出産準備

妊婦検診の初回費用を節約する方法4つを紹介!初回費用の内訳を知ろう

妊婦検診の初回費用はどのくらいかかる?

妊婦検診の初回費用は、どのくらいかかるのか不安に感じている人も多いです。特に初めて妊婦健診に臨む場合は妊娠したかもしれないという嬉しい気持ちがある反面、お金の面が気になってしまうこともあるでしょう。

今回は、妊婦検診の初回費用や内訳、初回費用を節約する方法を具体的にご紹介していきます。妊婦検診の初回費用に関する悩みや疑問点を解決していきましょう。

初回費用の平均相場

妊婦検診の初回費用の平均相場は、5千円から1万円といわれています。妊娠は健康保険適用ではないため、妊娠検査のために訪れる機関によって初回費用に違いがあります。

さらに場合によっては、一般的な検診に加えて別に必要な検査をすることもあります。その場合は、一般的な妊婦検診の初回費用にプラスして料金が請求されることも少なくありません。

初回費用の額が気になる場合は、少し多めにお金を持っていくといいでしょう。

妊婦検診の初回費用の内訳4つ

ここからは、具体的に妊婦検診の初回費用の内訳を4つ紹介していきます。妊婦検診の初回費用の内訳は訪れる機関によって異なりますが、参考にしてみてください。

また費用だけでなく、妊娠検診の初回はどのような検診内容か気になっている人もチェックしてみましょう。

妊婦検診の初回費用の内訳1:触診・内診

妊婦検診の初回費用の内訳は、触診・内診です。初診時の触診・内診は、子宮の大きさや形、硬さなどに異常がないかチェックしています。

ただし最近では経腟超音波が一般的になったため、初診時に内診をする機関は少なくなってきています。また腟鏡や超音波検査と組み合わせて検査する場合も少なくありません。

触診・内診の費用は、3千円前後という場合が多いです。

妊婦検診の初回費用の内訳2:問診

問診は、生理や最終の生理開始日、過去の妊娠経験、現在妊娠の初期症状が出ているかが聞かれます。問診票の記入を求められる場合もありますので、最終生理日や現在の体調、過去の妊娠経験などが分かるメモがあれば持っていくとスムーズです。

また問診だけ行われることは少ないため、費用については他の検査とともに請求されることが多いです。母性健康管理指導事項連絡カードが出される場合は、別途2千円ほど必要になります。

妊婦検診の初回費用の内訳3:超音波検査

超音波検査は、医師が膣の中に機械をいれて胎児の状態を確認する検査のことです。妊娠初期の5週目から6週目に行われることが多く、胎児心拍動や子宮の中に袋があるか確認して妊娠しているか判断します。

超音波検査の費用は、保険が適用されるケースの場合は2千円程度です。超音波検査は内診とともに行われることが多いです。

妊娠検診の初回には行われることが多い検査ですので、費用を用意しておきましょう。

妊婦検診の初回費用の内訳4:尿検査

尿検査は、妊娠ホルモンが出ているかどうか確認で行われます。費用は、千円程度です。

ただし病院によっては、すでに妊娠検査薬でチェックが済んでいる場合は尿検査を行わないこともあります。通院しようと考えている機関が尿検査を実施しているか知りたい場合は、ホームページを確認したり、問い合わせてみたりすることがおすすめです。

なお尿検査は、初回以降は糖分やたんぱく質、ケトン体の数値の確認で使われます。

妊婦検診の初回費用に関すること3つ

ここからは、妊婦検診の初回費用についてあらかじめ知っておいた方がいい点をご紹介していきます。妊婦健診で悩まないようにぜひチェックしておきましょう。

余裕を持って妊婦生活をスタートさせましょう。

妊婦検診の初回費用に関すること1:初回費用は医療機関によって様々

妊娠検診は自費診療なので初回費用は、医療機関によって異なります。そのため通う医療機関が異なれば初回費用が大きく異なる可能性があります。

全く知り合いや口コミが確認できない医療機関で妊娠検診しようと考える場合は、初回は少し多めのお金を用意しておくといいです。

さらに電話予約できる医療機関の場合は、費用の概算を聞いておくと安心でしょう。

妊婦検診の初回費用に関すること2:健康保険が適用されないので注意!

妊婦検診には、健康保険が適用されません。健康保険が適用されない理由は、妊娠や出産は怪我や病気ではないという考え方からです。

そもそも健康保険とは、怪我や病気の治療をする際に使う保険です。そのため、治療が目的ではない妊娠や出産は実費となります。

ただし、妊娠検診は自治体からの補助券や出産一時金など公的な補助があります。そのため、実際に妊婦が負担する額は軽減できます。

妊婦検診の初回費用に関すること3:検診中に異常が発見された場合

検診中に異常が発見された場合は、健康保険が適用される場合があります。もともと婦人科系の病気で通院していた人は初めから妊婦健診が健康保険適用のこともあります。

そのため妊婦健診に初めて行く場合は、念のため健康保険を持っていくことをおすすめします。忘れてしまった場合も次回の検診の時に保険証を持参すれば、差額を返金してくれることもあるので受付で聞いてみるといいでしょう。

妊婦検診の初回費用を節約する方法4つ

ここからは、妊婦検診の初回費用を節約する方法を4つ紹介していきます。妊婦検診の初回費用をなるべく節約して、子育てにお金を回していきたいという人も多いでしょう。

妊婦検診の初回に確認して、お得に初回検診に足を運んでみてください。

妊婦検診の初回費用を節約する方法1:検診のタイミングに注意しよう

早すぎると胎嚢が確認できず再受診することがあるため、検診のタイミングには注意してください。妊娠5~6週がおすすめの目安です。

生理が1週間過ぎたら受診の予約をするといいでしょう。なお胎芽が確認できる時期は、遅くとも妊娠6週末と言われています。

ただし費用を気にして検診のタイミングを、あまり遅くすることはおすすめできません。6週末までには検診を一度は受けておくと安心でしょう。

妊婦検診の初回費用を節約する方法2:妊婦健診補助券を利用する

妊婦検診の初回費用を節約したい場合は、妊婦健診補助券を利用することがおすすめです。妊婦健診補助券は、お住まいの区市町村の窓口で妊娠の届出をして母子健康手帳の交付を受けると発行してもらえます。

分娩前後に里帰り出産する人は、帰省地の区市町村の母子保健担当に確認をとって妊婦健診補助券がスムーズに使えるかどうか確認してください。

とくに都道府県外で使う場合は、一度自己負担が求められる場合があります。

妊婦検診の初回費用を節約する方法3:妊婦検診審査受診表を提出する

妊婦検診審査受診表は、妊婦健診補助券と同じく母子健康手帳の交付と併せて発行してもらえます。妊婦健康診査の公費負担額は、多胎妊娠の場合は追加されるケースもあるためお住まいの都道府県で確認するといいでしょう。

妊婦検診審査受診表では、公費負担の対象となる検査項目が明記されていることも少なくありません。検診を受ける機関と相談しながら検査項目を決めていくこともいいでしょう。

妊婦検診の初回費用を節約する方法4:償還払いを利用する

里帰りをするためお住まいの自治体の委託医療機関以外で受診する場合は、償還払いを利用してください。健診受診後2年以内に必要書類を用意して手続きを取る場合が多いです。

ただし健診受診日の領収書の原本や妊婦健診受診結果報告書、交付された受診券が必要ですので、体調が落ち着いている時に早めに行うことをおすすめします。

初回妊婦検診の準備

それでは、初回妊婦検診の準備に必要な持ち物やおすすめの服装を紹介していきます。産婦人科に初めて行くという人は緊張するかもしれませんが、しっかり準備をして余裕を持って足を運ぶといいでしょう。

なお初回妊婦検診の前には、どの産婦人科を利用するかを決めておくことが大切です。家から近い産婦人科や口コミで評判のいい産婦人科など、自分が重視したいポイントから選ぶといいでしょう。

持ち物を確認しよう

妊婦検診の初回には、持っていくべき持ち物が数多くあります。まずは、1万円ほどのお金は用意しておくといいでしょう。

さらにすでに母子手帳がある場合は、母子手帳や妊婦健診補助券などは忘れないようにしてください。健康保険証や診察券も必須です。

また病院は予約していても混雑していることが多いため、暇つぶしアイテムも必要です。さらに内診で出血する可能性もあるためナプキンを持っていくと安心でしょう。

おすすめの服装は?

おすすめの服装は、スカートスタイルです。ズボンの場合は、内診で脱ぐ場合があるため手間取る可能性があります。

さらにお腹が見られることがあるためどのような検査があるか明確にわからない場合は、ワンピースではなく上下で分かれている服装がおすすめです。着脱しやすい服装にしておくといいでしょう。

また短め丈のトップスとパンツであれば、思ったより露出が多い場合があるため、避けた方が無難です。

妊婦検診の初回費用について知っておこう

妊婦検診の初回費用を知れば、余裕を持って検診に望めます。気になる場合は、足を運ぶ前に医療機関に電話して費用の確認をしておくと安心です。

妊娠検診は基本的には健康保険は使えませんが、公的な支援が充実しています。なるべく自己負担を少なく節約したい場合は、お住まいの自治体に相談してみることもいいでしょう。