙しい時期ですが、しっかり不動産屋に希望を伝えて、手際よく物件を見て回れるよう段取りをしましょう。

結婚式を挙げてから新居に引っ越すという場合もありますが、結婚式を挙げる前に引っ越してすぐに一緒に住み始める人たちも多くいます。挙式前に一緒に住んだ方が、結婚式の打ち合わせや段取りを決めやすいというメリットがあります。

結婚までの段取り8:周りの人への結婚報告

周りの人への結婚報告は、まず会社の上司、次に同僚にするようにしましょう。ここで順番を間違って周囲から結婚の話が上司の耳に入るようなことを避けるためにも、真っ先に上司に報告しましょう。

友人への報告は直接口頭でも構いません。スピーチを依頼する必要があるなら、結婚の報告と同時にお願いしておきましょう。段取りが悪く依頼が遅れてしまうと、断られる可能性が高くなります。

結婚までの段取り9:結婚式の詳細決定

結婚式でどんなセレモニーをするのか、どんな余興をするのか細かい内容を決めていきます。この頃までにスピーチの依頼はすませておきましょう。

結婚式で出す食事や飲み物、音楽やウェディングケーキ、装花やブーケ、引出物など決めなければならないことはまだまだたくさんあります。ウェディングプランナーに相談しながら、どんな結婚式にするのか、どの程度費用をかけるのか予算を出して詳細を決めていきましょう。

結婚までの段取り10:婚姻届の提出

結婚式までに入籍しておきたい場合は、婚姻届を作成して役所に提出しましょう。婚姻届は365日いつでも受け付けているため、入籍したい日があるならその日を届け出日として提出します。

婚姻届の提出には戸籍謄本・本人確認書類・印鑑と署名された婚姻届が必要です。また、婚姻届には証人として2人の署名が必要なので、この時までにあらかじめ記入してもらっておくとよいでしょう。両親や上司などにお願いするのが一般的です。

結婚までの段取り11:結婚式

ここまでの段取りを整えたら、いよいよ結婚式当日を迎えます。結婚式の日は前日から早めに寝て、体調を整えて忘れ物がないように結婚式場に向かいましょう。

結婚式の挙式と披露宴をいつ開始するかによって時間帯が変わるとはいえ、結婚式当日は新郎・新婦をはじめ両家の親族も1日中忙しいと思って間違いありません。当日のリハーサルや段取りを滞りなくしておいて、心残りなく結婚式を挙げられるようにしておきましょう。

結婚式の段取りに合わせて準備すること4つ

プロポーズから実際に結婚式を挙げるまでには、実家への挨拶や両家の顔合わせ、結婚式の準備などかなりの段取りが必要です。プロポーズから結婚式までに1年以上かかるカップルがいるのも仕方のないことでしょう。

さらに、結婚式の準備と並行して進めておくべき段取りが4つほどありますので紹介します。結婚式を滞りなくスムーズに終えるためにも、ポイントを押さえておきましょう。

準備すること1:ハネムーン

結婚式の前後でハネムーン(新婚旅行)に行く場合は、結婚式の準備と並行してハネムーンの申し込みをしておきましょう。

結婚式をしてからハネムーンに行く場合がほとんどですが、現在では結婚式前にハネムーンの予定を入れるカップルもいます。結婚式の時期に縛られずハネムーンの予定を入れることで、お互いの仕事の都合が良い頃に行けるというメリットがあります。

準備すること2:ブライダルエステ

結婚式の3か月前には、招待状の発送など結婚式の準備も大詰めとなっています。その時期に並行して始めたいのが、ブライダルエステです。

結婚式の衣装を綺麗に着るためにも、ブライダルエステをしたいと考えている花嫁は少なくありません。

一般的には結婚式の3か月前くらいから行くという人が多いようです。これは、ブライダルエステのメニューがそもそも3か月で組まれていることが多いからでしょう。

準備すること3:ゲストへの心付けやお車代

ゲストへの心付けやお車代は基本的に結婚式当日、披露宴が終わった後に渡すのがマナーなので、少なくとも前日までには準備しておきましょう。

お礼を用意すべきなのは、司会をお願いした友人や知人、仲人、主賓や乾杯の挨拶をした人、受付やスピーチを依頼した友人たちです。何を依頼したかによって心付けの金額は変わりますが、後日会える友人以外は基本、結婚式当日に渡せるように準備しましょう。

準備すること4:内祝い・結婚報告ハガキ

なんらかの事情で結婚式に来られなかったけれど結婚祝いを贈ってくれた方へのお礼として、「内祝い」を贈る段取りもしておく必要があります。

内祝いは結婚後1か月以内に贈るのがマナーなので、前もって準備しておいた方がよいです。また結婚報告ハガキは出しても出さなくても構いませんが、出す場合は結婚式後3か月以内に送った方がよいでしょう。

プロポーズから結婚までの段取りを把握して全体の流れをイメージしよう

プロポーズから結婚式まで、実際にどのような段取りが必要なのか紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

プロポーズしたら終わりではなく、むしろ結婚式に向けてどんどんやるべきことが増えていきますので、段取りを把握してスムーズに行っていきましょう。