妊娠中でもあきらめない！マタニティウェディング
マタニティウェディングとは、新婦さんのお腹に赤ちゃんが宿っている状態で結婚式を行うことで、授かり婚をしたカップルの方や、結婚式の準備中に妊娠がわかった方などが実施します。
最近では、マタニティウェディングが定着しつつあり、周囲からの認知度も上がっているので、妊娠をしていても結婚式をあきらめる必要はありません。まだ迷っているという方のために、マタニティウェディングについて紹介していきます。
マタニティウェディングに向いている時期は？
妊娠中に結婚式を挙げたいけれど、体調や注意するべき時期がわからず、いつ結婚式を挙げればよいのか迷っているカップルの方も多いのではないでしょうか。
結婚式は決めることや準備することがたくさんあるので、準備の時間をどれだけ作れるのか心配な方も少なくないはずです。まずは、マタニティウェディングに向いている時期を詳しく紹介していきます。
体調が安定する妊娠中期
マタニティウェディングで1番向いている時期は、5ヶ月から7ヶ月の妊娠中期になります。妊娠中は体調に個人差がありますが、妊娠初期はつわりなどの不安もあるので、なるべく落ち着く頃の時期を目安にしましょう。
さらに、お腹の膨らみも妊娠後期よりは目立ちにくいので、安心してドレスを着ることができます。
準備にかけられる時間は短くなってしまう
マタニティウェディングは、妊娠中期を目安に式を挙げることが多いので、期間が決められている分、準備にかけられる時間は短くなってしまいます。
妊娠初期にも準備する必要があるので、自分の体調を見ながら、旦那さんや家族としっかり話し合い協力してもらいましょう。
妊娠初期は体調が安定しないので注意
個人差がありますが、妊娠初期はつわりなどを含め体調が安定しない時期なので、準備をする際も注意が必要です。
結婚式の準備は大事ですが、体調に関してはプランナーさんにも伝えながら、無理をせず進めていきましょう。
妊娠後期や臨月の場合は産後の挙式が安心
マタニティウェディングを行う時期が、妊娠後期や臨月になってしまう場合は、マタニティウェディングを諦め、出産をしてからの結婚式にしましょう。焦って結婚式をしても納得のいく結婚式ができない可能性があります。
出産後に子供と一緒に挙げる結婚式も、2人とはまた違った雰囲気を出せるのでおすすめです。新郎新婦でゆっくり話し合いながら、2人が納得いくかたちで結婚式を挙げてください。
マタニティウェディング準備のポイント4つ
マタニティウェディングになると、通常の結婚式よりも準備期間が短くなってしまう上に、体調に左右されてしまうので、しっかりとした結婚式ができるのか心配な方も多いはずです。
マタニティウェディングでは、準備のポイントを把握しておくことがとても大事になります。マタニティウェディングの準備で大事な体調、式場選び、ドレス選び、プログラムについてのポイント4つを紹介していきます。
ポイント1：何事も体調優先！無理はしない！
マタニティウェディングの準備のポイント1つ目は、体調についてです。結婚式において準備の期間はとても大事ですが、何よりも新婦さんの体調が一番になります。
プランナーさんとの話し合いの日などに体調が優れない場合は無理をせず、連絡をして予定をずらしてもらいましょう。
電話やメールなどを使って話し合いの時間を作ることもできるので、決めることがたくさんある場合は別の方法で準備を進めていくのも一つです。
ポイント2：式場選び
マタニティウェディングの準備のポイントの2つ目は、式場選びです。マタニティウェディングの対応をしている式場はたくさんありますが、その式場の中からどの式場にすればよいのか迷っている方もいるでしょう。
マタニティウェディングにどの程度対応しているかで、準備の進め方から結婚式の行いやすさ全てが変わってきます。
マタニティウェディング対応・専門の式場がおすすめ
マタニティウェディングの式場選びで大事なポイントは、マタニティウェディングに対応している専門の式場であるかということです。
マタニティウェディングに対応していると、経験のあるプロのプランナーさんがたくさんいるので、準備期間の配慮はもちろん、披露宴に出てくる料理なども安心して選ぶことができます。
体調面を1番に考えられるサービスがあることを重視しましょう。
立地や設備も重要
マタニティウェディングの式場選びで大事なポイントは、立地や設備がよいかということです。家から行きにくい式場を選んでしまうと、結婚式当日だけでなく、何度も通う準備期間を含め、新婦さんに負担がかかってしまいます。
なるべく家から通いやすい立地の式場を選び、できれば結婚式当日に休憩スペースなどを作ってもらえると体調面でも安心です。家からの距離を含め、周りの立地や設備もしっかり調べておくとよいでしょう。
式場は当然禁煙で
マタニティウェディングの式場選びで大事なポイントは、式場が禁煙であることです。最近の式場は披露宴会場がほとんど禁煙で、喫煙所は外にある場合が多くなっています。
披露宴の当日のお色直しなどの時にもなるべく、喫煙所を通らない動線を作ってもらえる式場であればより安心できるでしょう。このようなマタニティウェディングに対するサービスや配慮も、決める時に重要です。
ポイント3：ドレス選びが成功を左右する
マタニティウェディングの準備のポイント3つ目は、ドレス選びについてです。妊娠中は着られるドレスが少なくなってしまうと諦めてしまう方も多いですが、マタニティウェディング用のドレスが充実している式場もたくさんあります。
サイズやデザインも豊富なので、お腹を締め付けない自分に合うドレスを選びましょう。当日に近づくうちに体型が変わることもあるので、体型が調節できるようなドレスがあれば安心です。
ポイント4：プログラムを工夫して余裕を持たせる
マタニティウェディングの準備のポイント4つ目は、プログラムについてです。新婦さんの体調のことも考え、結婚式当日のプログラムを余裕があるものにしてもらいましょう。
お色直しの数を少なめにしたり、立つ回数を減らしてもらうなど、なるべく無理のないプログラムがおすすめです。移動の際の動線も短くしてもらえるとより安心になります。
マタニティウェディングでしかできない演出を楽しもう！
おめでたいマタニティウェディングなので、せっかくならマタニティならではの特別な演出で参列ゲストにサプライズをして、みんなで盛り上がりたいという新郎新婦の方も多いのではないでしょうか。
マタニティウェディングならではのおすすめの演出アイデアを挙式、披露宴、フォトウェディングにわけて紹介していきます。
演出アイデア：挙式編
マタニティウェディングの挙式でのおすすめ演出アイデアは、ベビーブレッシングです。
ベビーブレッシングのブレッシングとは祝福という意味があり、牧師さんや神父さんから赤ちゃんに向けてお祈りを捧げてもらう演出になります。
マタニティウェディングでしか見られないとても感動する演出なのでとてもおすすめです。
演出アイデア：披露宴編
マタニティウェディングの披露宴でのおすすめ演出アイデアは、サプライズムービーです。新郎新婦のプロフィールムービーの中で赤ちゃんがお腹にいる報告をすることで、参列ゲストにサプライズができます。
驚きと共にさらに祝福ムードにつつまれるので、とても盛り上がります。性別がわかっていれば、その報告も演出として加えると、よりサプライズとして喜ばれるでしょう。
フォトウェディングにするのも一案かも
マタニティウェディングのフォトウェディングでおすすめの演出アイデアは、マタニティウェディングならではのお腹を使った写真を撮ることです。
お腹を使って妊娠中にしかできない写真を撮ることで、その時の思い出としてしっかり残ります。結婚式をするのが難しいと感じる方は、フォトウェディングがおすすめでしょう。
状況に合わせたマタニティウェディングで結婚を無理なく楽しく祝おう！
マタニティウェディングの向いている期間や進め方のポイント、演出アイデアなどを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
マタニティウェディングを行う上で必要なポイントを掴めば、妊娠中の結婚式を諦める必要はありません。新郎新婦でしっかり話し合い、心に残るマタニティウェディングにしましょう。