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結婚式BGMは未来への旅立ち!【シーン別】おすすめの選び方11選

結婚式BGMとは

結婚式にかかせないのがBGMです。BGMの選曲しだいで、その場の雰囲気をガラリと変えることが可能になります。ムードを盛り上げたり、メリハリをつけたりする場合に使われることが多いです。

BGMには歌のないインストゥルメンタルと歌入りとあります。シーンによって使い分けると結婚式も盛り上がります。

BGMを選ぶ時の注意点

いざ結婚式のBGMを決めるとなると悩んでしまう方も多いですが、シーンごとにBGMをピックアップし、雰囲気に合った曲を選びます。

選曲する注意点ですが、まず始めに曲数を確認しましょう。シーン別にBGMを選曲すると演出がより印象的になります。

結婚式のシーン別に時間配分を知り、BGMのどの部分を使いたいのかを明確にします。シーンの長さによって適切にBGMを選ぶことが可能です。

BGMの著作権

結婚式場が「JASRAC(ジャスラック)」と契約しているかどうか確認をしましょう。結婚式で使うBGMは定まっている手続きを正しく踏まないと著作権侵害になることもあります。

JASRAC(ジャスラック)と提携している結婚式場なら選曲した楽曲を利用する際の手続きをしてくれるので、自分たちでする必要はありません。使いたい曲はダウンロードせずCD(原盤)を購入するといいでしょう。

【シーン別】結婚式BGMのおすすめの選び方11選

演出には欠かせないBGMをシーン毎に選曲するのは大変な作業です。

結婚式で使用するBGMは、一般的に2人の思い出の曲を最優先して使用することが多いです。全体のバランスも考えてゲストが耳にして心地よいBGMを考慮しましょう。

結婚式の準備の中でも一番選ぶのに苦労する結婚式のBGMの選び方やおすすめの楽曲について紹介します。

おすすめの選び方1:迎賓「エターナル」葉加瀬太郎

これから始まる披露宴が待ち遠しく感じる雰囲気を演出してくれます。

披露宴が始まる前のシーンで入場をより盛り上げてくれるので、落ち着いていて雰囲気のある曲を選曲されることがほとんどです。

エターナルはアットホームな雰囲気のある曲なので、迎賓にはピッタリのBGMでしょう。

おすすめの選び方2:入場「安室奈美恵 CAN YOU CELEBRATE? feat. 葉加瀬太郎」Dimension Point

Can You Celebrateは安室奈美恵さんの代表する曲で、バイオリニストの葉加瀬太郎氏がバイオリンのアレンジをすることによってロマンチックな曲になっています。

近年ゲストが余興などで歌われることが多くなった楽曲ですが、入場のシーンではサビの部分がよく使われていることが多いです。アレンジされたことにより、結婚式で流すBGMとしてとてもよく親しまれています。

おすすめの選び方3:乾杯「CHEMISTRY 君をさがしてた〜New Jersey United〜」DefSTAR RECORDS

この曲はドラマ「ウエディングプランナー」の主題歌で、CHEMISTRYのファンでなくても人気のある正統派ラブソングです。乾杯の際、BGMのボリュームを調整して音に躍動感をつけてあげるとより一層会場は盛り上がるでしょう。

今まで多くのカップルが結婚式で使った人気の結婚式BGMです。乾杯の後は歓談タイムの始まりとなるので、静かめな曲調ではなく、賑やかで楽しげな曲を選曲するようにしましょう。

おすすめの選び方4:ケーキ入刀「ケツメイシ 君と出逢って」avex trax

ケツメイシの曲は花嫁になる女性への一途な想いを綴った内容の歌詞が、素敵な結婚式のBGMにピッタリの楽曲です。スローテンポの曲が結婚式のBGMに使いやすく、結婚式を盛り上げてくれると人気がでています。

この曲のケツメイシのプロモーションビデオも実際の結婚式の風景が使用されていて、とても温かな結婚式の雰囲気が伝わってきます。二人のハッピー感を感じられるものが良いでしょう。

おすすめの選び方5:歓談「X JAPAN Forever Love」イーストウエスト・ジャパン

曲名とスローテンポな曲の流れが結婚式のBGMで選ばれ、近年この楽曲を選ばれるカップルが多いです。曲名だけで二人の愛は永遠に続くというイメージを連想させます。

2010年の横綱白鳳の結婚式にYOSHIKI本人がバイオリン音団と共演し、X JAPANの代表曲「Forever Love」をピアノで生演奏をし、素敵なパフォーマンスを披露しました。

新郎新婦の感動の様子がワイドショーで流れていたことで、さらに結婚式BGMとして人気が出ました。

おすすめの選び方6:お色直し「コブクロ Million Films」ワーナーミュージック・ジャパン

こちらも結婚式定番BGMで、ミドルテンポの曲が爽やかな結婚式に人気のある曲です。結婚式では様々なシーンに使われています。

歌詞の内容は二人の日常や、これから先の新しい毎日、二人の強い絆など二人が一緒に未来に向かって歩んでいこうという想いが描かれている曲です。

ハーモニーがとてもきれいな曲なので、中でもお色直し後の登場にはインパクトもあり、歩きやすいテンポなのでおすすめです。

おすすめの選び方7:演出花束贈呈「家族になろうよ」福山雅治

両親への花束贈呈のシーンの曲で根強い人気をもっているのが「家族になろうよ」の曲です。今では結婚式の定番のBGMになっている楽曲ですが、もとは結婚情報誌のゼクシィが福山雅治さんにお願いして「結婚式をテーマ」にした曲を依頼しました。

歌詞も結婚式のBGMにとてもふさわしいピッタリの曲となり、両親や祖父母まで喜んでくれる曲になっています。歌詞の中からも家族になり、そして新しい家族が増えていくという未来をイメージさせられます。

何とも言えないあのスローテンポと歌詞が、感動と涙をそそられる感動曲として親しまれています。

おすすめの選び方8:両親へ感謝の手紙「愛をこめて花束を」Superfly

結婚式の感動のシーンに使われるBGMで、花嫁が両親へ感謝の気持ちを書いた手紙を読み上げる時の定番のBGMです。花嫁の手紙は結婚式の定番の演出で、ゲストも楽しみにしている方も多いシーンでしょう。

その感動のシーンを盛り上げてくれるのが「愛をこめて花束を」です。力強い歌声と、歌詞に込められた想いを鮮明に読み取ることのできるメッセージ性の強い曲です。

手紙の内容とリンクしたBGMだと気持ちもより一層伝わります。

おすすめの選び方9:退場「西野カナ Always」SME

スケールの大きい曲のイメージが強いので、ゲストの退場のシーンや送賓のBGMに使用されることが多いBGMです。「Always」はスローテンポなラブソングで結婚式のBGMにピッタリの曲です。

西野カナさんのプロモーションビデオにもウェディングドレス姿で登場しているので、結婚式のBGMを意識して作られているのでしょうか。今後結婚式の定番BGMになる可能性もあります。

おすすめの選び方10:エンドロール「小田和正 たしかなこと」BMG JAPAN

結婚式の披露宴の最後に使いたい、エンドロールムービーで流したいという人も多い、人気のある結婚式のBGMです。歌詞にもあるように愛する人への想いを告げるラブソングになっています。

今の気持ちを忘れずにこの先もずっと愛していこうという気持ちが込められたBGMです。小田和正さんの澄んだ歌声が響き渡り、会場が感動の渦で盛り上がります。式の締めくくりにピッタリの曲で、ふたりの明るい未来を感じさせるおすすめのBGMです。

おすすめの選び方11:送賓「Heal the World(ヒール・ザ・ワールド)」 Michael Jackson

結婚式のBGMにマイケル・ジャクソンの曲と聞いて驚かれる方もいらっしゃいますが、1980年代生まれの新郎新婦に人気の高い曲です。結婚式のBGMで使われるシーンは、圧倒的に送賓での使用が多いBGMになります。

「Heal the World」を和訳すると、新しい命について子供たちが素晴らしい世界で過ごせるような良い世界にしたいという願いが込められた曲です。

ふたりの結婚準備ブック

マナーの第一人者である岩下宣子さんの著書で、今どきのマナーや心遣いが解かります。結婚が決まり、6ヵ月前から何をすればいいのかが、事細かに書かれた本です。

イラスト入りなので解りやすいと購入される方が多く、結婚が決まった娘さんに送られるお母さまもいらっしゃいます。これを読むと今どきの常識が理解できます。

【シーン別】結婚式BGMを選ぶ時のコツ10つ

結婚式の演出に欠かせないBGMですが、シーン毎に細かく選曲しないといけなかったり、準備だけでも大変ですが手抜きもできません。結婚準備の中でも手間のかかる大変な作業のひとつです。

選曲するのにコツやポイントを押さえるだけで、スムーズに選曲することが可能です。それぞれのシーンでの選曲の仕方を紹介しましょう。

コツ1:「迎賓」披露宴のスタート耳に心地良い曲

迎賓のシーンではBGMが5~6曲は必要になります。結婚式全体に統一感をあるようにしたいという場合は、BGMのジャンルを統一するのが良いでしょう。

ハードロックやパンク系などは曲調がとても激しいものとなるので、結婚式のBGMには向いていないので、耳に心地よい曲にすることをおすすめします。おすすめのジャンルは洋楽、J-pop、クラシック、オルゴール、ディズニーなどです。

コツ2:「入場」注目のシーンなのでインパクトの強い曲

結婚式で新郎新婦の入場は一番の見せ場になります。BGMのサビの部分での新郎新婦の登場となるので、曲が始まってから20~30秒ほどでサビがくる、5分位の曲を選ぶのが良いです。

ドアが開いて新郎新婦の登場となるので、曲のサビの部分になるようにするのがポイントです。入場のシーンは注目度も高いので、サビはインパクトのある曲にすることをおすすめします。

コツ3:「乾杯」祝宴スタートは明るい曲

乾杯のシーンは、これからパーティが始まる合図となります。乾杯のシーンの曲には華やかさを感じる曲調の会場内に響き渡るようなBGMがおすすめです。

歌が入っている曲は歌いだしから盛り上がってくるような感じで、クラッシックを選ぶのならオーケストラやオペラなど重厚な曲調が合います。

コツ4:「ケーキ入刀」初めての共同作業二人の個性が感じられる曲

結婚式の中で一番のシャッターチャンスがケーキ入刀のシーンです。披露宴司会者の合図でケーキ入刀のBGMが流れるのが一般的な流れになります。

乾杯のシーンに似合いのBGMは、アップテンポでノリのいいBGMがおすすめです。

コツ5:「歓談」お食事のイメージに合う曲

歓談のシーンでのBGMは「静か過ぎず、騒がしすぎず」ゲストに料理と会話を楽しんでもらえる落ち着いた曲調のBGMが合います。

ゲスト同士の会話の邪魔にならないように、カフェで流れているようなBGMやレストランで流れているような曲のイメージでなごやかなムードになるように選曲することがおすすめです。

ゲストがゆったりとリラックスすることができる、楽しく過ごせるような曲選びがポイントになります。

コツ6:「お色直し」中盤に入るタイミングメリハリのある曲

お色直しは最初の衣装とは違った雰囲気のある衣装で登場することが多いです。始めの入場でインパクトの強い感動的なBGMを選曲したのなら、お色直しでの入場のBGMはゲストの皆さんが知っているような曲にしてみるなど、選曲の幅が広がります。

衣装に合わせてBGMを決めたり、雰囲気が違った印象のBGMがおすすめです。BGMの流すタイミングも、ドアが開く瞬間にサビが来るように調節すると会場も盛り上がります。

コツ7:「演出花束贈呈」感謝や家族をKWにした曲

両親への花束贈呈は披露宴のクライマックスです。花束贈呈は新郎新婦が両親に感謝を伝える大事なシーンであり、感謝の気持ち「ありがとう」をイメージできる曲を選ぶことをおすすめします。

花束贈呈のシーンはゲストも感動する場面でもあるため、贈るタイミングにサビがくるように合わせましょう。バラード系のしっとりとした感じのBGMがぴったりですが、洋楽のウェディングソングもメッセージ性が高まって感動も増します。

コツ8:「両親へ感謝の手紙」気持ちが伝えられるような穏やかな曲

花嫁が両親へ手紙を読む場面はとても感動するシーンです。BGMに歌詞が入っていると、手紙の内容が耳に入ってこずBGMの歌詞が気になって集中できないという意見も多くあります。

花嫁の声の邪魔にならないようなBGMを選ぶことがベストです。好きな曲のオルゴールバージョンであったり、歌の入っていないインストゥルメンタル、歌詞が気になりにくい洋楽を選ぶと花嫁の読む手紙に集中できます。

コツ9:「退場」フィナーレ未来を感じさせる曲

退場のシーンではこれからの二人の門出に合う明るい感じのドラマチックなBGMで退場したいものです。やはり曲のサビ部分で退場するのであれば、選んだ曲をそのまま流してもらうだけではなく、前もってプランナーと打ち合わせをしておくことをおすすめします。

サビが来る前に新郎新婦退場となってしまわないように、曲のどの部分を流してほしいのか決めておきましょう。

コツ10:「エンドロール」謝辞に合うバラードやもの静かな曲

エンドロールは披露宴が終わり、新郎新婦と両親がゲストをお見送りする時間です。結婚披露宴終演後の帰るゲストを見送る際のBGMは、明るい爽やかな曲がピッタリ合います。

ゲストが立ち止まり過ぎずにスムーズに流れを作るようなアップテンポなBGMにするのがポイントです。良い結婚式だったと楽しい気持ちで帰っていただけるようなBGMが理想でしょう。

結婚式BGMは二人の個性に合う曲を選曲しよう

結婚式のBGMは結婚式の雰囲気作りにとても重要であり欠かせないものです。すべて自分たちの好きな曲を使うのもいいのですが、雰囲気を盛り上げるためにはやっぱりシーン毎のBGMを選んだ方が盛り上がります。

シーンごとに適切なBGMを選んで、結婚式を素敵に演出したいですね。自分達がやりたい結婚式をイメージして雰囲気や演出など想像しながら決めていくとスムーズにBGMを選ぶことができます。

一生で一度の結婚式です。思い出深い最高の結婚式にしましょう。