【専門家監修】妊娠23週の赤ちゃんの様子とは?ママの体の変化や注意点3つ

初回公開日:2020年09月01日

更新日:2021年09月15日

記載されている内容は2020年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

妊娠23週目の妊婦さんの安定期の過ごし方や、食事などの注意点を書いています。安定期に入ったからといって油断するのは禁物です。お腹の赤ちゃんとママのためにも、この記事を読んで母体に起こる変化やマイナートラブルに備えましょう。

【専門家監修】妊娠23週の赤ちゃんの様子とは?ママの体の変化や注意点3つ

妊娠23週とは?

妊娠23週とは妊娠6ヶ月のことで、妊娠0週から40週までを前期、中期、後期の3期に分けた時の中期にあたります。一般的にママもお腹の赤ちゃんも状態が落ち着き安定期と呼ばれる時期です。

外から見てもお腹が目立つようになり、これまでよりも胎動を強く感じられ、運動を始めるのに適した時期でしょう。

妊娠23週の赤ちゃんの様子

妊娠23週の赤ちゃんは、身長は25~30㎝、体重は600gくらいが平均で、23週以降からお腹の赤ちゃんの体重は1週間に200グラム程度増えていきます。

妊娠23週の赤ちゃんはたくさん眠っていますがこの睡眠の80%はレム睡眠で、レム睡眠の間は赤ちゃんの目と脳は活発に動いています。

声が聞こえる

妊娠23週目は胎児の聴覚がさらに発達し、子宮外の音を聞き分けられるようになるといわれています。話しかけたり、歌を歌ったりしてお腹の赤ちゃんとコミュニケーションととるといいでしょう。

赤ちゃんは、なすびくらいの大きさになり、見た目は新生児とほぼ変わりません。まぶたが分離して目を開けたり閉じたりする様子が確認できるようになるでしょう。

筋肉や骨格が発達する

妊娠23週になると骨格や筋肉がより一層発達していきます。大きく体を動かす運動をするようにもなるので、胎動がさらに強く感じられるでしょう。

この時期から皮下脂肪が少しずつ増えて皮膚の表面が滑らかになっていきますが、骨や内臓、血管がまだ少しだけ透けて見えます。

妊娠23週のママの体の変化3つ

妊娠23週になると胎児の成長とともにママの体にも様々な変化が現れます。腰痛やこむら返りなどのマイナートラブルと呼ばれる、妊娠中に起こる不快な症状に悩まされるママも多くいます。

ここからは、妊娠23週のママの体の変化について詳しくみていきます。ぜひ参考にしてみてください。

妊娠23週のママの体の変化1:動悸や息切れ

妊娠中は胎児に栄養や酸素を送るため、ママの血液量が増え、特に妊娠中期頃から心臓が1回の拍動で送り出す血液量が急速に増加します。これが動悸や息切れの原因になるといわれています。

動悸や息切れを感じた時は治まるまで休みましょう。ストレスが原因なることもあるので、普段からリラックスしてゆっくりとした動作をするように心がけることも大切です。

妊娠23週のママの体の変化2:足がつる

妊娠23週になると大きくなった子宮が血管を圧迫して足への血流が滞ってしまうので、足がつることが起こりやすくなります。

長時間同じ姿勢を取っていると起こりやすいので、日頃から水分補給と十分な睡眠を心がけ、寝るときにクッションなど使って少し高い位置に足を乗せておくといいでしょう。

足がつってしまった場合は慌てずに両足を伸ばしたり、下向きにマッサージすることで痛みが和らぎます。

妊娠23週のママの体の変化3:頭痛の症状が出る

妊娠23週頃によく起こるのは、後頭部から首筋を中心に頭全体が締め付けられるように起こる筋緊張性の頭痛です。筋緊張性の頭痛は、筋肉が緊張して血流が悪くなることが原因で、不自然な姿勢や運動不足が原因といわれています。

頭痛が起こった場合はハーブでリラックスしたり、蒸しタオルなどで温めて血行をよくしましょう。どんどんひどくなってきたり、吐き気などの症状がある場合は無理せず産婦人科へ行くことも大切です。

妊娠高血圧腎症

妊娠高血圧腎症は妊婦さんの20人に1人の割合で発症するといわれている病気で、高血圧に加え尿中に蛋白が出ます。

妊娠高血圧腎症は体重増加や疲れなどで引き起こされる可能性が高いので、十分注意しましょう。

妊娠23週のときの注意点3つ

妊娠23週になると体調が安定してきて比較的過ごしやすくなる時期になりますが、注意すべき点もたくさんあります。

食生活が乱れたり、激しい運動をしたりすると早産や病気のリスクを高めてしまう可能性があるので注意しましょう。無理をせず、体調に気を配りながら過ごすことが大切です。

妊娠23週の注意点1:インスタント食品は避ける

妊娠中の食生活は、お腹の赤ちゃんにとってもママにとっても非常に大切なものです。妊娠中にきちんとバランスのとれた食生活を心がけていないと、妊娠糖尿病といった病気を引き起こしやすくなります。

特に妊娠中は塩分の代謝機能が下がるので、塩分の取りすぎには注意が必要です。加工食品やインスタント食品には食塩が多く使われていますし、保存料や添加物が原因で下痢や嘔吐を引き起こす可能性があるので避けるようにしましょう。

妊娠23週の注意点2:食あたりに気をつける

妊娠中の食あたりはママの体調が悪くなるだけでなく、お腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。生ものやチーズなどの食品は避け、食べる時もよく加熱するよう心がけることが大切です。

一般的に食あたりの症状には嘔吐、下痢、高熱などがあります。これらの食あたりを疑うような症状があればすぐに病院へ行き、治療を受けましょう。

妊娠23週の注意点3:腰への負担

妊娠中はほとんどの人が腰痛に悩まされますが、特に妊娠中期になると痛みを訴えるママが増えてきます。腰痛の原因として、1つは大きくなったお腹を支えようとして反り返った姿勢になるため、腰へ負担がかかり痛みを引き起こしているのです。

腰痛を和らげるために湿布薬を使う際は注意が必要です。湿布薬を使ってお腹の赤ちゃんの動脈管を収縮させる可能性がありますので、まずはお医者さんに相談しましょう。

妊娠23週の過ごし方4つ

妊娠23週になると安定期に入りますので、適度な運動を始めたり地域の母親学級に参加するのに最適だといわれています。母親学級では妊娠後期の過ごし方や出産への心構えなどを教えてもらえますし、悩みを共有したり、友達を作ったりすることで気分転換にもなります。

他にも体重が増加しやすい時期なので、体重管理をすることも大切です。

妊娠23週の過ごし方1:適度に体を動かす

適度な運動は健康づくりに欠かせない要素の1つです。しかし負荷の強い筋トレなどの激しい運動はママにとってもお腹の赤ちゃんにとっても危険ですので、有酸素運動がおすすめです。

妊娠中の有酸素運動はリフレッシュ効果があるほかに、早産や低出生体重児のリスクを抑えてくれるといわれています。

有酸素運動には、手軽の始められるウォーキングやマタニティヨガなど様々な種類がありますので、自分に合った運動を無理なく行いましょう。

妊娠23週の過ごし方2:姿勢に気をつける

家事などをしていると知らず識らずのうちに前傾姿勢になっていることがあります。姿勢が悪いと見た目も悪いですし、産後に痩せにくい体になってしまうので普段から正しい姿勢を意識することが大切です。

壁を背にして立ち後頭部からふくらはぎを壁につけると簡単に姿勢を確認できます。普段から意識していれば自然と姿勢は治っていきますが、早く治したいという人は整体に相談することも効果的でしょう。

妊娠23週の過ごし方3:骨盤ベルトを選ぶ

妊娠20週ごろになると、骨盤周りの関節や靱帯を緩める作用があるホルモンが分泌され始め、このホルモンは腰痛の原因の1つになります。骨盤ベルトは腰痛だけでなく、恥骨痛や産後太りの予防改善も期待できるので、自分に合ったものを使用しましょう。

骨盤ベルトは様々なメーカーのものがありますが、信頼のおけるものを購入し正しい方法で使用することが大切です。

妊娠23週の過ごし方4:マタニティフォトを作る

マタニティフォトを撮影できる時期はお腹の大きい妊娠中期から後期で、妊娠している限られた期間にしか撮ることができないので一生の思い出になります。生まれてくる子供が成長した時に見せられるのもメリットの1つです。

マタニティフォトといえばフォトスタジオでとるイメージですが、リゾート地や自宅でも撮ることができます。衣装もマタニティドレスの他に、リラックスできる私服やウエディングドレスもあります。

妊娠23週は適度に体を動かしてリフレッシュしよう!

妊娠23週は体調が安定してきますが体重増加や、腰痛などのマイナートラブルに悩まされる時期でもあります。ストレスがたまりやすくなるので適度に体を動かしてリフレッシュしましょう。

妊娠後期になるとお腹がますます大きくなり、体調も不安定になりがちになるので、安定しているこの時期を充実したものにすることが大切です。

記事監修

【専門家監修】妊娠23週の赤ちゃんの様子とは?ママの体の変化や注意点3つ

フリーランス助産師 上原沙希

福岡県にて看護師・助産師の資格を修得。その後は上京し東京女子医科大学病院MFICU、産婦人科クリニック、グループホーム等での経験を積む。
産科領域だけでなくボーダーレスに多くの人の力になりたいという思いを抱き、英語力習得のためヨーロッパ留学とギリシャの難民ボランティアへ。帰国後は関西を拠点に活動中。
現在も産婦人科病院での臨床を続けながら、フリーランス助産師としてコラムニストやセミナー、商品開発など手がけている。
今後は助産師や性教育の知識・食生活アドバイザーの資格を活かして、国籍・年齢・性別関係なくボーダーレスな教育活動に尽力していく。

【取得資格】
・正看護師
・助産師
・食生活アドバイザー
・NCPR Aコース認定
・胎児受胎調節指導員

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