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結婚式のお礼は誰に渡す?結婚式のお礼を渡す人と相場リスト15選!

結婚式のお礼は誰に渡す?

新郎新婦は、招待する人を決めたり席順を決めたりと、やらなくてはならないことがたくさんあります。それと同時に結婚式を成功させるには、たくさんの人の協力が必要になります。

結婚式でお世話になった人には、きちんとお礼をしなければ失礼になります。結婚式のお礼は誰に渡すのか、ギリギリになって焦らないように、あらかじめチェックしておきましょう。

結婚式のお礼を渡す人と相場リスト15選

結婚式での受付やスピーチ、余興などを友人に頼むことも珍しくありません。たくさんの人の協力があって結婚式が成り立ちます。いくら気心の知れた相手でもしっかりお礼をしなければ失礼に当たります。

結婚式のお礼は、紅白の「結び切り」の水引きのご祝儀袋を使うのが一般的です。お礼の相場は地域やその人との新密度などでも変わりますが、一般的な相場をご紹介します。

『お礼』を渡す人のリスト

まずは『お礼』を渡す人のリストを見ていきましょう。『お礼』を渡すのは、結婚式のために重要な役割を引き受けてくれた人たちです。

大抵は気心の知れた、親しい友人や親戚に頼むことが多いと思います。友人といえど、お願いしている以上『お礼』は必要です。

紅白の「結び切り」の水引きのご祝儀袋に、『お礼』と書いて相当額を入れて渡しましょう。お金ではなく、相当分のお礼の品を渡す場合もあります。

お礼相手と相場1:スピーチや余興

スピーチや余興をしてもらった相手には、5,000円から10,000円ほどのお礼を渡すのが相場となっています。両親か親族から目立たないように渡してもらいましょう。また、受付のときに渡してもらっても問題ありません。

スピーチや余興は準備にも時間がかかりますし、自分の役目が終わるまでは緊張してゆっくり料理を楽しむ余裕がないかもしれません。そういったことを考慮すれば、妥当な金額といえます。

お礼相手と相場2:受付

結婚式の受付といえば、友人に頼むことがほとんどといえます。受付は一般の招待客より早く来場しなければいけません。また、お金を取り扱ったりするので責任重大です。

受付をお願いした相手には、3,000円から5,000円程度のお礼をするのが一般的です。

また、招待客が一番にコンタクトするのが受付です。受付の態度が悪いと、その結婚式全体のイメージにも繋がります。重大な役割を引き受けてくれる相手にしっかりとお礼をしましょう。

お礼相手と相場3:司会

司会はほとんどの場合が結婚式のプランに含まれていて、式場の人が担当してくれるかと思います。ですが、友人や同僚など、親しい人に司会を頼むことも珍しくありません。

式場の人とは別に司会を頼む場合は、10,000円から30,000円をお礼として渡しましょう。

司会ともなると式の間は気が抜けず、飲み食いも満足にできないでしょう。その負担を考慮するとお礼として当然の金額といえるでしょう。

お礼相手と相場4:仲人

仲人がいる場合には、お礼として受け取ったご祝儀の2から3倍を目安に渡すのがマナーとされています。その際に、『お車代』も忘れずに渡しましょう。

仲人には、『お礼』と『お車代』を渡すのがマナーとされています。どちらかだけで渡した気持ちになってしまうことが多いので、忘れないようにしてください。

お礼を渡すタイミングは、結婚式後2日から3日後とするのが慣例です。新婚旅行のお土産と共に渡すのもいいでしょう。

お礼相手と相場5:撮影をしてくれた友人

結婚式の写真撮影も、プランに含まれていることが多いです。式場が手配したカメラマンが撮影をしてくれる場合は、お礼をそれほど気にする必要はありません。

友人に撮影をお願いした場合は10,000円から30,000円をお礼として渡しましょう。さらに、焼き増しのために発生する、現像料やディスクの料金など実費も負担するのがマナーといえるでしょう。

お礼相手と相場6:ウェルカムボードなどグッズを作ってくれた友人

ウェルカムボードやグッズなどを作ってくれた友人には、5,000円から10,000円ほどをお礼として渡すのが一般的な相場です。手が込んでいればいるほど、上限に近い金額を渡すのが良いでしょう。

仕事の合間を縫ってコツコツと作業をしてくれたと思うと、決して多い金額ではありません。また、お礼とは別に材料費などの実費も含めた金額も、マナーとしてきちんと支払いましょう。

お礼を渡すときには、感謝の気持ちも忘れないでください。

お礼相手と相場7:ブライズメイド

ブライズメイドとは、欧米の習慣で花嫁のサポート役です。日本では、おそろいのドレスを着て結婚式に華を添える役割を担う場合が多いです。

ブライズメイドをお願いした場合には、3,000円から5,000円くらいをお礼として渡しましょう。ただし、衣装などをブライズメイドに負担してもらう場合は、衣装代相当のお礼を準備しましょう。

また、ブライズメイドの場合は、現金ではなくギフトボックスを贈ることもあります。

『お車代』を渡す人リスト

『お車代』とはわざわざ来ていただくゲストや、遠方から参加してくれるゲストにお礼として渡すものです。遠方からの招待客の場合は、宿泊費を含めて20,000円以上になる場合に渡すのが一般的です。

『お車代』は、かかった交通費の全額を新郎新婦側が負担するのが望ましいです。ですが、予算などの都合上全額負担は厳しい場合もあります。余裕がない場合は、片道分だけでもお礼として渡すのがよいのではないでしょうか。

お礼相手と相場8:主賓や乾杯の音頭をとるゲスト

主賓とは結婚式においてもっとも大事な招待客のことです。

新郎新婦の上司や親戚など、お世話になった人が当たります。大抵は主賓に乾杯の音頭をお願いすることになります。

主賓はこちら側からお願いして来ていただく、という意味合いが強くなります。たとえ近場であっても、『お車代』として10,000円程度を渡しましょう。交通費がかかる場合は、できる限り全額を渡すのがマナーです。

お礼相手と相場9:遠方から来るゲスト

遠方からわざわざ駆けつけて来てくれるゲストには、『お車代』として交通費を渡します。かかった交通費の全額をご祝儀袋に入れて渡すのが理想です。

ですが、若いカップルだったり予算の都合などで全額負担は厳しい場合もあると思います。その場合は、交通費の半額を目安にお渡ししましょう。

親戚や親しい友人などであれば、必要ないと断られることもあります。そういった場合を想定して、引き出物のランクを上げる場合もあります。

『心づけ』を渡す人リスト

『心づけ』とは主に式場のスタッフなど、結婚式の裏方として働いてくれる人に向けたお礼です。仕事とはいえ、そういった裏方の人たちのサポートがなければ結婚式は成立しません。数千円でかまわないので、ポチ袋に入れて渡しましょう。

感謝の気持ちが伝わるように、「今日はよろしくお願いします」といったメッセージカードなどを添えるのもおすすめです。気持ちがスタッフに伝わって、きっと素敵な結婚式になるでしょう。

お礼相手と相場10:式場スタッフ

当日最も頑張ってくれるのが、式場スタッフのみなさんです。配膳やらお手洗いへの案内など、大忙しではないでしょうか。5,000円から10,000円ほどを式場スタッフの誰かに、両親から渡してもらいましょう。

「みなさまへのお礼です」とみんなへの感謝の気持ちだということを強調してもらいましょう。結婚式場によっては金銭を受け取らないところもあるので、そういった場合は無理に渡すのはやめて、菓子折りなどを渡しましょう。

お礼相手と相場11:介添え人

介添え人は挙式や披露宴の間、花嫁をサポートしてくれます。介添え人には3,000円から5,000円程度を、当日に直接渡しましょう。「本日はよろしくお願いします」という一言を添えれば完璧です。

やはり結婚式場によっては金銭の授受を禁止している場合もあります。そういった場合は、無理矢理渡そうとせずに相手を尊重しましょう。介添え人を式場の人以外に頼む場合も、同じ程度の金額を渡せば問題ありません。

お礼相手と相場12:プランナー

結婚式をするにあたって、式場側の人間として最も多く関わるのがウェディングプランナーではないでしょうか。

プランナーには、5,000円から10,000円ほどの『心づけ』をするのが一般的です。プランナーは式場の従業員なので、現金は受け取れないといわれることもあります。そんなときは、新婚旅行のお土産をお礼として渡すのも手です。

お礼相手と相場13:撮影スタッフ

撮影スタッフへの『心づけ』は、3,000円から5,000円程度が相場でしょう。大抵の場合は結婚式場のほうで撮影スタッフも準備してくれますので、数千円の『心づけ』で問題ありません。

ですが、自分たちで撮影スタッフを頼んだ場合には、必要に応じた金額を支払わなくてはなりません。それにプラスして『心づけ』を渡しましょう。撮影スタッフを依頼した諸費用と『心づけ』は、あくまでも別物です。

お礼相手と相場14:司会者

大抵の場合、結婚式場の方が司会をやってくれると思います。その場合は、式場の人なのでお礼として渡す『心づけ』は数千円でかまいません。

プロの人を呼んで司会をしてもらった場合は、5,000円から10,000円くらいのお礼を渡すのがベターです。司会の人に渡す『心づけ』は、式場の人かプロかで金額が変わってきます。

お礼相手と相場15:ヘアメイクや着付け

メイクや着付けも結婚式場のスタッフの方なので、お礼としての『心づけ』は3,000円から5,000円ほどで大丈夫です。結婚式場として、金銭を受け取れない場合もあるので、あらかじめ菓子折りなどを持参すると良いでしょう。

日持ちするものなら、受け取ってもらえなくても無駄にはなりません。今の結婚式場は金品を受け取らないところのほうが多くなっています。式場の口コミを見てみるのも参考になりますよ。

お祝いをくれた人すべてにお礼を忘れずにしよう

結婚式に参加してくれる人は全員が、新郎新婦のために時間とお金をかけて来てくれた人たちです。当日は事情があり参加できなくて電報を送ってくれる人もいるでしょう。

お祝いをくれた人すべてに、忘れずにお礼をしましょう。結婚式は夫婦としてのスタートラインです。これからの生活でお世話になることもあるかもしれませんので、しっかりとお礼をしましょう。

結婚式のお礼は渡す相手により名目と相場が違う

結婚式のお礼は、渡す相手により名目と相場が変わります。例えば、結婚式場の司会者には『心づけ』として数千円程度で問題ありませんが、友人などに司会を頼んだ場合には『お礼』として数万というのが相場です。

結婚式場の司会者は仕事ですが、友人は招待客であるはずの人です。その招待客にお願いして司会をしてもらうわけですから、金額が高くなるのは当然です。どんな立場の人にお礼を渡すのかを考えてお礼をしましょう。