子育て

【専門家監修】りんご・さつまいものおすすめ離乳食レシピ総合9選!保存方法は?

離乳食はいつから食べられる?

離乳食を始める時期は大体5~6ヶ月と言われています。離乳食を始めたての初期は赤ちゃんが「食べる」ことに慣れていないので食べ物を飲み込む練習をする時期です。

離乳食初期は食べられる食材も限られますし、調理方法の工夫も必要です。この時期によく使われる食材として、お米(おかゆ)、さつまいも、りんご、豆腐などがあげられます。

りんごとさつまいもの下ごしらえ方法

離乳食初期の赤ちゃんは舌で食材をつぶして飲み込みます。特にさつまいもやりんごは食物繊維を多く含んでおり固いので、煮て柔らかくするなど赤ちゃんが食べやすいように下ごしらえが必要です。

りんごとさつまいもの下ごしらえ方法やその際のポイントを紹介していきたいと思います。

りんごの下ごしらえ方法

離乳食初期や中期にりんごを使う場合は加熱調理するのがおすすめです。りんごは皮をむき、すりつぶしてペースト状にしてから電子レンジで加熱します。さらに裏ごしすると食べやすくなります。

離乳食中期や後期になるとすりつぶし以外も食べられるようになるので煮るのもおすすめです。リンゴは1㎝くらいの角切りにしてから煮ると食べやすいでしょう。

さつまいもの下ごしらえ方法

さつまいもは固いのでしっかりと茹でて柔らかくしてあげることが重要です。サツマイモの皮には食物繊維がたくさん含まれているので、離乳食初期や中期のお子様には皮を厚めに剥いてあげるがポイントです。茹でる前には、水にさらしてしっかりとアク抜きをしましょう。

また、離乳食初期の赤ちゃんには食物繊維が食べにくく感じるものです。茹でたさつまいもは裏ごしをしてペースト状にすると、さらに食べやすくなるでしょう。

【りんご・さつまいも別】おすすめの離乳食レシピ総合9選

りんごとさつまいもは離乳食で使用するのに人気の食材です。主食からおかず、デザートまで幅広くレシピがありどれに挑戦しようか悩んでしまいます。思い立ったらすぐに作れる、りんごとさつまいもそれぞれのおすすめレシピをまとめてみました。

りんごを使った離乳食レシピ3選

りんごは加熱すると更に甘くなります。赤ちゃんには自然の甘さを活かした離乳食を作ってあげるとよいでしょう。

電子レンジを使った簡単おやつや、手づかみ食べのしやすい蒸しパンなど、りんごを使った離乳食レシピ3選を紹介していきます。

おすすめの離乳食レシピ1:すりりんごを使った寒天ゼリー

・りんご1/2個を皮をむき芯をとっておきましょう。
・鍋に水200mlと粉寒天1gを入れて沸騰させます。
・時々混ぜながら弱火で3分ほど煮ます。
・その間にりんごをすりおろしレモン汁加えて混ぜ合わせます。
・粉寒天が溶けたら火を止め、先ほどすりおろしたりんごと砂糖大さじ1を加え混ぜます。
・砂糖が溶けたら容器に移します。粗熱がとれるまでそのまま冷まします。
・粗熱がとれ固まったらラップをかけて冷蔵庫で冷やすと出来上がりです。

おすすめの離乳食時期:離乳食後期、9ヶ月以降
予算目安:100円以下
調理時間目安:30分

おすすめの離乳食レシピ2:りんごの甘煮

・りんごは皮を剥き、芯をとっておきましょう。
・切ったりんごは5ミリ程度の薄さでいちょう切りにします。
・耐熱容器に入れて、その中に水を少量入れます。
・ふんわりとラップをかけ、電子レンジで1分ほど加熱します。
・りんごの色が透き通れば完成です。
・りんごの色が不透明であれば加熱が不十分なので再度電子レンジで加熱して下さい。
・焦げつきそうなら水の量を足して調節してください。
・りんごの大きさが大きければすりつぶすなどして小さくしてください。

おすすめの離乳食時期:離乳食中期から
予算目安:100円以下
調理時間目安:5分以内

おすすめの離乳食レシピ3:りんごとヨーグルト入り蒸しパン

・りんご1/2個は皮と芯を取り、1㎝くらいの角切りにしましょう。
・切ったりんごは深めの耐熱容器に入れてラップをかけましょう。
・レンジ(600wで3分)で加熱し、終わったら一旦取り出し混ぜます。
・もう一度レンジ(600wで3分)で加熱します。
・ホットケーキミックス100gとヨーグルト100gをボールに加え混ぜます。
・りんごの粗熱がとれたら生地の中に入れ混ぜ合わせます。
(その際に飾り用のりんごを少し残しておきましょう。)
・シリコンカップ等お好きな容器の6分目まで生地を流し入れ、飾り用のりんごをのせます。
・お好きな方法で加熱したら完成です。
レンジの場合600wで2~5分、蒸し器の場合中火で15~20分、スチームオーブンの蒸し機能で15~20分が加熱の目安になります。ようじをさして生地がつかなければ完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食後期
予算目安:100円~200円
調理時間目安:約30分

さつまいもを使った離乳食レシピ3選

さつまいもは食物繊維が豊富で便秘気味のお子様にもおすすめの食材です。また、おかずにもデザートにも使えて万能ですし、裏ごししてペースト状にすると離乳食初期から使用できるでしょう。

さつまいもを使ったおすすめレシピ3選を紹介していきたいと思います。

おすすめの離乳食レシピ1:さつま芋の甘煮

・細めのさつまいも3本を用意し、皮を部分的に剥きましょう。
・一口サイズの乱切りにして10分程水にさらします。
・アクがとれたらさつまいもを重ならないようにフライパンに並べます。
・さつまいもの7~8分目まで水を入れて強火で煮ます。
・沸騰したら砂糖大さじ2とみりん大さじ1~2を加え、蓋を少し開けた状態で煮ます。
・5分程たったら醤油小さじ1を加えさらに煮ます。
・さつまいもが柔らかくなったのを確認し、蓋を開けて強火で煮汁を煮飛ばします。
・煮汁が少なくなったら完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食中期から後期
予算目安:300円前後
調理時間目安:約30分

おすすめの離乳食レシピ2:さつまいものお焼き

・さつまいも60gは皮を剥き、レンジで加熱するか蒸して柔らかくします。
・さつまいもが熱いうちにスプーンなどでつぶします。
・調整したミルク10ccか牛乳10ccを潰したさつまいもに加えます。
・さらに片栗粉小さじ1~2を加え混ぜます。
・食べやすい大きさを手に取り形を整えます。スティック型だと持ちやすいです。
・くっつきにくいフライパンを用意し油をひかずに並べます。
・弱火で焼き途中でひっくり返します。
・火が通ったら完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食後期
予算目安:100円程度
調理時間目安:約20分

おすすめの離乳食レシピ3:卵黄入りスイートポテト

・さつまいもを蒸して柔らかくしたもの50gを準備し、裏ごしします。
・溶かした粉ミルク大さじ1を加え混ぜます。
・食べやすい大きさにし、形を整えます。
・表面に黄身をうっすら塗ると綺麗に仕上がります。
(黄身が大丈夫なお子様におすすめです)
・オーブントースターで7分くらい加熱したら完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食中期
予算目安:100円以下
調理時間目安:10分から15分

りんごとさつまいもを使った離乳食レシピ3選

りんごとさつまいもは食物繊維を多く含み、お子様にも積極的に食べさせたい食材です。自然な甘さを生かした優しいおやつや、手づかみ食べにも最適なおやきなど、りんごとさつまいものレシピをご紹介いたします。

おすすめの離乳食レシピ1:りんごとさつまいもの甘煮

・りんご1/2個とさつまいも1/2個を皮を剥いて適当な大きさに切ります。
・りんごはミキサーにかけます。
・さつまいもは耐熱容器に入れ少量の水をかけてレンジで2分加熱します。
(火が通っていなければ再度加熱してください。)
・鍋にミキサーにかけたりんごと加熱したさつまいもを入れ、水100ccを加えます。
・具材が柔らかくなるまで煮込んだら水溶き片栗粉小さじ1を加えます。
・とろみがついたら完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食中期7ヶ月から
予算目安:100円以下
調理時間目安:約10分

おすすめの離乳食レシピ2:りんごとさつまいもの乱切り煮

・さつまいも中1本は小さめに乱切りし水にさらします。
・りんごは1/2個~1個(お好みの量)を小さく切ります。
・さつまいも、りんごの順に鍋に入れ、具材がひたひたになる程度に水を加えます。
・アルミホイルなどで落し蓋をし、加熱します。
・たまに鍋をゆすり様子を見ながら火にかけます。
・水分少なくなったら完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食後期
予算目安:300円前後
調理時間目安:約10分

おすすめの離乳食レシピ3:りんごとさつまいもの甘味を活かしたお焼き

・さつまいも300gを茹で、熱いうちにマッシャーでつぶしましょう。
・牛乳大さじ4を少しずついれスプーンで混ぜます。
・さつまいもが冷めたら片栗粉大さじ1を加え、さらに混ぜます。
・りんご1/4個は粗みじんにし、耐熱容器に入れてレンジで600wで3分加熱します。
・加熱し終わったらフォークで軽く潰し、さつまいもと混ぜ合わせます。
・混ぜたものを食べやすい大きさにして、形を整えます。
・フライパンを加熱しバターを入れます。バターを溶かし全体に広げましょう。
・形を整えたものをフライパンに並べ加熱します。
・焦げ目がつくように焼き、ひっくり返して10分程度加熱したら完成です。

おすすめの離乳食時期:離乳食完了期
予算目安:300円前後
調理時間目安:30分

りんごとさつまいもの保存方法

りんごとさつまいもは冷凍保存できるのしょうか。離乳食は1回の食べる量が少量なので冷凍をして、毎回作る手間を省くと効率がよいでしょう。

冷凍する際のポイントや保存期間をまとめてみました。

りんごの保存方法

りんごはすりおろしたりミキサーにかけてペースト状にしましょう。加熱したりんごや煮たりんごも容器に入れて冷凍保存することができます。また、製氷皿に小分けにして冷凍すると1回分だけ使えて便利なのでおすすめです。

生のりんごは1/8のサイズで串切りにして水分をよく切って袋に入れると冷凍することができます。冷凍保存が可能な期間は生のりんごで1ヵ月程度でしょう。

さつまいもの保存方法

さつまいもは端っこに食物繊維が多く含まれているので真ん中の部分を使用します。皮を厚めに剥き、水にさらしてアク抜きをしてから柔らかくなるまで茹でましょう。茹でたさつまいもはペースト状にするか小さく切り、ジップロックや容器に入れて冷凍しましょう。

茹でたさつまいもを冷凍する際の保存期間はおよそ2週間です。

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りんごとさつまいもを使った離乳食を作ろう

りんごとさつまいもは離乳食初期から取り入れることのできる食材です。ペースト状にして形を変えたり、煮るとさらに甘くなるのでお子様も食べやすく感じるでしょう。また、1度に多く作り置きをしても、冷凍保存が可能なので使う量だけ取り出せて便利です。

早速作れるレシピもたくさん紹介しておりますので、りんごとさつまいもを使った離乳食を作ってみましょう。