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結婚式の前撮りする目的は?メリット5つと和装やドレスの選び方

結婚式の前撮りする目的とは?

結婚式の前撮りをする目的は、自由で二人らしい雰囲気の写真やお気に入りのロケーションなど、前撮り撮影でしか残せない写真が撮れるからです。結婚式当日は結婚式の様子を撮影するスナップ写真になるので、前撮り写真とは違ったものになります。

本記事では結婚式の前撮りをする目的とメリット、前撮りでの和装やドレスの選び方について紹介していきます。これから結婚式の前撮りを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

結婚式の前撮りをするメリット5つ

はじめに、結婚式の前撮りをするメリット5つについて紹介していきます。前撮りは、結婚式当日とは違った雰囲気の写真を残すことができます。

メリットとしては、ロケーションやポーズが自由 、結婚式当日に着ない衣装を着ることができる、撮影時間に余裕がある、結婚式のアイテムや年賀状に活用できる、ヘアメイクのリハーサルになる、などさまざまなメリットがあります。

結婚式の前撮りをするメリット1:ロケーション・ポーズが自由

結婚式の前撮りをするメリットとして1つ目は、ロケーション・ポーズが自由なことです。ロケーション撮影では、白いウェディングドレスに映えるビーチで撮影できたり、和装が似合う日本式庭園で、季節感のあふれる写真を撮影したりすることができます。

また自由なポーズで撮影するので、楽しみながら参加することができ、前撮りが結婚前の思い出の1つにもなるでしょう。

結婚式の前撮りをするメリット2:結婚式当日に着ない衣装を着る事ができる

結婚式の前撮りをするメリットの2つ目は、結婚式当日に着ない衣装を着ることができることです。「結婚式当日は、和装は選ばなかったけれど本当は着てみたかった」という花嫁さんは少なくないでしょう。

和装が映える神社で撮影したり、ビーチでミニ丈のウェディングドレスを着て撮影したり、結婚式当日には味わえない経験ができるでしょう。

結婚式の前撮りをするメリット3:撮影時間に余裕がある

結婚式の前撮りをするメリットの3つ目は、撮影時間に余裕があることです。結婚式の当日は式や披露宴の進行、ゲストへの挨拶などバタバタしてしまい撮影をゆっくりとる時間は難しいでしょう。

結婚式当日は、スナップ写真なので自分がこだわって撮影にのぞんでいるわけではなく、お気に入りの1枚になるかはわかりません。前撮りであれば、時間の余裕もあり、理想のポーズやロケーションで、思い出を形にすることができるでしょう。

結婚式の前撮りをするメリット4:結婚式のアイテムや年賀状に活用できる

結婚式の前撮りをするメリットの4つ目は、結婚式のアイテムや年賀状に活用できることです。前撮りは事前に希望のイメージを伝えることができるので、こだわりの写真を残したい方におすすめです。

前撮りで撮影したデータを、結婚式で使用するムービーやウェルカムボード、プチギフト、または年賀状、親へのプレゼントなどに使用できます。

結婚式の前撮りをするメリット5:ヘアメイクのリハーサルになる

結婚式の前撮りをするメリットの5つ目は、ヘアメイクのリハーサルになることです。結婚式のヘアメイクを決めてリハーサルを行おうとすると、リハーサル1回につき1万円程度かかることがあります。

前撮りで当日をイメージしながらヘアメイクを行うことにより、ヘアメイクのリハーサルという意味でも安心できます。大切な結婚式本番前に前撮りで1度試しておくことで、気持ち的にもリラックスして当日を迎えられるでしょう。

スタジオ撮影でのメリット2つとデメリット1つ

スタジオ撮影は、結婚式場で行う方法と専門のフォトスタジオで行う方法が多いです。次は、スタジオ撮影でのメリット・デメリットについて紹介していきます。

スタジオ撮影でのメリットには、ロケーション撮影より費用を抑えることができること・天候に左右されないこと、デメリットには、背景が同じなのでバリエーションが少ないことがあります。

それぞれ詳しく紹介するので、スタジオでの前撮りを検討している方は、参考にしてください。

スタジオ撮影のメリット1:ロケーション撮影より費用を抑えることができる

スタジオ撮影のメリット1つ目は、ロケーション撮影より費用を抑えることができることです。前撮りする枚数や着る衣装数により変わりますが、着物1着で、約5,000円ほどかかる場合が多いです。

ロケーション撮影の場合は、撮影場所や着る衣装にもよりますが、1箇所で撮影するのに3万円前後かかるプランから、高いものだと10万円前後かかる場合もあります。前撮りに予算を割きたくないカップルはスタジオ撮影がおすすめです。

スタジオ撮影のメリット2:天候に左右されない

スタジオ撮影のメリット2つ目は、天候に左右されないことです。撮影ショップや結婚式場などの室内で行うスタジオ撮影の場合、天候を気にする必要はありません。

雨が降ってくる可能性もなく、日差しが強すぎたり、強風を気にしたりする必要がないので、撮影に集中しやすいでしょう。スタジオであれば明るさも撮影用に調節されているので、美しい写真を撮りやすいという意味でもスタジオ撮影はおすすめです。

スタジオ撮影のデメリット1:背景が同じなのでバリエーションが少ない

スタジオ撮影のデメリットは、背景が同じなのでバリエーションが少ないことです。スタジオ撮影はあらかじめ用意されている背景での撮影になります。

写真のバリエーションが限られてしまうので、変化が乏しいと感じることもあるでしょう。小物などで演出を増やしてもらえるかどうか、確認しても良いでしょう。

またスタジオ撮影の場合、屋外ではないので自然体な雰囲気が出ず、かしこまった印象にもなってしまうこともあるでしょう。

ロケーション撮影でのメリットとデメリット

次は、ロケーション撮影でのメリットとデメリットについて紹介していきます。ロケーション撮影とは、海をバックにした砂浜、自然の木々の中や洋館の屋内、和装が似合う神社など、スタジオ以外で撮影することです。

ロケーション撮影でのメリットは、思い出の場所やリゾート地など好きな場所で撮影ができることです。デメリットは、移動時間や費用が掛かり天候にも左右されることでしょう。

ここからはメリット、デメリットについて詳しく説明していきます。ロケーション撮影を考えている方は、参考にしてください。

ロケーション撮影メリット:思い出の場所やリゾート地など好きな場所で撮影ができる

ロケーション撮影のメリットは、思い出の場所やリゾート地など好きな場所で撮影ができることです。ビーチやお花畑、庭園など様々な場所を利用して季節感のある写真を撮ることができます。

ロケーション撮影は、屋外での撮影なので自然光を活かした明るく生き生きとした写真を撮ることが可能です。スタジオ撮影ではできない特別感があり、貴重な思い出にもなるでしょう。

ロケーション撮影デメリット:移動時間や費用が掛かり天候にも左右される

ロケーション撮影のデメリットは、移動時間や費用がかかり天候にも左右されることです。場所が遠ければ移動時間がかかり、さらには撮影終了までの時間でほぼ1日使うこともあります。

ロケーション撮影では、アテンド料金・撮影申請料・出張料金・交通費がかかるため、スタジオ撮影に比べて費用相場は高くなります。

天候不良で撮影が延期になる可能性もあり、短時間で安く前撮りを行いたいカップルには悩ましいポイントでしょう。

前撮りで着る和装やドレスの選び方

実際に、「結婚式では選ばなかった感じのドレスや着物も着てみたい」という気持ちがある花嫁さんは多いのではないでしょうか。前撮りでは、結婚式当日の衣装を着るというカップルもいますが、まったく別の衣装を選ぶ方もいるでしょう。

では、前撮りでの衣装選びは、結婚式当日と違いどのようなことに気を付けておくとよいのでしょうか。最後に、前撮りで着る和装やドレスの選び方について紹介していきます。

1:和装の選び方

婚礼衣装の和装には、色打掛・白無垢があります。前撮りの和装で特に人気なのが色打掛です。身長が低い方は小柄で均一な模様、背が高い方は大柄でグラデーションなど変化があるものを選ぶとバランスが良いでしょう。

白無垢は、純白のイメージが強いですが、小物や色付きの掛でワンポイントを入れることで、違う雰囲気にもなります。羽織って鏡を見たときに肌に合った色味を選びましょう。

2:ドレスの選び方

結婚式でマーメイドドレスを着用するならば、前撮りではAラインのドレスを選択するなど、結婚式当日に着ることができないタイプのドレスを選ぶことをおすすめします。

カラードレスを前撮りで選ぶ場合は、好きな色を選びましょう。結婚式では会場やブーケとの兼ね合いを重視しがちなので、自分が好きなドレスというよりも「どう見られるか」を重視しがちです。前撮りでは自分の好みを中心に選んでみると良いでしょう。

結婚式の前撮りは屋外で撮影できるのが魅力!

結婚式当日に撮影した写真の場合はどう写真に映るかよりも緊張し、周りが気になってしまう部分が大きいです。

費用はかかりますが、前撮りは「どんな写真を残したいのか」という部分を実現できるので、綺麗な写真を残したいという方に良いでしょう。

また、結婚式の前撮りはお花畑や、海、紅葉などをバックに屋外で撮影できるのも魅力です。結婚前に2人の思い出にもなるので、迷っている方は検討してみてください。