子育て

赤ちゃんに安全なテーブルの選び方6つとテーブルチェアの選び方5つ

赤ちゃんにも安心なテーブルとは

赤ちゃんに安全なテーブルとはどのようなものがあるでしょうか。本記事では、赤ちゃんにとって安全なテーブルの選び方6つと、テーブルチェアの選び方5つについて紹介していきます。

赤ちゃんの安全を考えると見た目や雰囲気、自分の好みだけでインテリア選びをするわけにはいきません。赤ちゃんにとって安全なテーブルであることが必要です。

赤ちゃんにとって安全なテーブルとは、赤ちゃんがぶつかってしまうことを考えて角が無いこと、引き出しに出っ張った取っ手が無いことなど、赤ちゃんの目線に合わせてインテリアを選ぶことが大切になるでしょう。

赤ちゃんにとって危ないテーブル箇所2つ

はじめに、赤ちゃんにとって危ないテーブル箇所について、ローテーブルとダイニングテーブルについて紹介します。ローテーブルは、背が低いことで部屋の空間を広く見せる効果があることが人気です。ダイニングテーブルは、ゆったりと座って食事をとれる良さがあります。どちらのテーブルも赤ちゃんには危険なポイントがあるので購入する際は、怪我につながりそうな点に気を配って選びましょう。

危ないテーブル箇所1:ローテーブルの場合

ローテーブルは、高さが低いことから赤ちゃんにとって台の上は手を伸ばしたら届く位置にあります。赤ちゃんがテーブルの下をくぐろうとすれば、頭をぶつけてしまうこともあるでしょう。ローテーブルの場合は、よろけたときにぶつかると怪我の可能性が高いテーブルの角や、引き出し部分がついてタイプであれば、引き出しに手を突っ込んで挟まってしまいそうなところが危険なポイントです。

危ないテーブル箇所2:ダイニングテーブルの場合

ダイニングテーブルの下から見上げてみると、まるで部屋の中にいるような気分になりませんか。赤ちゃんにとってダイニングテーブルの下は今までいた世界とは違う新しい世界です。今までとは違う別空間に興味が湧き、テーブルの下に入って動き回るでしょう。

ダイニングテーブルの危険なポイントは、脚の形です。角ばっている脚をしていると、頭をぶつけたら怪我の原因になるでしょう。

赤ちゃんに安全なテーブルの選び方6つ

赤ちゃんの目線で考えると、テーブルは危険な障害物ですが、家の中で優先度が高い家具でもあるでしょう。ここでは、赤ちゃんに安全なテーブルの選び方6つについて紹介していきます。

赤ちゃんにとって安全なテーブルの選び方には、テーブル裏に何もないもの・脚にカドがないもの・ローテーブルは丸型に・木材がそのままで使われていないもの・ガラス板が付いてないもの・シンプルなデザインにする、などがあります。

テーブルの選び方1:テーブル裏に何もないもの

テーブルの選び方として1つ目は、テーブル裏に何もないものです。赤ちゃんにとって、テーブルの裏は、テーブルの下に入って頭を上げた時にぶつかる危険があります。棚、引き出しがついているテーブルの場合、赤ちゃんがテーブルの下に入るたび注意が必要になるので、テーブルの裏には何もついていない作りのテーブルを選んだほうがいいでしょう。

テーブルの選び方2:脚にカドがないもの

テーブルの選び方として2つ目は、脚にカドがないものです。赤ちゃんの体を見るとわかるとおり、頭が大きくバランスがとりにくい体をしています。何もないところで急に転倒することも多く、テーブルの脚に頭や体をぶつけてしまうこともあるでしょう。

脚の角が尖っていると怪我につながりやすくなるので、テーブルの脚は丸いものが理想的です。丸いことで角ばっているものよりも大きな怪我を回避できるでしょう。

テーブルの選び方3:ローテーブルは丸型にしよう

テーブルの選び方の3つ目は、ローテーブルの場合は丸型にすることです。ローテーブルは、赤ちゃんが立つとちょうど顔の高さにテーブルの天板がくるので、どこから見ても角がない丸いテーブルが安全な形です。

四角く角ばったテーブルの場合、角が危険なので使用は控えたほうが良いでしょう。ローテーブルはつかまり立ちの練習としても赤ちゃんが触りたがる高さなので、丸型がおすすめです。

テーブルの選び方4:木材がそのままで使われていないもの

テーブルの選び方として4つ目は、木材がそのままで使われていないものです。木材がそのまま使われているテーブルは、見た目に温かみがあり、ナチュラルな雰囲気が癒やしになるという点で人気です。

しかし、木材がそのまま使われているものは、汚れるとシミになりやすく、濡れたままの状態にしてしまうと、カビの原因にもなります。赤ちゃんはよだれが多く、小さいうちは垂らしてしまうので衛生面から考えても、きちんと表面加工されているテーブルを選んだほうが良いでしょう。

テーブルの選び方5:ガラス板が付いてないもの

テーブルの選び方として5つ目は、ガラス板が付いてないものです。ガラス板がついているテーブルはクリアな印象が美しく人気があります。しかし、ガラスなのため、割れてしまうこともあり、ガラスの危険性がわからない赤ちゃんにとって非常に危ないものでしょう。

ガラスが割れて、破片が散らばってしまうと、赤ちゃんがその破片を手に取ってしまったり、最悪口の中に入れてしまうようなことも考えられます。

テーブルの選び方6:シンプルなデザインにする

赤ちゃんに安全なテーブルの選び方6つ目は、シンプルなデザインにすることです。シンプルなデザインとは、装飾がなく、凹凸が少ないタイプのことです。

装飾や凹凸は見た目としては、作りがお洒落な印象ということもあり、部屋を華やかにしたい方にはつい選びたくなってしまいがちですが、赤ちゃんにとっては危険な要素を多く含んでいることが多いでしょう。

装飾がない

細かい模様や飾り、釘が多い家具は尖っていなくても赤ちゃんの体に傷を作ってしまう可能性があります。赤ちゃんは予想外な転倒をしたりするので装飾の形状がもとで大きな怪我につながることがあるでしょう。

赤ちゃんが掴んだときにバランスを崩してしまうような部分を引っ張ってしまうことがあるので、装飾がないテーブルがおすすめです。

凹凸がない

凹凸のあるテーブルは独特のアンティーク調の雰囲気があり、そこに魅力を感じる方もいるでしょう。しかし、凹凸によって手をひっかけて擦りむいてしまったり、赤ちゃんにとっては危険な要因になることもあるでしょう。

凹凸のないテーブルを選んだ場合も、時間の経過によって古いテーブルに凹凸が生じてしまうこともあるので注意が必要です。

テーブルチェアの選び方5つ

テーブルに取り付けられる赤ちゃん専用の椅子を、テーブルチェアといいます。赤ちゃんが離乳食開始して食事をとる時に必要になってくるのがテーブルチェアです。

次は、テーブルチェアの選び方5つについて紹介していきます。テーブルチェアの選び方としては、ローテーブルかダイニングテーブルか・テーブルの厚みを確認すること・使い勝手の良さ・お手入れがしやすいか・安全であるか、などがあります。

テーブルチェアの選び方1:ローテーブルかダイニングテーブルか

テーブルチェアの選び方として1つ目は、ローテーブルかダイニングテーブルかです。ローテーブルかダイニングテーブルかによって、テーブルチェアの形が変わります。

ローテーブルの場合は、テーブルチェアよりも、座面が低く足をつけて座れるベビーローチェアを使用することになるでしょう。ダイニングテーブルの場合は高さがあるため、机に取り付けて固定し使用するテーブルチェアを使用します。

テーブルチェアの選び方2:テーブルの厚みを確認!

テーブルチェアの選び方として2つ目は、テーブルの厚みを確認することです。テーブルチェアは装着可能なテーブルの厚みが各商品によって決まっていて、大体20~40mm、融通が利くもので20~90mmです。

一般的に出回っているテーブルの厚みは30mm前後が多いため、大抵のテーブルチェアは取り付け可能です。極端に厚みがあったり、薄かったりするデザイン性の高い家具でなければ問題なく取り付けられるでしょう。

テーブルチェアの選び方3:使い勝手の良さ

テーブルチェアの選び方として3つ目は、使い勝手の良さです。どの商品を見ても似たような形に見えますが、テーブルへの固定方法やベルトの数、形状は異なります。

赤ちゃんとの外出が多いためコンパクトに持ち運ぶなら2点式、ぐらついたり危険性が少ない利点がある3点式など、普段の生活と自分の子供に合った機能はどれなのか考えて使い勝手の良さを基準にして選んでみましょう。

テーブルチェアの選び方4:お手入れがしやすいか

テーブルチェアの選び方として4つ目は、お手入れがしやすいかです。子供は食べ物をぽろぽろおとしたり、テーブルチェアには汚れがつきものです。

布面積が多いテーブルチェアは、食べ物の汚れがつきやすいため、シートを取り外して洗えるかは重要なポイントです。丸洗いできないものでも、サッと拭き取れば汚れが落ちやすい素材もあります。

冬場や梅雨時期は洗ってもすぐ乾かないので拭き取りしやすいタイプを選ぶのも手でしょう。

テーブルチェアの選び方5:安全であるか

テーブルチェアの選び方として5つ目は、安全であるかです。子供の姿勢が気になる場合は、背もたれ付きのテーブルチェアが良いでしょう。のけ反りやすい子供でも、背もたれで姿勢を安定させてくれるのでおすすめです。

対象年齢は5ヶ月〜36ヶ月のテーブルチェアが一般的ですが、月齢よりも成長が早い子供もいるので、耐荷重の記載があるテーブルチェアを選ぶようにしましょう。何kgまで使用できるか明確な目安になります。

種類別の赤ちゃんに安全なおすすめのテーブル

次は、種類別の赤ちゃんに安全なおすすめのテーブルについて紹介します。赤ちゃんに安全なテーブルのポイントとしては、机の天板や脚に角がなく、シンプルなデザインがおすすめです。

ローテーブルの場合と、ダイニングテーブルの場合を紹介するので、具体的なテーブルの特徴を見て参考にしてみてください。

ローテーブルのおすすめ

ローテーブルのおすすめは、DENZOの「モーフィーテーブル」です。サイズは、幅100×奥行61×高さ33cmと、幅120×奥行68.5×高さ33cmの2タイプがありますが、赤ちゃんと食事をするテーブルと考えると、後者のほうが広々としているため良いでしょう。

個性的なビーンズ型は遊び心が満載で、明るい気分にさせてくれます。角はなく形はシンプルで、赤ちゃんがぶつかっても怪我の危険性は低いでしょう。

ダイニングテーブルのおすすめ

ダイニングテーブルのおすすめは、不二貿易の「ティムバ」です。サイズは、幅135×奥行80×高さ72cmです。

テーブルの面も脚も丸く、赤ちゃんがぶつかっても大きな怪我につながりにくいでしょう。全体的に丸みある可愛らしい形状と、ナチュラルの優しいカラーがリビングに癒やしの空間を作ります。

おすすめのテーブルチェア

おすすめのテーブルチェアは、Inglesinaのテーブルチェア「グラファイト」です。イタリア生まれの赤ちゃんブランドとしてInglesinaは世界30カ国で愛されています。

テーブルチェアは20~85mmの厚みのテーブルに使用できるので対応できる幅が豊富です。明るく華やかなカラーからシックでスタイリッシュな空気を纏うカラーなど全10色、小さく折りたためるので外出での使用もおすすめです。

テーブルにも赤ちゃんへの安全性を考えよう

赤ちゃんに安全なテーブルの選び方6つとテーブルチェアの選び方5つについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。赤ちゃんのためにテーブルを悩んでいる方は、おすすめとしてあげた商品を参考に角がなく、シンプルなデザインを選ぶようにしましょう。

テーブル裏に何もないか、木材がそのままで使われていないか、ガラス板が付いてないかなどに気を配り、大切な赤ちゃんへの安全性を第一に考えていきましょう。