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妊娠初期に結婚式はできるのか?結婚式を成功させるポイント6つと注意点

妊娠初期に結婚式はできるのか

妊娠初期に結婚式ができるのか、特に授かり婚の場合は気になるところだと思います。

結論から言うと、妊娠初期でも結婚式を挙げられるでしょう。ただし、すべての妊娠初期の方が結婚式を挙げられる訳ではありません。

人によっては、体調が悪い場合も考えられますので、自分の状態を把握して無理のない計画を立てるようにしましょう。

妊娠初期の結婚のため気をつけたいこと

妊娠初期に結婚式を挙げるために気をつけておきたいことを紹介します。結婚式だけでなく、妊娠中全般にあてはまることなので参考にしてください。

妊娠初期に結婚式ということは、結婚式の予定を立てている最中や予定が決まった後に妊娠が判明したケースがほとんどでしょう。

体調を整えて、予定通り結婚式を挙げられるようにしっかりチェックしておきましょう。

たばこ・アルコールを止める

有名なことではありますが、妊娠が判明した場合は、妊娠初期か安定期かの時期に関わらず、たばこ、アルコールを止めましょう。

たばことアルコールは、どちらも胎児に悪い影響を与えると言われています。

たばこは、低体重児での出産や流産・早産のリスクを増大させるとされており、アルコールは、低体重・知能障害や行動障害になるリスクがあると言われています。

妊娠から授乳をする期間までは、たばことアルコールを控えましょう。

薬の服用時は医師に相談する

妊娠が判明したら妊娠中に、飲んでよい薬なのか医師に相談しましょう。

避けたいのは、今まで平気だったからといって医師に相談せず、薬を服用することです。

これまでなんの影響もなかったかもしれませんが、妊娠すると母体が服用した薬が胎児に思わぬ影響を与えてしまう可能性がありますので、自分で判断せず医師に確認しましょう。

カフェインの摂取を控える

完全に止めてしまうまでの必要はありませんが、カフェインの大量摂取も控えるべきです。

カフェインは母体を通じて胎児にも影響を与えます。

また、胎児は母体よりもカフェインの影響を強く受けるため、母親が少ししか飲んでいなくても、胎児には悪影響になる量になってしまうこともあるのです。

具体的にはコーヒーなら1日1杯とちょっと程度、お茶や紅茶なら1日2杯程度までに抑えましょう。ノンカフェイン飲料がおすすめです。

激しい運動をしない

妊娠中の適度な運動は推奨されていますが、マラソンなどの激しい運動は止めた方が無難です。

特に、妊娠初期にいままでしていなかった運動をいきなり始めようとするのはNGです。すでに運動をしていた人は、激しい運動でなく体調に問題がなければ続けても問題がないとされています。

もしも、体調に異変を感じたらすぐに止めてください。今までしていなかった運動を始めるなら、妊娠初期以降に始めましょう。

妊娠初期の結婚式を成功させるポイント6つ

妊娠初期の結婚では気をつけなければならないポイントがたくさんあるので、1つずつ見ていきましょう。

結婚式が妊娠初期になる場合は、結婚式前の一番忙しい時期が妊娠初期の時期に重なってしまいます。結婚式前の準備は、忙しいのに妊娠が重なってしまうので、とにかく無理をしないことが一番です。

結婚式をキャンセルしないためにも、次のことに気をつけてください。

ポイント1:式場は近場を選ぶ

妊娠初期でも結婚式を成功させるポイントとして、妊娠初期の花嫁が長時間移動をしなくてもよいよう、なるべく近い式場を選ぶようにしましょう。

結婚式場や披露宴会場をまだ選んでいないなら、なるべく花嫁が無理なく移動できる範囲にすべきです。

妊娠初期には、後期と違って飛行機の搭乗にも制限はありません。しかし、妊婦の体調は日々変わりますので、結婚式当日も花嫁が万全な体調とは限りません。

ポイント2:花嫁に負担の少ないプログラムにする

妊娠初期の結婚式では、行うプログラムについても花嫁がたくさん歩く必要があるようなプログラムは行わないなど、工夫しましょう。

結婚式では定番のキャンドルサービスやビールサーブなど、招待客のテーブル周りを回るようなセレモニーがあります。

計画を立てている段階では問題ないと思っても、当日いきなり体調が変化している可能性があるので、なるべく負担の少ないセレモニーを選びましょう。

ポイント3:できるだけプランナーさんに任せて無理をしない

妊娠初期で結婚式を挙げることになるのなら、担当のプランナーさんに体調など詳しいことを話して、任せられることは任せてしまいましょう。

例えば招待状については、外注せずにプランナーさんに任せてしまうなどがあります。

思い通りの結婚式にしたいというのは少なからずあるでしょうが、少しでも体調に不安があるなら任せられることは任せた方が体調が楽になるでしょう。

ポイント4:当日の防寒対策など体調面で気になる点はしっかり相談しておく

挙式の式場と披露宴会場が離れている場合の移動手段や、ガーデンウェディングなら防寒対策など、妊娠初期で気をつけなければならないことがないか、プランナーさんに相談しておきましょう。

結婚式のプランナーさんは、何度も結婚式を執り行なっている結婚式の専門家です。

いろいろな結婚式のケースを知っているので、注意しなければならないこともよくわかっているでしょう。

ポイント5:ドレスは締め付けの少ないもの・パンプスのヒールは低めのものを

妊娠初期とはいえお腹をおさえつけるのはNGなので、結婚式で着るウェディングドレスやお色直しの衣装はお腹を締め付けないもの、パンプスもヒールの低いものを選びましょう。

妊娠初期はまだお腹が目立つということはほぼないのですが、それでもお腹周りは余裕のあるドレスがよいです。

Aラインのドレスやプリンセスラインのドレス、マーメイドラインのドレス、ヒールは安定感のあるものがおすすめです。

ポイント6:新郎や周りの人達のサポートが不可欠

妊娠初期での結婚式は、新郎はもちろんプランナーさんや周りの人達のサポートが不可欠になるので、妊娠を打ち明けてサポートしてもらえるようにしておきましょう。

妊娠初期の段階で、妊娠報告をしない人が多いのは、安定期に妊娠報告をするからです。

しかし、妊娠初期に結婚式を挙げるなら周りのサポートが必要なので、近しい人たちには妊娠報告をして手を貸してもらいましょう。

妊娠初期によくみられるつわりの症状と注意点

妊娠初期には「つわり」があると言われていますが、この「つわり」とは突然の吐き気や嘔吐などにおそわれることです。

つわりが起こるのは、においが原因になっていることが多いです。

食べ物や飲み物のにおいだけでつわりが起こってしまい、まともに食事もとれなくなる時もあります。結婚式に食事はつきものなので、香辛料などにおいがきつい料理は避けるなどの注意をしましょう。

妊娠初期に結婚式を挙げた先輩新婦の体験談

ここでは、妊娠初期に実際に結婚式を挙げた先輩新婦さんたちの体験談の一部を紹介いたします。

妊娠初期に結婚式を挙げることを心配している方、どんなことがあるのか不安な方はぜひ、先輩新婦たちの体験談をご覧になってみてください。

良かったこと

妊娠初期に結婚式をした先輩新婦の良かったことは、妊娠中ならではのセレモニーが行え、まだお腹がそこまで大きくなかったため、好きなドレスが選べたなどがありました。

確かに妊娠初期で不安な方も多かったため、あらかじめ参加者やプランナーに妊娠初期であることを告げていたので、体調が悪くなって休んでいても察し、さらにサポートしてもらえた、という感想がありました。

大変だったこと

妊娠初期の結婚式で大変だったことは、思っていたよりもお腹が大きくなってしまいドレスが合うかどうか分からなかったこと、体調不良になってかなりの部分を新郎やプランナーに任せてしまった、などがありました。

一般的に妊娠初期はそれほどお腹は大きくはならないと言われていますが、個人差が大きいです。

なるべくお腹に余裕をもったドレスを選んでおいた方が安心でしょう。

妊娠初期の結婚式は花嫁の体調を一番に考えつつ想い出に残る式にしよう

妊娠初期の結婚式は決して不可能ではありません。

他の人が大丈夫だったからと言って自分も大丈夫とは限らないし、また個人差が大きい部分があるので注意が必要です。

妊娠初期に結婚式を挙げるのならば、花嫁の体調を一番に考えて最初からなるべく楽にできるように計画し、想い出に残る結婚式を挙げましょう。