ウェディング

結婚式の招待ゲストのバランスが悪いときに起こる問題4つを解説

結婚式に招待するゲスト人数が合わないことがある?

結婚式の招待ゲストの人数が、新郎側と新婦側で大きく違ってしまうことがあります。招待ゲストのバランスが悪いと、金銭面で両家が揉める火種になる可能性があります。

また、見た目を気にする家は、招待ゲストがアンバランスであることにとてもこだわるので、事前に両家で招待ゲストの数の擦り合わせをしておくことが大切です。

それでも招待ゲストのバランスが悪いときの対処法について、詳しく解説していきます。

新婦側と新郎側のゲスト人数は揃えるべき?

結婚式の招待ゲストの数は揃っていることがベストでしょう。

しかし、どうしても結婚式の招待ゲストが新郎側と新婦側で違ってしまうことがあります。結婚式の招待ゲストの数を気にしないで式を行う人もいますが、こだわる人は様々なアイデアで工夫をする必要があります。

また、新郎新婦は気にしなくても、招待ゲストの数のアンバランスさを気にする招待客もいます。結婚式の招待ゲストの数は、事前に良く確認しておきましょう。

結婚式の招待ゲストのバランスが悪いときに起こる問題4つ

結婚式の招待ゲストの数のバランスが悪い場合に起こり得るトラブルについて、詳しく言及していきます。

まずは金銭の問題です。招待ゲストが少ないのに費用が折半となれば、両家が揉める要因になります。また、結婚式の招待ゲストのバランスが悪いことで、招待客が不安になったり、不審に思ったりする可能性も出てきます。

以下から結婚式の招待ゲストのバランスが悪いために起こり得る問題について具体的に解説していきます。

起こる問題1:結婚式費用で両家の意向がぶつかる

招待ゲストの数に差があるのに、結婚式の費用を同額で両家が出し合うことになったら、ケンカになる可能性があります。

招待ゲストの数が少なければ、当然御祝儀の数は少なくなります。一方、招待ゲストが多い家は引き出物や料理の数が多くなります。宿泊費や御車代もかかります。

また、人数に合わせて会場も大きくするとなると、さらにお金が必要になります。これではとても不公平であるため、揉め事になる可能性が大きいです。

起こる問題2:義理の両親がいい顔をしない

結婚式の招待ゲストがアンバランスなことを、義理の両親が許さないケースが多々あります。

嫁ぎ先の土地の風習や習慣によっても、結婚式の考え方に大きな違いがあります。招待ゲストは新郎の方が多くあるべきとする家風も考えられます。

新郎新婦で招待ゲストの人数を決めても、義理の両親が後から付け加えてくる可能性があります。結婚式の招待ゲストの数は、義理の両親の意向にも配慮して決めるとよいでしょう。

起こる問題3:周りの目を気にする可能性がある

結婚式の招待ゲストのバランスが悪いと、周囲の目が気になります。

結婚式の招待ゲストの数は均一であることが一般的なので、バランスが悪いと人から変に思われるのではないかと考えてしまいがちです。

しかし、結婚式の招待ゲストをいきなり大勢増やしたり、反対に大きく削ったりすることは、とても困難です。どうしても結婚式の招待ゲストの人数のバランスが気になる人は、様々なアイデアで解消していきましょう。

起こる問題4:少人数婚や歓談メインで肩身が狭くなる

結婚式の招待ゲストで片方の家だけが少人数の場合は、招待された人に話し相手がいなくて、片身の狭い思いをさせてしまうという可能性があります。

結婚式の場で招待ゲストのバランスが悪いと、大人数の家の親戚や関係者だけが盛り上がり、少人数の家の人達の居心地が悪くなるケースがあります。

席次もそうですが、結婚式の招待ゲストのバランスが悪いと、招待客に迷惑をかける場合があると覚えておきましょう。

結婚式の招待ゲストのバランスの取り方6つ

結婚式の招待ゲストのバランスが悪いときに、どのように対処すれば良いのかについて言及していきます。

結婚式の招待ゲストの人数が両家で同じにならず、片方だけが多くなってしまう場合は、トラブルを避けるために頑張って人数を合わせたり、代理サービスを利用したり、またテーブルのレイアウトや席次表を工夫するなどの様々な方法が考えられます。

それでは、以下から詳しく紹介していきます。

バランスの取り方1:人数を増やす場合

結婚式の招待ゲストのバランスが悪いときに数を増やす方法として、呼ぶ予定ではなかった人達も招待するという工夫がされています。

昔の友人やあまり親しくない知り合いなど、現在、親交があまりない人達を結婚式の招待ゲストに迎え入れる方法です。

会社の同僚や遠い親戚・近所の人など、結婚式に呼ぶ予定がなかった人達にも招待ゲストとして来てもらって、人数を擦り合わせる努力をしていくとよいでしょう。

バランスの取り方2:人数を減らす場合

結婚式の招待ゲストの人数が相手の家よりも多くなってしまった場合は、数を減らしましょう。

結婚式の招待ゲストを減らすことは、人数を増やす場合よりも難しいです。差し障りのない友人の数から減らしていくと良いでしょう。

あまり親交がない友人たちを招待ゲストからはずしていきます。招待状は早めに送った方が良いので、招待ゲストの選定もすぐに行いましょう。

バランスの取り方3:結婚式代理出席サービスを利用する

結婚式の招待ゲストが、相手の家よりも少人数で増やすことができない場合は、結婚式代理出席サービスにお願いしましょう。

代理サービスにお願いすれば、プロの方々が招待ゲストとして立派に振る舞ってくれます。両親や会社の上司の代理や、スピーチなども頼めます。

誰にも事情を悟られずに結婚式の招待ゲストの人数合わせができるので、どうしても出席者を増やせない場合は、このようなサービスを利用する方法もあります。

バランスの取り方4:披露宴のテーブルレイアウトを考える

結婚式の招待ゲストのバランスが悪いときは、テーブルのレイアウトを工夫して、人数の差を気付かれないようにする方法もあります。

結婚式の会場を長テーブルにすると、人数の違いがあまり感じられなくなります。丸テーブルの場合は、人数によって大きさを変えると違和感が払底されます。

また、両方の招待ゲストを混ぜて座らせると、人数のアンバランスに気付かれにくいです。

バランスの取り方5:席次表を使わない

席次表をなくしてしまえば、招待ゲストのバランスの悪さに気付かれずに済みます。

席次表の代わりに、エスコートカードを利用しましょう。エスコートカードとは、招待ゲストが座るテーブル席の番号が書かれたカードです。受付でエスコートカードを渡してもらい、席札を確認しながら着席する方法を取ることで、席次表がいらなくなります。

テーブルをまわって挨拶をする予定の両親にだけは、席次表を渡しておきましょう。

バランスの取り方6:二部制の披露宴にする

結婚式の招待ゲストのバランスを取るために、親戚達の顔合わせの場である会食と、友人達と楽しむための披露宴という二部構成にしてしまうこともできます。

披露宴と親戚との会食を分けてしまえば、招待ゲストの少なさを気にする必要がなくなり、安心して結婚式を執り行うことができます。

招待ゲストのバランスが悪いときに注意すること2つ

結婚式の招待ゲストの数が合わないときは、あまり深刻に考えずに、結論を急いで出さずに両家でよく話し合いましょう。

招待ゲストの人数のバランスが悪いことはよくあります。むしろ、ぴったり同じということの方が珍しいので、あわてて人数合わせに招待状を出さずに、あまり気にしないぐらいの方が良いでしょう。

注意すること1:あわてて招待状を送らないこと

結婚式の招待ゲストの数がアンバランスだからといって、直前に人数合わせのために招待状を送るのは失礼にあたります。

結婚式の招待状は相手の都合もあるので、早めに出すことが礼儀です。結婚式の間近になってから出すと、人数合わせと分かってしまうでしょう。結婚式の招待ゲストのバランスを取る方法は色々あるので、相手の失礼にならないやり方をしてください。

注意すること2:新郎側が多いのは全く問題ない

結婚式の招待ゲストの人数が新郎側だけが多い場合は、気にしない方が良いでしょう。

新郎は仕事関係の人間をたくさん呼んでいる可能性があるからです。また、新婦が専業主婦になる場合は、新郎の招待ゲストが多くて当たり前なので、出席者も気にしていないためそのままで大丈夫です。

結婚式の招待ゲストのバランスを考えよう

結婚式の招待ゲストは両家でバランス良く合わせていきましょう。

招待ゲストの人数がアンバランスだと、結婚式の前から両家で揉めることになりかねません。そうなる前に、なんとかして人数を擦り合わせるか、様々な工夫でバランスの悪さをわからないようにする必要があります。

両家のトラブルに発展しないように、結婚式の招待ゲストの数には十分に注意するように心掛けていきましょう。