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結婚式の招待状は手作りできる?手作りするメリット5つとデメリット4つ

結婚式の招待状を手作りすることはできる?

結婚式の招待状を、手作りにしようと考えている方も多いのではないでしょうか。

結婚式にゲストを招待するのであれば、招待状は欠かせないものです。結婚式の招待状は式場に頼んでも、外部の業者に頼んでも、自分たちで手作りしてもOKです。それぞれに良さがあり、それぞれにデメリットもあります。

今回は、自分たちで招待状を手作りすることのメリット、デメリットをそれぞれを詳しく紹介していきます。

結婚式の招待状を手作りするメリット5つ

まずは、結婚式の招待状を手作りするメリットから見ていきましょう。

結婚式の前は準備や打ち合わせなど、新郎新婦はバタバタしているものです。そんな中、自分たちで招待状を作るのはなかなか大変なものです。しかし想いが伝わる分、手作りの招待状をもらった相手はうれしいものです。

ここでは招待状を手作りする5つのメリットを紹介しますので、参考にしてみてください。

結婚式の招待状を手作りするメリット1:好きなデザインを選ぶことが出来る

結婚式の招待状を手作りするメリット1つ目は、好きなデザインを選べることです。

センスのある人からビックリするくらいオシャレな招待状が届いた経験はないでしょうか。招待状をイチから手作りする場合は、招待状の形、使う用紙、装飾など全部を好きなデザインにすることができます。

また、字のフォントによっても印象が変わるものです。手作りの場合は、フォントも自分好みにすることができる点もメリットと言えるでしょう。

結婚式の招待状を手作りするメリット2:修正した場合もすぐ対応可能

結婚式の招待状を手作りするメリット2つ目は、すぐに修正の対応ができる点です。

式場や業者に招待状を頼んだ場合、修正したい箇所があった時にいちいち連絡を取らなければなりません。また、連絡の行き違いで更なる修正が発生する場合もあります。

その点、手作りであれば、修正したい箇所があったときに、自分たちですぐに修正することができます。文字などは印刷する前の段階で入念にチェックしておきましょう。

結婚式の招待状を手作りするメリット3:費用が安い

結婚式の招待状を手作りするメリット3つ目は、費用を抑えられる点です。これは手作り招待状の大きなメリットと言ってもいいでしょう。

式場に頼んだ場合はプロなので品質は保証されます。しかし、やはりコストはかかってしまうものです。

その点、手作り招待状の場合、シンプルなものにすればとことんコストを抑えることも可能です。招待状のコストで浮いた資金を、式の費用にまわすこともできます。

結婚式の招待状を手作りするメリット4:メッセージを書き込むことができる

結婚式の招待状を手作りするメリット4つ目は、ゲストそれぞれにメッセージをつけることができる点です。

招待者それぞれを思い浮かべながら、一人ひとりにメッセージカードを書くことで、気持ちのこもった招待状になります。手間はかかりますが、受け取った人はきっと喜んでくれるはずです。

受付や余興を引き受けてくれた友人へ感謝を書いたり、妊娠中や乳幼児連れのゲストには食事内容について遠慮なく教えてほしい旨を書くのもよいでしょう。

結婚式の招待状を手作りするメリット5:キットがある

結婚式の招待状を手作りするメリット5つ目は、手作り招待状のキット(テンプレート)があることです。

手作りしたいけど、センスが無いし自分たちで出来るか心配、という方も手作り招待状のキットを使えば簡単に作ることができます。招待状・席次表・席札から封筒やシールまでが一通りセットになっているので準備も簡単です。

また、Web上でテンプレートを購入することもできますし、中には無料でダウンロードできるサイトもあります。

結婚式の招待状を手作りするデメリット4つ

結婚式の招待状を手作りする場合、デメリットがあるということも把握しておいた方がよいでしょう。

時間や費用といった様々な方向から、手作りするデメリットが挙げられます。もちろん悪いことばかりではありませんが、把握した上で手作りするかを決めるのがよいでしょう。

結婚式の招待状を手作りするデメリット1:持ち込み料が発生する可能性がある

デメリットの1つ目は、持ち込み料が発生する可能性がある点です。

式場はなぜ持ち込み料を要求するのかというと、手作り招待状を持ち込まれることで式場が提携している招待状作成の業者との取引が無くなり、予定していた手数料が発生しなくなるからです。それを持ち込み料という形で補っているということが多いです。

式場によっては持ち込み料のかからないところもあるので、式場選びの際に確認してもよいでしょう。

結婚式の招待状を手作りするデメリット2:仕上がりが事業者に頼むより劣る事がある

デメリットの2つ目は、仕上がりが業者より劣ることがある点です。

もともとデザイン系の職業で専門的な知識を持っている人は別ですが、ほとんどの人は経験がないため業者に頼むよりも仕上がりは劣ってしまいます。

手作りはオリジナリティを出せますが、一つ間違うと残念な印象になることもあります。あまりこだわりが無いようであれば、キットを使うのが無難でしょう。

結婚式の招待状を手作りするデメリット3:誤字脱字やミスが発生する

デメリットの3つ目は、誤字脱字やミスの発生です。結婚準備の忙しい中、焦って作業をしているとミスが発生してしまうのは付き物です。

ゲストの名前で、本来は旧字体であるはずの表記が新字体になってるというミスはよくあることです。また、印刷ミスや封入漏れが起こる可能性もあります。

さらに気を付けたいのは、集合時間の違いです。集合写真を撮る親族、挙式から参列する人、披露宴から参加する人で予めリストを作っておき、グループ分けをしておきましょう。

結婚式の招待状を手作りするデメリット4:時間と手間がかかる

デメリットの4つ目は、時間と手間がかかる点です。ただでさえ忙しい結婚準備です。その合間に自分達で招待状を作り、ゲストの住所や名前を印刷し、封入し、チェックし、などをやっているとかなりの手間になることでしょう。

普段から忙しくしている人や細かい作業が苦手な人であれば、大人しく式場などに頼んだ方が手間が省けると言えるでしょう。

手作りする時の4つの注意点

招待状を手作りする際には注意したいポイントが4つあります。

結婚式の招待状にはいくつかのマナーがあります。式場に頼むのであればプロなので熟知していますが、自分たちで作るとなるとマナーを学ばなければいけません。何も知らないで作ると恥をかいてしまうことにもなりかねないでしょう。

これから注意点を紹介するので、発送してしまってから後悔しないようにチェックしておきましょう。

手作りする時の注意点1:ゲストの顔ぶりも考慮したデザイン選び

手作り招待状で注意したい点1つ目は、ゲストの顔ぶりを考慮したデザインにすることです。

親族や友人だけの結婚式、仕事関係や恩師なども招待する盛大な結婚式など、結婚式の内容によって招待状のデザインを考慮する必要があります。結婚式の招待状はゲストへの正式な結婚報告となりますので、あまりに質素だったり、幼稚な仕上がりにならないように気を付けましょう。

また、紙質はあまりに薄いものはNGなので、0.2mm以上の用紙を選ぶと安心でしょう。

手作りする時の注意点2:句読点を使わないように

手作り招待状で注意したい点2つ目は、句読点を使わないことです。

結婚式の招待状には書き方のルールがあり、使ってはいけない言葉もあります。句読点を使わない理由は、「、」や「。」の区切りの意味から縁の終わりを連想させるからです。

また、再婚を連想させる「度々」や「益々」などの重ね言葉や、演技が悪いとされる「絶えず」「終わる」などの夫婦の別離を連想させるような忌み言葉もNGなので注意しましょう。

手作りする時の注意点3:差出人と招待状の文を合わせる

手作り招待状で注意したい点3つ目は、差出人と招待状の文を合わせることです。

招待状の差出人には4つのパターンがあります。詳しく言うと新郎新婦名義、両親名義、新郎新婦主体の親子連名、両親主体の親子連名の4つです。

どの名義で招待状を出すかによって、文面も変える必要があります。招待状を作る際は、だれ名義で招待状を出すのかを最初に決め、それに合わせた定型文をコピーして使うとよいでしょう。

手作りする時の注意点4:準備は早めにスタートする

手作り招待状で注意したい点4つ目は、準備を早めにスタートさせることです。招待状を手作りにしようと思った時点で、すぐにデザインのリサーチをはじめ、イメージを固めていきましょう。

結婚式前は何かと忙しく、まとまった時間を取るのは難しいものです。ゲストリストは遅くても結婚式の4ヶ月前までに作成します。

先方の都合も考慮し、3ヶ月前~2ヶ月前には発送する必要があるので、その間で完成させなければなりません。

手作り招待状のアイデア例3選

続いては、手作り招待状のアイデア例を3つ紹介します。

招待状は結婚の報告をする大切なものでもあり、ゲストの手元に残るものです。そして、あなたが送った招待状が、ゲストが結婚式をするときの参考にされるという可能性もあります。

いざ手作り招待状にしようと決めたところで、デザインやテーマで悩んでしまう人も多いでしょう。どんな招待状にしようかイメージがまとまらないという方は参考にしてみてください。

手作り招待状の例1:手作り判子を作って和風な招待状に仕上げる

招待状のアイデアその1は、手作り判子を使った和風な招待状です。おすすめは二人の縁を感じさせる赤い糸の判子です。糸で円をつくったり、花を型どってみてもステキではないでしょうか。

作り方は、お好みの太さのロープを適度な大きさの硬い紙に形をつくりながら貼り付けていきます。ロープにアクリル絵の具を塗り、招待状に押し乾かします。

判子は席札や席次表にもポイントとして取り入れると、招待状との統一感が生まれるので活用してみましょう。

手作り招待状の例2:キャンディーやシャツ等の遊び心ある招待状にする

招待状のアイデアその2は、キャンディーやシャツなど遊び心のある形を取り入れることです。

招待状といえば通常は四角い紙を想像している人が多いはずです。しかし封筒を開けたら、中からキャンディーやシャツの招待状が出てきたら面白いでしょう。

キャンディーの場合は模様や形をゲストのイメージごとに変えたり、シャツの場合はボタンでゲストをイメージしたりと工夫することもできます。受け取った人は、きっと喜んでくれるでしょう。

手作り招待状の例3:花を使う

招待状のアイデアその3は、花をモチーフにした招待状です。花は上品でナチュラルな印象を与えるので結婚式にもピッタリです。

結婚式をする季節に合わせた花や、夏であれば新緑もステキです。花の画像をプリントしたり、イラストを使っても良いでしょう。

また、フラワーリースをモチーフにするのもおすすめです。リースの輪には「幸せがいつまでも続くように」という意味が込められています。結婚する二人にはもってこいのモチーフと言えるでしょう。

結婚式の招待状を手作りする時はスケジュールを考慮しよう!

結婚式の招待状を手作りするには、計画的なスケジュールをたてることが大切です。

ここまで手作りすることのメリットとデメリット、手作り招待状で注意するポイントなどを紹介してきました。オリジナリティを出せることやコストを抑えられることなど良いこともありますが、その分準備が必要となってきます。

せっかくの結婚式、招待状を出すのがギリギリになってしまったと後悔しないよう、早めに動きだしましょう。