子育て

【専門家監修】赤ちゃんも食べられるおすすめチーズレシピ11種!保存方法とは?

赤ちゃんにチーズはあげてもいい?

赤ちゃんの離乳食が始まると、美味しくて栄養価が高く、種類も豊富なチーズを赤ちゃんに食べさせたいと思っても塩分や脂肪分が心配という方もいるでしょう。

この記事では、離乳食でチーズを与えようか悩んでいる方の為に、与える際のポイントなどを詳しく解説します。チーズを使用したレシピも紹介するので、離乳食で悩んでいる方は参考にしてみてください。

赤ちゃんにチーズをあげるときのポイント

赤ちゃんにチーズをあげるときのポイントは、あげる時期と量、離乳食に使用できるタイプを選択する事です。

赤ちゃんにチーズをあげるときは、離乳食完了期あたりからはじめるのがベストでしょう。牛乳とレモン汁でつくるカッテージチーズは、離乳食中期以降あたりから始めてもよいといわれています。

プロセスチーズやクリームチーズ、リコッタチーズやパルメザンチーズなど、クセや臭いの強くないものからはじめましょう。カマンベールやスモークチーズ、ブルーチーズなどクセが強いチーズは避けましょう。

身体に影響があるかもしれないので、まずは少量からはじめてください。

赤ちゃんも食べられるおすすめチーズレシピ11種

チーズを使えば食事のアクセントになり、メニューの幅が広がります。家族と赤ちゃんとで、同じ食材のメニューを一緒に食べることができたら、食事の楽しみを増やせるのではないでしょうか。

こちらでは、赤ちゃんでも食べられるチーズを使用したレシピ11種をご紹介します。離乳食完了期のメニューとして、取り入れてみてください。

おすすめチーズレシピ1:チーズを使ったリゾット

まずおすすめするチーズレシピ1つ目は、チーズリゾットです。豆乳を使って和風リゾットに仕上げます。

コーンの豆乳チーズリゾット
■材料
・ごはん      70g
・豆乳       70ml
・玉ねぎ      10g
・コーン      5g
・ほうれん草    5g
・粉チーズ     3g
・かつお昆布だし 100ml

■作り方
①玉ねぎはみじん切りにします。
②コーンはうす皮をむければむきましょう。
③ほうれん草は湯がいてみじん切りにします。
④お鍋にかつお昆布だしを入れて玉ねぎを煮ます。
⑤軽く火が通ったら、ごはん、コーン、ほうれん草、豆乳を入れて弱火で煮ます。
⑥できあがる前に粉チーズをまぶします。

おすすめチーズレシピ2:しらすを使ったチーズ入りトースト

朝ごはんにもおやつにもできる、しらすを使ったチーズ入りトーストです。

■材料
・食パン(6枚入り)1/2枚
・ツナの水煮缶 10g
・トマト    10g
・チーズ    3g

■作り方
①ツナの水煮缶の水切りをします。
②チーズはちぎっておきます。
③トマトは、おしり部分に×の切込みを入れ、熱湯につけて湯むきします。
④③のトマトの種を取って1cm角切りにしましょう。
⑤食パンにツナとトマト、チーズを散らします。
⑥トースターで焼いてできあがりです。

おすすめチーズレシピ3:クリームチーズを使ったオムレツ

離乳食完了期になったら、クリームチーズを使ったふわふわオムレツもおいしく食べられます。

■材料 ※3個分です。
・卵1個
・クリームチーズ(kiri)1個(18g)
・牛乳または粉ミルク(湯で溶いたもの)大さじ2
・砂糖(お好みで)小さじ1
・バター(焦げつかないように塗る)適量

■作り方
①卵をボールに割り入れて、よく混ぜます。
②クリームチーズは細く切り、3等分に分けておきます。
③①に牛乳またはお湯で溶いた粉ミルクを2さじ入れます。
④③に砂糖を小さじ1入れてよく混ぜ合わせます。
⑤フライパンを火にかけてバターを入れます。
⑥④の1/3をフライパンに入れて、②の1/3をのせます。
⑦表面がトロトロになってきたら折りたたんで形を整えてできあがりです。
※卵や乳に過剰反応しないように火を通しましょう。蓋をして焼くと固くなりにくいです。
※冷めても固くなりにくく、冷凍保存ができます。
マッシュポテトや湯出てみじん切りにしたホウレン草やトマト、ニンジンなどを入れてもおいしくいただけます。

おすすめチーズレシピ4:豆腐入りチーズグラタン

豆腐入りのチーズグラタンは優しい味で、赤ちゃんも食べやすいでしょう。

■材料 
・国産大豆ひとくちこうや 2個(ふつうの水切りしたとうふでもOKです。)  
・ブロッコリー10g
・にんじん   5g
・しめじ    5g
・粉チーズ     3g
・ホワイトソース 大さじ2

■作り方
①こうや豆腐は水につけて戻し、食べやすい大きさに切る。
②ブロッコリー、にんじん、しめじは茹でて、細かく切ります。
③牛乳大さじ1でホワイトソースをのばします。
④①と②を耐熱皿に入れて、③を上からかけて、粉チーズをのせます。
⑤オーブントースターで焼きめをつけてできあがりです。

おすすめチーズレシピ5:チーズ入りサンドイッチ

しらすとチーズのサンドイッチは、離乳食後期から自分で持って食べられるサンドイッチです。

■材料
・しらす 15g
・食パン(8枚切り)1枚
・かぼちゃペースト 15g
・とろけるチーズ  1枚
■作り方
①しらすは茶こしやざるに入れて熱湯をかけて塩抜きをします。
②食パンは耳を切りおとして半分に切ります。
③かぼちゃペーストをパンに塗り、②の半分の方側にとろけるチーズと①をのせます。
④オーブントースターで③と残り半分のパンを焼きます。
⑤何も載せていないパンを上に重ねて端を押さえ、2つに切ってできあがりです。

おすすめチーズレシピ6:さつま芋を使ったチーズ入りサラダ

甘くて食べやすいさつま芋とチーズを組み合わせたサラダです。

■材料
・さつまいも 1cm輪切り
・カッテージチーズ 大さじ1

■作り方
①さつま芋は電子レンジで加熱して柔らかくします。(500wで1分程度。様子を見ながら)
②①をフォークの背で潰して、カッテージチーズと混ぜ合わせてできあがりです。
※パサつくようであれば、大さじ1の水を入れて混ぜ合わせてください。

おすすめチーズレシピ7:チーズのカプレーゼ

混ぜ合わせるだけの簡単でたんぱく質がしっかりとれるメニューです。
■材料
・プチトマト 1個
・モッツァレラチーズ 10g
・青のりひとつまみ

■作り方
①プチトマトは×の切込みを入れて熱湯をかけて湯むきし、種を取り出して食べやすい大きさに切ります。
②モッツァレラチーズも食べやすい大きさに切ります。
③①と②を混ぜ合わせて青のりをふりかけてできあがりです。

おすすめチーズレシピ8:かぼちゃを使ったチーズケーキ

かぼちゃは自然の甘味があって、おやつにすると喜ばれます。
■材料
クリームチーズ(カッテージやリコッタでもOK) 40g
かぼちゃ 30g
卵 1/2個
薄力粉 3g

■作り方
①かぼちゃは電子レンジで柔らかくしてわたと種を取り除きつぶします。
②卵は割ってよく混ぜておきます。
③①とクリームチーズ、薄力粉を入れてよく混ぜ合わせます。
④耐熱皿に入れて180℃にしたオーブンで焼き目がつくくらい約4分程度焼きます。

おすすめチーズレシピ9:チーズを使ったパンケーキ

自分で手づかみで食べられるパンケーキです。
■材料
・バナナ1/3本(りんご1/4でもOK)
・リコッタチーズ大さじ1
・パン粉50cc
・水適量

■作り方
①バナナは電子レンジ500wで20秒程度かけて柔らかくします。
②リコッタチーズと①、パン粉50ccを混ぜ合わせ様子を見ながら水で柔らかくします。
③フライパンで②を中火で焼きます。
※赤ちゃんが手に持って食べられやすい大きさで焼きましょう。大さじでボタッと落として広げると焼きやすいです。
④表面がプツプツしてきたら裏返して焼いて出来上がりです。

おすすめチーズレシピ10:チーズ蒸しパン

チーズ蒸しパンは食べやすく、おやつや朝食になるのでおすすめです。
■材料(6個分)
・薄力粉100g
・ベーキングパウダー小さじ1
・砂糖小さじ1
・きなこ大さじ2
・卵2個
・プロセスチーズ2個
・牛乳大さじ3
・バター10g
・にんじん(さつま芋、かぼちゃ、じゃがいも、ほうれん草など入れてもOK)
・アルミカップ8号 6個

■作り方
①薄力粉とベーキングパウダー、砂糖ときなこを混ぜ合わせ、バターはレンジで加熱してとかします。
②卵と牛乳を①とは別のボールで混ぜ合わせ、①のボールに入れながらざっくりと混ぜ合わせていきます。
③にんじんは電子レンジで500w1分程度かけて柔らかくし、フォークの背で潰します。
④②と③を混ぜ合わせてアルミカップに入れて蒸し器を使って強火で10分蒸してできあがりです。

おすすめチーズレシピ11:チーズヨーグルト

余ったヨーグルトをつかって手軽にレンチンでカッテージチーズが作れます。
■材料
・ヨーグルト 20g程度
■作り方
①ざるにキッチンペーパーを敷いてヨーグルトをのせ3分程度軽く水切りします。
②耐熱容器にキッチンペーパーを敷いて①を入れ、電子レンジ600wで4分程度加熱し、上澄みのホエーを取り除いたらできあがりです。
離乳食中期あたりから食べられます。

チーズの保存方法とは?

チーズは基本的に冷蔵庫での保存が望ましく、乾燥させないよう切り口をラップなどで包むようにしましょう。直射日光や高温の場所は避け、冷蔵庫でも湿度が高い野菜室がおすすめです。

またチーズは冷凍してしまうと舌触りが変わってしまうので、製造方法によっては冷凍ができるものもありますが、保存は野菜室か冷蔵室で保存してください。

赤ちゃんの食事の幅を広げよう!

チーズはカルシウムやタンパク質の宝庫といわれています。赤ちゃんの離乳食中期~完了期になったら身体に合わせて少しずつ与えるとよいでしょう。

チーズは発酵食品で身体にいいものがたくさん含まれています。しかし、塩の量が意外と多く、安すぎるものなどには添加物が多く含まれており赤ちゃんの身体には負担にる可能性もあります。毎日ではなく、食事のアクセントとして使うようにしましょう。

赤ちゃんの健やかな成長ができるように工夫をしていろいろな食材を食べさせてあげましょう。