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結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー6つ|挨拶を新郎新婦がする場合

結婚式の乾杯挨拶とは

結婚式は、新郎新婦と2人を祝福する来場者の全員が一丸となって楽しいひと時を乾杯しながら過ごします。

結婚した両人の紹介はもちろんですが、司会者や友人の代表、親族なども挨拶をして、乾杯の音頭をとることがあるでしょう。

要するに、結婚式のメインである新郎新婦を盛り上げるため、グラスを片手に来場した全員で祝福する時間が、結婚式のプログラムに組み込まれるのが一般的です。

乾杯の挨拶は誰にやってもらう?

結婚式で乾杯の挨拶をしてもらう人は、新郎新婦が決めることが多いです。

乾杯の挨拶は、挙式の中でも重要な場面であるため、一般的には会社の上司や、家族、知人などに乾杯の挨拶を依頼することが多いでしょう。

つまり結婚式の乾杯の挨拶は、新郎新婦によって自由に決められていることがほとんどです。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー

これから結婚式の乾杯の挨拶を誰かに依頼する場合、知っておくとよいマナーをご紹介します。

乾杯の挨拶は大勢の前で祝辞を述べ、乾杯の音頭をとるケースが一般的です。自ら名乗り出て、挨拶を引き受けてくれるケースは少ないでしょう。そのため、乾杯の挨拶を依頼するときの会話や言葉遣い、服装などにも注意が必要です。

それでは、結婚式・結婚披露宴・結婚パーティーなどでの乾杯のスピーチを依頼するときのマナーを見ていきましょう。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー1:直接会って頼む

まずシンプルな依頼方法として、手土産や謝礼を持参して直接会って頼む方法があります。新郎側や新婦側の望む頼みやすい人へお願いしましょう。

大勢の人前で発声しますので誰に頼むか困惑してしまったら、近しく気軽に頼める相手に結婚式乾杯のあいさつを丁寧にお願いします。

真面目な内容なのか、それともおもしろい雰囲気で会場を盛り上げて欲しいのか、結婚する側のオーダーも取り込んで受け入れてくれる相手がおすすめです。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー2:2ヵ月前までに頼む

結婚式における乾杯の挨拶を依頼された人は、文例などを見て話す内容を作る時間が必要となります。結婚式・披露宴における乾杯の挨拶の依頼は、結婚式よりも2ヶ月ほど前までに相手へ依頼を済ませるのがベターです。

早目に結婚式の乾杯の挨拶を依頼することで、相手はじっくりとスピーチする内容やエピソード、構成を考える時間ができるので、結婚する側とスピーチする側のどちらにとってもよいでしょう。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー3:断られたらしつこくしない

結婚式の乾杯の挨拶を依頼して断られた場合、相手へしつこくお願いすることはマナー違反です。

結婚式で行われる乾杯音頭は、人によっては受けたくない任務です。そのため、義理堅い間柄でも断られてしまうことは少なからずあります。

1、2度お願いをして、それでも結婚式の乾杯の挨拶を断られてしまった場合、諦めて別の人へ結婚式乾杯のスピーチを依頼してみましょう。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー4:詳細を追って知らせる

自分たちの結婚式の乾杯の挨拶を依頼した人には、追って依頼文を作って詳細を知らせると丁寧です。

動画などでも構いませんので、結婚式当日に話して欲しいことを中心として、結婚式で乾杯の挨拶をしてくれる人のみへ当日の段取りなどもしっかりと知らせておきます。

同じ人に結婚式の二次会スピーチを依頼するケースもあるため、事前に詳細な内容を相手へ伝達しておくことで、結婚式当日の乾杯の挨拶がスムーズに行われます。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー5:熱意を伝える

結婚式の乾杯の挨拶は率先して受けてくれる人は少ないですので、熱意を伝えて引き受けてもらいましょう。

結婚式の乾杯の挨拶を「ウェルカム!」と思う人は、多くはないでしょう。そのため、結婚する側の熱意を伝えて懇願してみましょう。もちろん、相手も断る権利はありますので、しつこくならない範囲で行うのがマナーです。

結婚式の乾杯の挨拶を依頼するマナー6:交通費や宿泊費についても伝える

結婚式の乾杯挨拶をしてくれる人に、会場までの交通費・遠方の場合に必要な宿泊費を渡すことも一般的です。

結婚スピーチはひと仕事でもありますので、引き受けてくれた人へ感謝の気持ちはもちろんですが、使う交通費や宿泊費も事前に聞くか調べておいて準備しておくとよいでしょう。

重大な任務でもあるのが結婚式での乾杯の発声ですので、労をねぎらう意味でもお礼を忘れずに行うことも相手へのマナーです。

乾杯の挨拶を依頼した際のお礼について

結婚式の乾杯のスピーチをしてくれる人への挨拶やお礼について見ていきましょう。

結婚式の乾杯の音頭は重大な任務でもあるため、担当者へお礼をする必要があり、お礼をするタイミングもあります。どういった方法がよいのか、ぜひ把握しておきましょう。

乾杯の挨拶を依頼した際のお礼について1:当日お礼する

結婚式で乾杯の挨拶を引き受けてくれた相手へのお礼は、挙式当日に済ませます。

結婚式が開始される前に担当者へ挨拶とお礼を述べるのが一般的です。会場で顔を合わせたら、再度お願いとお礼の気持ちを伝えましょう。

ただ、どうしても挙式前に担当者と会うことができない場合、結婚式終了後に気持ちを伝えておきましょう。

乾杯の挨拶を依頼した際のお礼について2:後日お礼する

結婚式で乾杯の挨拶を引き受けてくれた人へ、挙式が全て終了した後日に改めてお礼をする方法があります。

挙式当日は大勢の来客があるため、じっくりと会話をする時間がありませんので後日ゆっくりと会ってお礼をしたり食事をしたりして、相手へ感謝の思いを伝える方法もおすすめです。

自分たちの人生の晴れ舞台の重大な任務を請け負ってくれた相手ですので、遅くなっても忘れずにお礼を述べておきましょう。

乾杯の挨拶を新郎新婦がする

結婚式で乾杯のご発声を他者へ依頼せず、新郎新婦が行うケースもあります。

結婚する両人が自分たちで乾杯の挨拶をして会場を盛り上げる方法もあるので、その4つについて見ていきましょう。

乾杯の挨拶を新郎新婦がする1:新郎新婦がするメリット

結婚式で乾杯の挨拶を新郎新婦がするメリットは、来客へ気持ちが伝わりやすいです。

第三者が盛り上げるのではなく、結婚する両人が自分たちの言葉で直に会場の来客をもてなしたり、現在の思いを語ったりするので説得力があります。

また、わざわざ他者へ結婚式の乾杯の挨拶を依頼したり、お礼をしたりする手間も省けますので、新郎新婦が乾杯の挨拶を行うのはメリットを感じる点もあるでしょう。

乾杯の挨拶を新郎新婦がする2:ウェルカムスピーチの後に続けてする

披露宴で行うウェルカムスピーチを新郎新婦が行い、その後の乾杯の挨拶も新郎新婦が行う方法があります。

仲介者を立てず、新郎新婦みずからでウェルカムスピーチや乾杯の挨拶を行うスタイルがありますので、自分たちの結婚式を自分たちでつくりたい新郎新婦におすすめの方法です。

乾杯の挨拶を新郎新婦がする3:ウェルカムスピーチの文例

結婚式で話すウェルカムスピーチには定型がありますので、事前に把握しておきましょう。

挙式当日は口ごもることがなく、スムーズなウェルカムスピーチができればよいので、結婚式の前日までにウェルカムスピーチの例文をリサーチしておくのがおすすめです。

来客へわざわざ会場まで足を運んでくれたお礼、そして仲間や会社や親族への感謝など語りつくせないですが、スピーチする内容を事前にまとめておきましょう。

乾杯の挨拶を新郎新婦がする4:乾杯の挨拶の文例

新郎新婦が結婚式で行う乾杯の挨拶には定型があるため、事前に把握しておきます。乾杯の挨拶にもウェルカムスピーチと同じように定型や例文があります。例文は本屋でも購入できますし、インターネットなどでリサーチしてみてもよいでしょう。

結婚するまでの馴れ初めや未来について、また来場者への感謝などが中心となりますので、あらかじめ結婚式でスピーチする乾杯の挨拶の文章を作成しておくことが好ましいです。

結婚式の乾杯の挨拶についてマナーを知っておこう!

今回は結婚式で行う乾杯の挨拶についてご覧いただいてきましたが、理解が深まったでしょうか。

結婚式には多くのマナーが存在していますので、事前にどういったマナーが必要なのかを学んでおくとよいでしょう。誰にとっても失礼のない心地よくて晴れやかな日となるように、ぜひとも新郎新婦の思いのこもった素敵な結婚式を挙げてください。