子育て

着ぐるみの基本的な手作りの方法6つ!ディズニーキャラクターのアレンジ方法とは

赤ちゃんの手作り着ぐるみのおすすめは?

人気の着ぐるみタイプは、大きく分けて3つあります。季節のイベント系か、なりきりコスプレ系か、普段使いOK動物系です。

ディズニーの中では、ダッフィーの着ぐるみが人気で、人気の理由はその知名度と作りやすさで、CMで起用されて以来、知名度はうなぎ登りでSNSでも写真が溢れています。

作り方は、耳付きの安めの着ぐるみを買い、耳を切り離し、顔のパーツを縫い合わせて切り離した耳を取り付ければ完成です。

赤ちゃんの着ぐるみの基本的な手作り方法6つ

赤ちゃんの着ぐるみは、どのように作ればよいのでしょうか。材料は何を用意すれば良いのか、型紙はどうすれば良いのか、実際に作るときの注意点等が事前にわかっていると作りやすいでしょう。

ここからは、初心者の方にも優しい、手作りの基本を6つ、ご紹介していきます。

手作り方法1:用意するもの

まずは赤ちゃんの着ぐるみを手作りする為の材料が必要です。

赤ちゃんの身体が包める大きめの布と、ワンタッチスナップと、マジックテープと、裁縫道具を用意してください。ミシンがある方はミシンで縫っても構いません。

また、前述したような安い着ぐるみを買って改造するのも良いでしょう。自分や赤ちゃんに合わせたより良い方法を取りましょう。

手作り方法2:型紙の作り方

まずは型紙から手作りしていきましょう。普段着ている赤ちゃんの洋服を用意して型紙を作ります。

まず、材料の生地を裏面が上になるように広げて上は横一文字、ズボンは自然な形で置きます。型を取るときは2cm外に線を引いて型を取り、ゆったりめで作りたい場合は、さらに大きめに型を取りましょう。

腕は胴体と直角になるように型取りをし、袖部分はゆったりめに4cm大きく型を取るのがオススメです。

手作り方法3:カットする

型紙通りにカットした布が2枚、必要になります。1枚目が前身ごろで、2枚目が後ろ身ごろです。

カットする際には2枚重ねて作業をした方が早く終わるのでオススメです。その際、ずれそうなら端々を裁縫ピン等で固定してください。2枚重ねが不安だと思う方や自信がない方は、無理せず1枚ずつカットしましょう。

手作り方法4:背中の出入り口の作り方

手作りの着ぐるみを赤ちゃんが着る際の出入り口も忘れずに作りましょう。

別にとってあった布を8cm幅で首からウエストくらいまでの長方形にカットして、表面を内側に折ってミシンで縫い、表に返します。

着ぐるみ本体の首からウエストまでに切り込みを入れます。裁断した布を片側だけ切り込みに沿って縫っていきます。着ぐるみ本体の裁断した布を縫い付けなかった方は、1cm幅で裏に折り込み端ミシンで縫います。

手作り方法5:最後に

着ぐるみの手作りもラストスパートです。あともう少しでベースが出来上がるので頑張りましょう。

首周りを1cm幅で裏に折り込み端ミシンします。解れやすい生地の場合は、袖や裾も端ミシンをしましょう。マジックテープやボタン、ファスナーをミシンもしくは手縫いでつけて完成です。

なお、この状態だと何も飾り気のない着ぐるみになりますので、お好みに合わせて装飾してください。

手作り方法6:フード

フードの型紙は、横を向いた時の型紙になります。

作り方は、上半分の位置から曲線を描くように型紙を取り、縦半分くらいまで描きます。縦は数cm垂直にした後、斜めに下まで線を描いてゆき、下部分は真ん中あたりまで水平に線を描き、斜め下に線を引きます。

最後は数cm水平に線を描き上部分と長さを合わせます。1cmの縫いしろを取り、2枚の生地を縫えるようにしてカットしましょう。

【ディズニーキャラクター別】着ぐるみのアレンジ方法3つ

案外簡単に着ぐるみを手作りできることはおわかりいただけたのではないでしょうか。

ここからは、キャラクター物で人気のディズニーのキャラクターを、ダッフィー風とシェリーメイ風とジェラトーニ風の着ぐるみの作り方をご紹介していきます。

ディズニー物を作って赤ちゃんに着せたいと思っている人は参考にしてみてください。

アレンジ方法1:ダッフィー風のアレンジ方法

まずは、人気が高いけれど公式ショップで販売されていないダッフィー風の着ぐるみです。既製品を簡単にアレンジしただけで作れてしまうお手頃さなので必見です。手作りしか着ぐるみはないので世界に一つだけという特別感も出て良いのではないでしょうか。

経験者であれば2時間で、経験者でなくても1日使えば作れるほど簡単なので、手始めに作ってみるのはいかがでしょうか。

フードにダッフィーの顔を付ける

ベースとなる市販の着ぐるみを用意したら、アレンジスタートです。

着ぐるみのフードから耳を外し、耳の跡にできた穴をコの字閉じします。取り外した耳は、最後に使いますので捨てないでください。

ダッフィー風の顔に必要な目と口と鼻パーツを用意して仮止めし、取り付ける位置を決めて縫い付けます。最初に取り外した耳を、バランスを見てフードに縫い付けます。最後に、胴体にフェルト生地でミッキーマークを縫い付けて完成です。

アレンジ方法2:シェリーメイ風のアレンジ方法

ダッフィー風着ぐるみと対で作りたいのがシェリーメイ風の着ぐるみではないでしょうか。きっと並んで着たら、可愛い赤ちゃんがさらに可愛くなるでしょう。

ダッフィー風着ぐるみに+αするだけでこちらも簡単に手作りできるので、大きな壁もなく作れるのが特徴です。

フードにシェリーメイの顔を付ける

こちらの作り方、付け方はダッフィー風着ぐるみとほぼ一緒です。

ダッフィー風と違う部分と言えば、顔パーツとリボンです。リボンは下記で手作り方法を記載していますので読んでください。顔パーツはぬいぐるみや画像等の参考資料から近いと思うものを選んで取り付けてください。

リボンの作り方

ダッフィー風着ぐるみとの違いを出すアイテムとして、可愛らしいリボンを付けましょう。

リボンの型紙を用意し、型紙通りに切ったリボンの生地を2枚用意します。リボンの生地2枚を、中央下部を少し開けて縫い合わせてそこから綿を入れます。

長方形に切った生地を横半分に折って縫い合わせて裏返し、リボンの生地の中央に巻いて手縫いで縫い付けます。出来上がったリボンを、フードに縫い付ければ完成です。

アレンジ方法3:ジェラトーニ風のアレンジ方法

ダッフィー風から始まり、シェリーメイ風も揃えたらジェラトーニ風も手に入れたいと思う方も少なくないでしょう。

ジェラトーニ用のアレンジ方法をご紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。

フードにジェラトーニの顔を付ける

まずはダッフィー風やシェリーメイ風のように、市販の着ぐるみを用意するところから始まります。

ジェラトーニの肌触りを再現するには、毛の長いファー生地が近いですが、ファー生地は扱いが難しく、同じく肌触りの良いプードルファーかラビットファーがオススメです。あとはジェラトーニのぬいぐるみや画像と見比べながら作っていけば完成です。

ベレー帽の作り方

まずはベレー帽の型紙を作り、それに沿って裁断しましょう。

ベレー帽の下地が作れたら、ベレー帽の中央にある紐を作ります。表布と裏布のサイド部分を輪にします。円周が長い方と、トップの円周にまち針を打って縫い合わせます。縫いしろを半分切り落とし、縫い目まで1cm間隔で切り込みを入れます。

作っておいた紐を付けます。帽子のふちに立体感を持たせるテープを縫い合わせ、帽子を裏返してテープを内側に隠せば完成です。

耳の作り方

耳は簡単に作れますが、フードに付けた顔の印象を左右する重要なアイテムなので慎重に作ってください。

まず、ジェラトーニの耳用に用意した2枚の生地を中表にして、数cm空けてミシンで縫い合わせます。空けてある部分から表に返し、フードにまち針等で位置を決めてから縫い付けて出来上がりです。

しっぽの作り方

ジェラトーニの特徴でもある、可愛いしっぽを忘れてはいけません。

先端の白い生地とボディに付ける生地を縫い合わせていきます。表を中にして折り曲げ、まち針で留めてから袋とじになるように縫い合わせます。この時、ボディに付ける部分は縫い合わせないようにしてください。表に返し、中に綿を入れてボディに縫い合わせれば完成です。

着ぐるみのリメイクに最適なアレンジ方法

今まで紹介してきた中で、用意するもので必須だったのがクマ耳付き着ぐるみやカバーオールです。

しかし、いざ探すと自分の理想に合った既製品がなかなか見つからないという経験はどなたにでもあるのではないでしょうか。そんな時に役立つのが、クマ耳がないカバーオールにクマ耳を付けるテクニックです。

こちらではそれをご紹介しますので、理想の既製品が見つからないときに参考にしてください。

クマ耳付きカバーオール

クマ耳を型紙から手作りしましょう。

クマ耳が出来上がったら、フードに縫い付けます。ミシンで縫い付ける場合は、頑丈に付けられるのが利点です。手縫いで縫い付ける場合は、特に毛足のあるファー等では縫った部分が見えづらくなるので初心者にはオススメです。

クマ耳を立たせて着けると綺麗に仕上がります。その為のポイントとして、タックを寄せる事と、くの字に縫うことの2つです。

赤ちゃんの着ぐるみを手作りしよう

ここまで、初心者にも優しい手作りの着ぐるみの作り方をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

こちらでは全体を通してクマベースの着ぐるみの話をしていましたが、ウサギや猫、犬やデコルテのねずみなども可愛いのではないでしょうか。気になる方は探してみて、手軽にできるものから挑戦してみてください。