ウェディング

ブライダルフェアは何ができるの?内容6つとメリットや気をつけること4選

ブライダルフェアとは

結婚式を挙げる場合には会場を選ばないといけません。しかし、結婚式は何度も挙げるものではないため、どのような条件で会場選びをすればいいか迷ってしまうカップルが多いでしょう。

そのようなカップルのために、ブライダルフェアを開催している会場があります。ブライダルフェアとは会場が開催しているブライダルの体験イベントのことです。実際に体験をすることで、会場の雰囲気や会場選びの条件が絞りやすくなります。

費用

ブライダルフェアはブライダルの体験イベントです。その内容はブライダルフェアによって異なりますが、多くの場合はウェディングドレスの試着ができたり、結婚式で出す豪華な料理の試食ができたりもします。

また、これらの体験ができるにもかかわらず、多くのブライダルフェアは無料で参加することができます。中には、有料のブライダルフェアもありますが、その場合には必ず事前に知らされるためチェックしておきましょう。

所要時間

ブライダルフェアではドレスの試着や料理の試食、模擬挙式や会場の見学ができます。参加するブライダルフェアがこれらのどれを体験できるかによって所要時間が異なってきます。

会場見学と相談会は行われるのが基本で、2時間ほどはかかると思っておきましょう。その他のドレスの試着や料理の試着などは1つにつき、30分〜1時間くらいを目安に考えるといいでしょう。

式場見学との違い

ブライダルフェアでは会場の見学ができます。そのため、式場見学とブライダルフェアの意味を混同してしまう人もいます。

ブライダルフェアは体験型イベントで、結婚式に関するさまざまなことを体験できます。一方で式場見学は会場を見学し、見積もりやプランなどを相談します。

多くの式場を見学したいという効率重視の人は、ブライダルフェアよりも式場見学がいいでしょう。

ブライダルフェアのメリット4選

ブライダルフェアよりも式場見学の方が効率良く、多くの式場を見て回ることができます。しかし、多くのカップルがブライダルフェアを利用しています。

効率よく式場見学だけ行うよりも、じっくりと時間をかけてブライダルフェアに参加することには、それだけ得られるメリットもあるでしょう。

ここからはブライダルフェアならではのメリットを紹介します。

ブライダルフェアのメリット1:結婚式場の雰囲気を体験できる

ブライダルフェアでは担当者が説明をしながら結婚式場を案内してくれます。式場と言ってもその会場は広く、チャペルだけでなく披露宴会場や控え室、エントランスの動線や会場で利用できる設備など、確認しておくことは多くあります。

これらを細かい説明を受けながら実際に自分の目で確かめることで、結婚式を行った際の雰囲気を想像できるようになります。

ブライダルフェアのメリット2:結婚準備の予算や段取りがわかる

ブライダルフェアでは式場見学と相談会が基本的にセットになっています。式場見学が済んで結婚式の雰囲気を確認できれば、その会場を使って結婚式をする場合、どのような流れが必要か、どれくらいの予算がかかるかなど、担当者と相談することができます。

結婚式の準備は何から始めればいいのかわからないという場合でも、ブライダルフェアに参加することで担当者に一連の流れを教えてもらうこともできます。

ブライダルフェアのメリット3:お得な特典がつく場合もある

ブライダルフェアでは無料でドレスが試着できたり、料理を試食できたりすること以外にも、大きな特典が付くことがあります。

ブライダルフェアに参加することで、商品券や引き出物のサンプルがもらえたり、ブライダルフェアでの相談会で契約をすれば数万円〜十数万円の割引が受けられたりします。

そのため、本命会場のブライダルフェアは事前に特典を確認した上で参加する方がいいでしょう。

ブライダルフェアのメリット4:プランナーに相談できる

ブライダルフェアでは式場見学と相談会が基本的にセットになっているため、担当のプランナーに相談会で結婚準備の予算や段取りを相談できます。

プランナーには会場に関わること以外に、結婚式の準備全体についての必要なことも相談できるため、何から準備すべきか迷っている人はサポートしてもらえるでしょう。

ブライダルフェアの内容6つ

ブライダルフェアは結婚式の体験イベントのため、結婚式に関するさまざまなことを体験できます。その内容はブライダルフェアによって異なりますが、主となる内容はいくつかあります。

参加するブライダルフェアがどのような内容で行われるかを事前に確認して、どのようなポイントに注目すべきかあらかじめ把握しておきましょう。

ここからはブライダルフェアの内容を大きく6つに分けて紹介していきます。

ブライダルフェアの内容1:料理の試食会

ブライダルフェアでは結婚式で出す料理の試食が行われることがあります。料理の内容は、コース料理の一部であったり、人気料理やスイーツがプレートで出たりします。実際に料理を食べることで、後の相談会で料理の相談をする際にイメージが湧きやすくなります。

多くの場合は無料で試食できますが、中には有料となる試食もあります。しかし、事前に有料としっかり伝えてくれたり、正規料金よりも格安で食べられたりします。

ブライダルフェアの内容2:模擬挙式

模擬挙式では、式場でモデルが実際の流れに沿って挙式を行う様子を見学できます。実際の挙式の様子を見学することで、自分が挙式をする際のイメージが明確になってくるでしょう。

若い世代のカップルで挙式に参加したことがないという場合には、イメージを固めるためにも見学した方がいいでしょう。

ただし、模擬挙式は常に行われているわけではないので、見学したい場合には必ず会場に事前確認するようにしましょう。

ブライダルフェアの内容3:ドレスやタキシードの試着会

ブライダルフェアでのドレスやタキシードの試着では、単に好みのデザインをしたドレスやタキシードを探すという目的もありますが、どれだけの数と種類が準備されているかも確認しておきましょう。

また、試着を行っているブライダルフェアは意外と多くはありません。そのため、試着がしたい場合には試着有りのブライダルフェアを探す必要があります。もし試着ができる場合でも、時間が限られているため試着できるのは1〜2着ほどであると考えておきましょう。

ブライダルフェアの内容4:演出体験

ブライダルフェアでは式場内を担当のプランナーと一緒に回って見学できます。その際に、披露宴会場の映像や照明などの設備を確認したり、チャペルではパイプオルガンの生演奏をしてくれたりします。

これらは結婚式の演出に関わる部分なので、実際に演出を体験し、見学しておきましょう。実際の結婚式でどのような演出をしたいのか、どのような演出ができるのか、確認できます。

ブライダルフェアの内容5:相談会

ブライダルフェアでは式場見学や試着、試食など一通りを終えると、最後に相談会という流れが一般的です。実際にブライダル体験をした後では、結婚式のイメージや希望条件が固まってきやすいため、スムーズな相談ができるでしょう。

また、費用についてもより具体的な相談を行うことができ、本格的な結婚式の準備がスタートしやすい状態となっていきます。

ブライダルフェアの内容6:結婚式の準備の全体像を把握する

結婚式の準備は何度も行うものではありません。そのため、多くの人が結婚の準備が初めてで、段取りや準備の全体像が把握できておらず、効率的に準備が進められないということも多いでしょう。

そのため、まずは結婚式における準備の流れ全体を把握しておきましょう。全体の流れを把握しておくことで、ブライダルフェアに参加した際にも、どのようなことを確認すべきかわかってきます。

ブライダルフェア参加で気をつけること4選

結婚式の会場選びをする際にブライダルフェアを活用するというカップルは多いですが、ブライダルフェアでは実際に結婚式会場へ足を運ぶことになるため、参加する際にはいくつか気をつけるべきことがあります。

ブライダルフェアに初めて参加する際に不安を感じないためにも、事前に注意点を把握して、それらの不安を解消しておきましょう。

参加で気をつけること1:当日の服装

結婚式会場に直接足を運ぶことになりますが、正装をしていく必要はなく、ドレスコードもありません。そのため、服装は自由です。

しかし、服装は自由と言ってもやはり結婚式会場に行くことに変わりはないため、カジュアルすぎるファッションは避けるべきでしょう。

綺麗な格好をする必要もありませんが、女性はワンピースやスカートなどの柔らかい印象の服装、男性はジャケットを着用するなどして、結婚式当日のイメージが湧きやすいようにしておくことをおすすめします。

参加で気をつけること2:持ち物

ブライダルフェアでは特に持っていかなければいけない物はありません。しかし、担当のプランナーに質問したり、会場で気になった点をまとめたりするためにも、メモと筆記用具くらいは準備していきましょう。

以前は式場の雰囲気を記録しておくためにカメラを持っていくこともありましたが、今はスマホで撮影ができます。

ただし、行きは荷物がありませんが、帰りにはパンフレットなどを持ち帰ることになるため、カバンは持って行きましょう。

参加で気をつけること3:見積もりに関して

ブライダルフェアに参加すれば、気分も高まります。しかし、その気分の高まりによって、冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。

特に、ブライダルフェア当日契約での大きな割引特典や、優しいプランナーの対応、会場見学によってイメージが湧いてしまったことが原因で、勢い余って契約しないように注意しましょう。

契約するにも手付け金が必要であり、もし式場をキャンセルする場合には返金されないという場合もあります。

参加で気をつけること4:時期や時間帯

基本的にブライダルフェアは午前、午後、夕方で分けて行われていることが多いです。地域や会場の立地などの条件によって、人気の時間帯がある会場も存在します。

ブライダルフェアは事前に予約が必要なため、人気の時間帯を確保するのであれば、早めに予約しておくべきでしょう。

また、挙式の検討時期からあまり離れた時期にブライダルフェアに参加すると、担当プランナーが変わる場合もあるので注意が必要です。

ブライダルフェアに参加して自分好みの結婚式を挙げよう

結婚式は2人にとって一生の思い出となります。そのため、結婚式を挙げる式場選びは非常に重要です。式場選びに失敗しないためにも、ブライダルフェアに参加して、会場の雰囲気を確かめ、プランナーと深く相談することが大切です。

ブライダルフェアに参加して結婚式当日のイメージを固め、すてきな式を挙げましょう。