胎教はいつから始めたらいい?胎教のやり方8つとおすすめグッズを紹介
初回公開日:2020年11月29日
更新日:2020年10月22日
記載されている内容は2020年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

胎教ってなに?
胎教とは、妊婦であるママとお腹の赤ちゃんがコミュニケーションを取る作業のことです。妊婦にとってはリラックス効果があり、科学的根拠があるかはわかっていませんが、胎児の脳を刺激して発育に良い影響が与えられると考えられています。
ママがお腹の赤ちゃんに話しかけたり、絵本を読み聞かせたり、音楽を聞かせたりと、様々な胎教が行われています。
胎教はいつから始めるのかの目安3つ
胎教はいつから始めるといいのでしょうか。妊娠何週からとか何ヶ月からという明確な答えはありませんが、いつから始めたらよいか、おすすめの時期を紹介します。胎教をしてみたいけど、いつから始めようかと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
いつから始めるのかの目安1:つわりの時期は避ける
妊娠初期から14週くらいまで、多くの妊婦さんがつわりに悩まされています。つわりなどで余裕がない時期は、無理に胎教を行わない方が良いでしょう。
妊婦さんは無理をせずストレスをためないことが重要です。いつから始めるかの目安としては、つわり軽減後の体調が落ち着く、妊娠16週以降から妊娠5ヶ月か6ヶ月くらいが多いようです。
いつから始めるのかの目安2:赤ちゃんが発達し始める頃
多くの妊婦さんは妊娠20週くらいにはつわりが落ち着きます。個人差はありますが、ちょうどその頃から赤ちゃんの五感と脳の発達が始まり、だんだん外の音が聞こえるようになってきます。
また、この頃から胎動を感じる妊婦さんも増えてきます。胎動を感じられるようになった頃が、胎教を始める一つの目安と考えても良さそうです。
いつから始めるのかの目安3:思い立った時
妊娠中の体調は人それぞれ異なります。いつから胎教を始めなければならないと義務のように考えず、やってみようと思い立った時が一番良いタイミングかもしれません。いつから始めるかは妊婦さん次第です。
リラックスして楽しく始められる日にスタートしてみてはいかがでしょうか。
胎教のやり方8つ
実際に胎教を始める際、どんなやり方の胎教が効果を期待できるのでしょうか。ここでは具体的なやり方を8つ紹介しています。無理をせず、その日の気分で家族と楽しく行える胎教を見つけてみてください。
胎教のやり方1:話しかける
まずはお腹の赤ちゃんにたくさん話しかけてあげましょう。何を話すかは自由です。
初めのうちは恥ずかしいと感じる方や、どう話しかけていいかわからない方がいるかもしれません。朝起きたら「おはよう」、夜寝る前に「おやすみ」など、一緒に過ごす家族として話しかけてみましょう。いつからかママの声を自覚してくるはずです。
また、ママだけでなくパパも積極的に話しかけることが大切です。父親の父性が芽生えることでしょう。
胎教のやり方2:名前をつける
名前が決まっている場合は、胎教の時からその名前で呼ぶパパとママが多いと思いますが、まだ名前が決まっていない場合は、胎教ネーム(胎児期のニックネーム)をつけて呼んでいるようです。
胎教ネームをつけると赤ちゃんに対してますます愛着が芽生えて、不思議なことに話しかけやすくなる利点があります。
胎教のやり方3:おなかを撫でたり優しくたたく
まだ直接赤ちゃんを撫でることはできませんが、おなかを撫でたりトントンと優しくたたいたりしてみましょう。スキンシップしていると、赤ちゃんもお腹を蹴ったり動いたり、反応がみられるかもしれません。
反応がないからといって不安になることや、意味がないと思う必要はありません。赤ちゃんの耳がまだ聞こえていないのかもしれませんし、お昼寝中かもしれません。無意味と思わず楽しみながら続けてみましょう。
胎教のやり方4:音楽を聴かせる
胎教にいい音楽とは、ショパン、モーツァルトといった定番のクラシックはもちろん、ハワイアンミュージックや作曲家である久石譲さんのジブリ映画音楽なども、ヒーリング効果があるのでおすすめです。
オルゴールやピアノ、ウクレレ、フルート、太鼓の音などの楽器の音も赤ちゃんが喜ぶかもしれません。
ロックやヘビメタなどの激しい音楽が悪いというわけではありません。ママが好きな音楽が胎教にもいいことを覚えておくと良いでしょう。
今はスマホアプリからユーチューブやラジオの音楽が聞けるので、邦楽、洋楽、レゲエ、ヒップホップなど、お気に入りの音楽を探してみてください。
胎教のやり方5:歌をうたう
ママが歌うことも、赤ちゃんが喜ぶ胎教のようです。カラオケに出かけて歌わなくても、家で歌うことも効果的です。
例えば赤ちゃんに子守唄を歌ってみてはいかがでしょうか。胎教で歌っていた歌を生まれてから聞かせたら、赤ちゃんの夜泣きがおさまったという体験談もあるようです。
歌を歌うことは、ママのストレスを解消するメリットもありますので、ぜひ取り入れてみてください。
胎教のやり方6:絵本を読む
赤ちゃんがお腹にいるときから絵本をたくさん読んであげましょう。図書館へ行けばベストセラーの絵本も最新の絵本も無料で借りられますし、様々な種類の中からお気に入りの絵本が見つかれば、生まれてからの楽しみになるでしょう。
ゆっくりと心を込めて読んであげましょう。
胎教のやり方7:散歩
ゆっくりと散歩することは健康的ですし、胎教にもなります。自然が多い場所や水の音が聞こえる場所などもリラックスできてよいでしょう。散歩するときは転ばないように気をつけて、体に無理のない距離を歩きましょう。
胎教のやり方8:妊婦さん向けの運動をする
マタニティヨガやマタニティビクスなど、妊婦さん向けの運動も胎教になります。呼吸法や瞑想法で不安を軽減することや、出産のときに使う筋肉を鍛えるのに効果的です。
教室に通わなくてもユーチューブなどで紹介されていますので、携帯だけで手軽に始められます。いつから始めるかは医師に確認し、体調に合わせて無理のない範囲で行いましょう。
おすすめの胎教グッズ3選
ここでは実際に胎教におすすめのグッズをご紹介します。胎教に使える商品はたくさんありますので、どれを買ったらよいか迷ってしまう方も多いでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの胎教グッズ1:胎教モーツァルト
「胎教モーツァルト」はモーツァルトの楽曲を収録したクラシック盤とオルゴール盤の2枚セットのアルバムです。
クラシックは詳しくないけど胎教のために聞いてみたいという方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。クラシックは赤ちゃんの豊かな感性を育てやすいと言われていますし、オルゴールはα波のゆらぎ信号に含まれている音色で高いリラックス効果が期待できます。
胎教の時期だけでなく、産後も普段のBGMに使えますし、寝るときに流せばリラックスして眠りにつけるでしょう。
ママがリラックスすることは、赤ちゃんの健やかな成長や脳活性化に繋がります。「胎教モーツァルト」でゆったりと胎教を楽しんでみてはいかがでしょうか。
おすすめの胎教グッズ2:じゃあじゃあびりびり
「じゃあじゃあびりびり」は20年以上前から人気の赤ちゃん向けの絵本です。
赤くてコンパクトな絵本には「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」「みず じゃあ じゃあ じゃあ」などの楽しいリズムの言葉が詰まっていて、赤ちゃんを耳から楽しませてくれるでしょう。
胎教の時期だけでなく、赤ちゃんが生まれたら初めて読んであげる絵本としても大人気です。はっきりした色彩で見た目も楽しく、お気に入りの一冊になるでしょう。現在の本は赤ちゃんがかじっても放り投げても丈夫な厚紙でできています。
生まれてきたらどんな顔をして聞いてくれるかな、と想像しながら、お腹の赤ちゃんに読み聞かせをしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの胎教グッズ3:わらべうた胎教マッサージ&産後ダンス
「わらべうた胎教マッサージ&産後ダンス」は、自分でまたはパートナーと一緒に行う胎教マッサージを紹介する本です。赤ちゃんがお腹にいる時期からスキンシップをして、親子の絆を深めることに役立ちます。
付属のDVDは、妊娠初期にはきれいな景色とオルゴール音でリラックスを促し、胎動を感じた頃からわらべうた胎教マッサージを行い、産後にはわらべうた産後ダンスで楽しめて、使い方次第で長く活用していただけます。
ママの歌声を聞きながら愛情のこもったマッサージを受けた赤ちゃんは、きっと穏やかな性格の子供に成長することでしょう。
胎教に良くないことは?
ここまで胎教に良い方法を紹介してきましたが、逆に胎教に良くないこととは何でしょうか。それは、ママがストレスを感じて気持ちが安定しない状態が続くことだと言われています。
胎教に神経質になりすぎて、いつから何をしなければいけないと焦ったり、何もしてないことに後悔したりせず、ママが安心して過ごすのが一番の胎教ということを忘れないでください。
ママのストレス解消のためなら、時には夫婦喧嘩、ホラー映画の鑑賞、小旅行も良いでしょう。疲れや不安を感じたら、早めに切り替えることが大切です。
感情的になる
妊娠中はホルモンのバランスの変化によって、イライラしたり情緒不安定になったりします。赤ちゃんが無事に生まれるかの不安、出産の痛みへの恐怖心、きちんと育てられるかなどの悩みなども出てくるでしょう。
ママが感情的になることは、胎教にはよくありません。辛いときは、自分だけが我慢せず、遠慮なく周りのサポートを受けましょう。普段から家族や友達など身近な人と話して気分転換をし、ストレスをためない生活が大切です。
生活習慣の乱れ
妊婦さんはもちろん家族も、禁煙や禁酒だけでなく生活習慣の乱れをなくし、食事や睡眠など整った生活リズムの大切さを知ることが肝心です。
例えば、夜勤のある看護師、時差ぼけがある国際線の客室乗務員では、出産児の体重減少や、早産や流産の頻度が高いなどの報告があるようです。
無理なく胎教を始めてみよう!
なぜ胎教が良いか、何をするか、どんな胎教の方法があるかなど、理解していただけましたでしょうか。重要なことは、妊婦さんであるママが安心してリラックスした状態でいることです。
いつから胎教を始めるかはママ次第です。始めようと思った時が初め時です。まずは赤ちゃんに心の中で話しかけることから始めてみてはいかがでしょうか。きっと赤ちゃんもお腹の中で喜んでいることでしょう。

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