正しい添い乳の姿勢のコツ3つ|ゲップや中耳炎などの気になる注意点を紹介

初回公開日:2020年11月29日

更新日:2020年10月22日

記載されている内容は2020年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

添い乳は朝から晩までやることいっぱいのお母さんの助けになります。簡単に見えますが、やり方を間違えるとお母さんにも赤ちゃんに良くありません。ここでは赤ちゃんもお母さんも楽になり幸せな時間を共有できる添い乳の正しい姿勢、気をつけておきたい点をご紹介します。

正しい添い乳の姿勢のコツ3つ|ゲップや中耳炎などの気になる注意点を紹介

添い乳とは?

添い乳とは赤ちゃんを抱きあげず、寝たままの状態で授乳する方法です。添い寝しながらで抱き寄せ、赤ちゃんに母乳を飲ませます。添い乳するとお母さんからは幸せを感じストレスを減らすオキシトシンが分泌されるため、母乳量を増やす効果も期待できます。

抱っこでの授乳はお母さんへ無理がかかりますが、添い乳は手首や腰への負担が少なく楽です。帝王切開後など出産時の痛みが残っている時期にも授乳しやすいでしょう。

添い乳のメリット

夜間はもちろんお昼寝も、授乳でお腹が満たされた赤ちゃんをそのまま寝かしつけられるので身体的な負担も減るでしょう。

また、添い乳にすると起きないで寝たまま授乳できるので、夜中の授乳も楽になります。布団の中と部屋の温度差を感じる寒い季節は特に助かるでしょう。

正しい添い乳の姿勢のコツ3つ

利点の多い添い乳ですが、回数が多いと歯並びが悪くなるといわれており、デメリットもあります。やり方が悪いと思わぬ事故を招く可能性も出てくるでしょう。体の向きが良くなければお母さん自身にも悪い影響を与えます。

自分の体と赤ちゃんの両方をいたわりながら安心して飲ませられるように、添い乳の正しい姿勢をマスターしておきましょう。正しく添い乳する姿勢のコツ3つを把握し、楽な体勢でたっぷり飲ませてあげてください。

正しい添い乳の姿勢1:横向きになる

添い乳するとき、お母さんは授乳する側が下になるよう横向きに寝ます。左側で授乳するならば、赤ちゃんの右側に横たわります。この時点ではまだ赤ちゃんの体は仰向けです。

次にお母さんと向き合うよう赤ちゃんの体を横にして赤ちゃんの頭の下に腕を置いて腕枕し、抱き寄せて密着させます。お母さんのおなかと赤ちゃんのおなかが重なり合うようなイメージです。この姿勢で授乳していきます。

枕やバスタオルで高さを調整する

添い乳で長時間同じ姿勢を保つと、肩こりになったり、手の位置によっては手がしびれたりする場合があります。痛みやしびれがでないようにするには授乳に役立つアイテムを準備しておくといいでしょう。

枕やバスタオルなどを使ってお母さんの頭の高さを整えると楽な体勢で授乳できます。枕は低反発素材でなく、高さがありしっかりと支えられる素材を選びましょう。クッションなどを足の間に挟むとさらに楽になります。

正しい添い乳の姿勢2:赤ちゃんの口の位置と合わせる

飲ませる体勢が整ったら赤ちゃんがうまく吸えるように口と乳頭の位置を合わせましょう。向かい合わせで抱き寄せただけでは高さが合わないので不十分です。赤ちゃんの口と乳頭が必ず同じ高さになるように調節してあげましょう。

空いている手で胸の下側をつかみ、先端が赤ちゃんの口元に届くようにしましょう。うまくいかないときはお母さんの体の角度を変え、それでも難しければ赤ちゃんの位置をずらしてみます。

正しい添い乳の姿勢3:少し上を向いている角度に調整する

赤ちゃんの顔の位置は胸に対して真正面ではなく、少し上を向いた状態にしましょう。赤ちゃんの口と乳頭を合わせるときに意識して角度を調整してください。少し上向きにしておくだけで鼻をつぶさずに授乳できます。

ちょうどいい角度でなければ赤ちゃんはうまく飲めません。口をきちんと開けて吸えているか、ゆっくりしたスピードでごくごく飲めているかを確かめましょう。

背中を支える

赤ちゃんが動くと位置がズレて姿勢が保てなくなるので上手に飲ませるのは難しいでしょう。うまくできないときは枕やクッション、バスタオルなどを赤ちゃんの背中部分に当てておくと安定します。バスタオルは折ってからくるくる丸めて棒状にすると使いやすいでしょう。

背中の支えに使ったものはそのまま放置せず、赤ちゃんが眠ったら別の場所に移しましょう。柔らかなものが側にあると窒息する可能性があるため注意してください。

添い乳をするときの注意点

添い乳するとき、姿勢以外にも気にかけておかなければならないことがあります。一つは授乳が終わった後に赤ちゃんにしてあげるケアです。具体的に何をすればいいのかチェックしてみましょう。

もう一つ、添い乳してはいけない赤ちゃんについても知っておかなければなりません。疲れているときは頼りたくなりますが、添い乳によってトラブルを引き起こす可能性があります。どういったことが起きるのか詳しく見ていきましょう。

ゲップを出してあげる

添い乳後にそのまま寝かせてしまうと母乳を吐き出したり、むせる赤ちゃんがいます。吐きやすい赤ちゃんは飲み終わった後に必ず抱き上げゲップさせましょう。飲みながら眠ってしまったときも、そっと抱いてゲップを出してから寝かせます。

吐き出した経験がない、ほんの少ししか飲んでいない場合はそのまま寝かせ様子を見ます。ただし、吐きやすいかどうか判断できない新生児の間は忘れずにゲップさせましょう。

中耳炎になりやすい赤ちゃんは控える

中耳炎になりやすい赤ちゃんは添い乳を控えましょう。赤ちゃんを寝かせて授乳すると下側の耳が中耳炎になりやすいといわれています。授乳後にそのまま寝かせてしまうのも中耳炎には良くありません。

ゲップさせずに寝かせると、胃の中に入った母乳が逆流してしまい、耳管を通って中耳に入り粘膜を傷つけてしまう可能性があります。中耳炎になり、赤ちゃんが辛い思いをしないように気をつけましょう。

添い乳による窒息を防ぐ対策5つ

添い乳には乳腺炎になりやすい、添い寝でないと眠れない子になるといったデメリットがありますが、中でも心配なのが赤ちゃんの窒息です。ちょっとしたことが大問題へと発展します。

ここでは、添い乳による窒息を防ぐ5つの対策を紹介していきます。不安をなくし、心地よく添い乳するために窒息を防ぐための対策方法を覚えておきましょう。

添い乳による窒息を防ぐ対策1:掛布団を別にする

掛け布団はお母さんとは別のものを用意しましょう。一緒に一枚の布団を使えば冬場は温かいですが、大人用の布団は赤ちゃんには合いません。一緒に掛けると顔を覆ってしまう危険があります。

赤ちゃんには軽くて薄い、赤ちゃん専用の布団を使いましょう。母乳の吐き戻しや汗、よだれなどで汚れることも考え、いつでも清潔に保てるように自宅で洗えるタイプを選ぶと便利でしょう。

添い乳による窒息を防ぐ対策2:敷布団は固めにする

お母さんが使っているベッドや布団で添い乳する場合はマットレスや敷布団の固さに注意してください。マットレスや敷布団が固めのものならば問題ありません。柔らかいとうつ伏せに寝たときに重さで顔が埋まり呼吸できなくなる可能性があります。

使用中のマットレスや布団が柔らかく、赤ちゃんの顔が埋もれてしまう可能性があるなら、赤ちゃんの場所だけ硬めのベビーパッドを使用するといいでしょう。

添い乳による窒息を防ぐ対策3:眠ったら移動させる

添い乳での授乳が終わりすやすや眠ってしまったら、すぐに赤ちゃんをベビーベッドやベビー布団へ移動させましょう。お母さんも一緒にウトウトしてしまうと赤ちゃんをベビー布団へ移すのが面倒になるかもしれませんが、一緒にそのまま寝ると窒息の原因になります。

くわえっぱなしのまま眠ってしまうと胸で鼻や口がふさがれ息ができない、気づかぬ間にお母さんが赤ちゃんに覆いかぶさり潰しそうになるといった危険もあります。

添い乳による窒息を防ぐ対策4:薬の作用を確認しておく

授乳中でも差し支えなく飲める薬であっても、眠気を誘うものを飲んだときは添い乳しないようにしましょう。薬の影響で眠ってしまうと、赤ちゃんが息のできない状態になっても気づかないため窒息する可能性は高まります。

万が一薬を服用する場合には、眠くなる作用があるかをしっかり確認し、添い乳をする前には服用しないようにしましょう。

添い乳による窒息を防ぐ対策5:ソファは避ける

リビングのソファも疲れたときに横になり授乳するのにちょうどいい場所のように感じますが、窒息の危険性があるためおすすめできません。座り心地のいいソファであってもベッドのような広さや余裕がないため転落するおそれもあります。

ソファを利用するのであれば添い乳は避け、横抱き、交差横抱き、レイバック式など座っての授乳を心掛けましょう。

正しい姿勢で添い乳をしよう

添い乳で授乳する場合は背中が痛い、腰が痛いなど体への負担が少なくなるよう正しい姿勢を心掛けましょう。正しい姿勢、方法で添い乳をすれば、赤ちゃんはお母さんに触れながら安心してお腹いっぱい母乳を飲めます。

毎日忙しく、夜泣きで良く眠れないお母さんにとって横になれる時間は貴重です。正しい姿勢や注意点を守って上手に添い乳を取り入れていきましょう。

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