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結婚式の指輪の扱い方は?結婚式で婚約指輪を着ける方法5選と注意点3つ

結婚に関わる指輪の種類

結婚に関わる指輪の種類をご存知でしょうか。結婚に関する指輪は主に2種類あり、「結婚指輪」と「婚約指輪」が挙げられます。

英語では、結婚指輪のことをマリッジリング、婚約指輪のことをエンゲージリングと呼んでおり、結婚指輪と婚約指輪は似ているようで全く意味の異なる指輪になりますから、きちんと意味を押さえましょう。

ここからは結婚に関わる指輪の種類「結婚指輪」と「婚約指輪」についてさらに詳しくご紹介します。

結婚指輪

まず初めに詳しくご紹介するのは、「結婚指輪」です。結婚指輪とは、結婚をしたという証や記念という意味が込められている指輪です。

結婚したという証や記念の意味があるため、2人で選んで購入する指輪だと言われています。また、結婚してからは日常的に肌身離さず身に付けるものなので、付け心地がよくシンプルなデザインの指輪が多いです。

婚約指輪

婚約指輪とは、婚約が成立したという証として渡す指輪のことです。一般的には、プロポーズの時に男性から女性に贈られる指輪とされていますが、女性から男性に送るケースもなくはありません。

また、婚約の証としての指輪ということもあり、デザインにこだわった華やかで豪華な指輪が多いです。

結婚式で指輪を扱うセレモニー2つ

続いては結婚式で指輪を扱うセレモニーについてご紹介します。

結婚式で指輪を扱うのは、「指輪交換」と「エンゲージカバーセレモニー」の2つのセレモニーです。「指輪交換」は定番のセレモニーであり、広く知られているため耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

それぞれどのようなセレモニーなのか詳しく解説していきます。

結婚式で指輪を扱うセレモニー1:指輪交換

結婚式で指輪を扱うセレモニーの1つ目は、指輪交換です。

指輪交換とは、結婚式の中でお互いに永遠の愛を誓い、お互いの指に指輪をはめ合う儀式のことです。指輪をはめ合う順番は、新郎から新婦への順で行います。

この指輪交換の儀式は、中世ヨーロッパにおけるキリスト教の結婚式から始まったと言われています。現代でもキリスト教式の挙式では儀式の1つになっています。

しかし、宗教にかかわらず、神前式や人前式でも指輪交換を行うことができます。

結婚式で指輪を扱うセレモニー2:エンゲージカバーセレモニー

結婚式で指輪を扱うセレモニーの2つ目は、エンゲージカバーセレモニーです。

エンゲージカバーセレモニーは、近年行われることが多くなってきている結婚式でのセレモニーです。挙式中の指輪交換の後に、再度新郎から婚約指輪を新婦の指に贈ります。

結婚指輪の上に婚約指輪を重ねて付けることから、誓った2人の永遠の愛に蓋をするという粋で素敵な意味が込められています。

結婚指輪を初めてつけるタイミング3パターン

結婚指輪をつけるタイミングをご存知ですか。結婚式に初めてつけるのが正しいのか、結婚式を挙げない場合はどうしたらいいのか、結婚指輪を購入したらつけてもいいのかなど、さまざまな疑問を持つ人は多いでしょう。

ここからは、結婚指輪を初めてつけるタイミングについて詳しくご紹介します。今回ご紹介するタイミングは全部で3パターンありますので、結婚指輪をつけるタイミングに悩んでいる人はチェックしておきましょう。

結婚指輪を初めてつけるタイミング1:結婚式

結婚指輪を初めてつけるタイミングの1つ目は、結婚式です。

式の間で行われる指輪交換の儀式で、お互いに初めて結婚指輪を身に付け、参加者にもお披露目します。それ以降は外さずに結婚指輪を身に付けるという流れが一般的です。

結婚式という記念すべき日までつけずに楽しみを取っておくと、気持ちが高まるでしょう。

結婚指輪を初めてつけるタイミング2:入籍した時

結婚指輪を付けるタイミングの2つ目は、入籍した時です。

婚姻届を本籍地や所在地の市役所などに届け、認められて受理が完了することで入籍日が確定します。法律上結婚した日として入籍日に初めて結婚指輪をつける人も多いでしょう。

結婚式を挙げる方も挙げない方も、初めて指輪をつけるには入籍したその日を選んで問題ないでしょう。入籍した日から結婚式まで日にちが空いてしまう場合には、入籍日に結婚指輪をつける、といったケースもあります。

結婚指輪を初めてつけるタイミング3:婚約指輪を兼ねる

結婚指輪を婚約指輪と兼ねることで、プロポーズの時に初めて指輪をつけることになり、結婚した後も同じ指輪をつけることができるというケースもあります。

婚約指輪と兼ねることで、ブライダルにかかる費用を抑えることができ、その分新婚旅行や新居など、2人の楽しみにお金を掛けられるというメリットがあります。それらのメリットから、近年では結婚指輪を婚約指輪と兼ねるカップルも多くいます。

結婚式で婚約指輪をつける方法5選

結婚式では結婚指輪をつけることが一般的です。せっかくプロポーズの時に素敵な婚約指輪をもらっても、お披露目出来ないなんてもったいないと考える花嫁さんは多いのではないでしょうか。

そんな花嫁さんの悩みをここで解決しましょう。ここからは結婚式で婚約指輪をつける方法について5つ詳しくご紹介します。結婚式で婚約指輪をつけたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式で婚約指輪をつける方法1:結婚式を通して着用

結婚式で婚約指輪をつける方法の1つ目は、結婚式を通して着用する方法です。

プロポーズされたときに渡された大切な思い出のある指輪を、さらに大切な結婚式の挙式日にも肌身離さず身に着けておきたい、と考える人はいるでしょう。

婚約指輪を付け替えるタイミングは多くありますが、結婚式当日は忙しいこともあり、婚約指輪を1日中つけることで付け替え時の紛失の心配がなくなり、おすすめです。

結婚式で婚約指輪をつける方法2:披露宴から着用

結婚式で婚約指輪をつける方法の2つ目は、披露宴から着用する方法です。

「結婚式中では指輪交換もあるし、婚約指輪をつけるのは気がかり」という方におすすめの婚約指輪をつける方法です。披露宴は、結婚式の挙式よりは少しカジュアルになり、華やかな雰囲気ですから、豪華な婚約指輪が映える時です。

披露宴で婚約指輪をつける時には、結婚指輪の上から重ねてつけるのがよいでしょう。

結婚式で婚約指輪をつける方法3:挙式のみ着用

結婚式で婚約指輪をつける方法の3つ目は、挙式のみ着用する方法です。

挙式のみ着用する方法は、高価で大切な婚約指輪をみんなにお披露目したいけれど、なくしてしまったり傷を付けてしまったりしたら大変だと心配している人におすすめの方法です。

また、エンゲージカバーセレモニーを行う人にもおすすめで、結婚指輪の上から重ねてつけてもよいでしょう。

または、右手の薬指に婚約指輪をつけておくというスタイルもあります。

結婚式で婚約指輪をつける方法4:お色直しから着用

結婚式で婚約指輪をつける方法の4つ目は、お色直しから着用する方法です。

お色直しで着るドレスや着物が変わり、雰囲気も変わりますから、そのタイミングで婚約指輪をつける花嫁さんも多いと言われています。

結婚式の挙式では結婚指輪を目立たせて綺麗に見せたいけれど、婚約指輪もお色直しに合わせてお披露目したいという方におすすめの方法です。ドレスによって雰囲気も変わりますから、指輪が変わっても違和感なく自然にお披露目できます。

結婚式で婚約指輪をつける方法5:2次会のみ着用

結婚式で婚約指輪をつける方法の5つ目は、2次会のみ着用する方法です。

結婚式の2次会は、肩の力が抜けつつも華やかな雰囲気になるため、豪華な婚約指輪をつけるにはぴったりなタイミングになるでしょう。また、結婚式ではグローブなどの関係でダイヤが付いた婚約指輪が付けられなかったという方にもおすすめの方法です。

2次会で婚約指輪をつけることを考えて、ドレスや着物選びをするといいでしょう。

結婚式で婚約指輪をつける注意点3つ

ここまでで結婚式で婚約指輪をつける方法についてご紹介しました。結婚式でせっかくの婚約指輪をお披露目したいと考えていた花嫁さんの参考になったでしょうか。

結婚式でも婚約指輪をつける方法はあり、実際に婚約指輪をつける花嫁さんは多くいます。しかし、結婚式で婚約指輪をつける際には気を付けた方がよい注意点があります。

ここからは結婚式で婚約指輪をつける時の注意点を3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

結婚式で婚約指輪をつける注意点1:右手薬指につけておく

結婚式で婚約指輪をつける注意点の1つ目は、右手薬指に付けておくということです。

結婚式で1日中婚約指輪をつける予定の人には特に注意すべきポイントです。結婚式で指輪交換をする際に、左手の薬指にすでにリングがあると不自然で違和感があります。

そのため、結婚式の挙式の間は右手の薬指に婚約指輪を付け替えるのがおすすめです。指輪交換の後には婚約指輪を左手の薬指に付け替え、結婚指輪に重ねてもよいでしょう。

結婚式で婚約指輪をつける注意点2:リハーサルで段取りを確認する

結婚式で婚約指輪をつける注意点の2つ目は、リハーサルで段取りを堪忍するということです。

結婚式の挙式の中で左手薬指に婚約指輪をつけたいという場合には、指輪交換の時にグローブと一緒に婚約指輪を外すという段取りになる場合もあります。

そのため、リハーサルできちんとどのように婚約指輪を扱うのかを新郎新婦で確認しておくと安心です。さらに、婚約指輪をつけていてもグローブをつけて目立たないか、フィットするかといった点を確認することも大切です。

結婚式で婚約指輪をつける注意点3:紛失に注意する

結婚式で婚約指輪をつける注意点の3つ目は、紛失に注意するということです。

結婚式はやることがたくさんあり、お色直しで着替えることも多くあります。花嫁さんはとても忙しいため、いつ婚約指輪を外したのか、どこに置いたのかとわからなくならないよう、きちんと保管しましょう。

せっかく記念となる素敵な婚約指輪が紛失してしまっては、悲しいどころではなくなってしまいます。結婚式当日はとくに婚約指輪の管理に充分注意しましょう。

結婚式の結婚指輪や婚約指輪の扱い方を把握しておこう

結婚式での結婚指輪や婚約指輪の扱い方について詳しくご紹介しました。

結婚指輪だけでなく婚約指輪も大切にしたいと考えている人は、結婚式でも指にはめておきたいものでしょう。より素敵な結婚式にするためにも紛失しないようにしっかりと管理し、注意点を押さえておきましょう。