子育て

乳歯ケースとは?乳歯ケースを選ぶポイント8つと乳歯を保存する手順を紹介

乳歯ケースとは

子供の歯は5歳頃から生え変わりが始まります。言い伝えの中には、抜けた下の歯は屋根の上に、上の歯は床下に投げると綺麗に永久歯が伸びると言う話もありました。今は成長の記録として乳歯ケースに入れ、保管する家庭が増えています。

小学校を卒業するまでには、ほとんどの子供が全ての歯が生え変わります。子供にとって、お気に入りの乳歯ケースがあると、歯への関心も深まるでしょう。

乳歯ケースを使うメリット

乳歯ケースを使うメリットは、抜けた歯を綺麗に保管できることでしょう。最近では日付を記入できる乳歯ケースも増えてきているため、デザインによっては思い出を振り返えることができます。

抜けた歯が大切に保管されていることを知ると、親から大切に育てられてきた実感がわくでしょう。親にとっても、わかりやすく成長を実感できるツールの1つになります。

乳歯ケースを選ぶポイント8つ

乳歯ケースにはさまざまな種類があります。一生の記念になるものなので、手触りや見た目、保管のしやすさにこだわって、選りすぐりの1点を見つけたいものです。

乳歯ケースは自身の子供用に購入するだけではなく、贈り物にもおすすめです。桐箱素材やスワロフスキーデザインのものなど、高級感に溢れるものもあるので、喜んでもらえるアイテムでしょう。

乳歯ケースを選ぶポイント1:1つの乳歯をいれるものか

乳歯ケースには1本だけ保管できるものと、抜けた歯を全部保管できるものがあります。1本だけ保管できるケースは、デザインにこだわっている物が多く、インテリアとして重宝するのが魅力的です。

1本だけのケースは、サイズもとてもコンパクトです。引き出しに入れていたら、いつの間にか無くしてしまった、ということがないよう気をつけましょう。全ての歯を保管するのが難しい人にはおすすめのタイプです。

乳歯ケースを選ぶポイント2:全ての乳歯をいれられるか

抜けた全ての歯を保管したい時には、専用の乳歯ケースがあります。それぞれの歯の場所に合わせて保管できたり、日付を記入できたりと鮮明に記録できるのがメリットです。

しかし乳歯を全て保管できる分、収納スペースも少し大きく確保しなければなりません。12歳頃まで生え変わりがあるので、親が見ていない時に歯が抜けた時にも保管できるか難しい面もあります。

乳歯ケースを選ぶポイント3:抜けた日を記載できるか

アルバムに日付を記入するように、歯が抜けた日を記録できたらより思い出深い乳歯ケースになります。ケースに直接記入するものとシールに日付を記入してケースに貼るものがあるので、気になる人はチェックしておいた方が良いでしょう。

長く保管するものなので、妥協せず選びましょう。中には誕生した時の体重や身長を一緒に記録できる乳歯ケースもあります。

乳歯ケースを選ぶポイント4:素材で選ぶ

乳歯ケースは桐箱のものと、プラスチックのものが主流です。桐箱のものは高級感もあり、温かみのある見た目が人気です。贈り物に選んでも喜んでもらえるでしょう。

プラスチックタイプは、リーズナブルなのが魅力です。汚れた時にも拭き取りやすく、保管が簡単なのも嬉しいポイントです。

乳歯ケースを選ぶポイント5:デザインで選ぶ

乳歯ケースは機能性や素材だけではなく、デザインにもこだわって選んでも良いでしょう。5歳頃から歯が抜け始めるので、子供の好みに合わせたデザインを選びましょう。

好きなキャラクターや柄が施されたデザインの乳歯ケースなら、子供も愛着が湧きやすいでしょう。楽しく保管できるだけではなく、歯への関心も高まるため、永久歯のケアにも気をつけるようになります。

乳歯ケースを選ぶポイント6:形で選ぶ

乳歯ケースを購入する時には、置き場所も前もって考えておきましょう。引き出しに保管するのか、棚の上に立てて保管するのかでも選ぶデザインが変わってきます。

デザインに一目惚れして購入しても、保管できる場所がないと意味がありません。大切に保管できないと、せっかくの乳歯ケースも関心が薄くなることがあるので気をつけましょう。

乳歯ケースを選ぶポイント7:サイズで選ぶ

乳歯ケースを選ぶ時にサイズは前もって決めておきましょう。保管できる歯の本数によって、サイズは大きく異なるので保管スペースをあらかじめあけておきましょう。

また乳歯ケースだけではなく、へその緒や髪の毛もセットで保管できるものもあります。まとめて保管して置きたい人は、セットのものを選ぶと便利です。

乳歯ケースを選ぶポイント8:収納する大きさもみる

可能であれば、実際に乳歯ケースを開けてみて、乳歯が入るスペースがどのくらいの大きさなのか見ておきましょう。せっかく乳歯ケースを選んでも、思ったより歯を入れるスペースが小さかったということもあります。

しっかりと満足した収納ができるように、実際に目で見て購入すると安心です。

おすすめの乳歯ケース10選

ここからは、おすすめの乳歯ケースを見ていきます。インテリアに飾って置きたいほど可愛らしいデザインのものもあれば、優しさが感じられる木製素材のものまでさまざまです。

保管する場所や子供の好みに合わせて、ぜひ選んでみてください。次に紹介する乳歯ケースは、贈り物としてもおすすめです。

おすすめの乳歯ケース1:ビーグラッドストア 長方形乳歯ケース(さくらんぼ)高級天然木使用

最初におすすめするのが、ビーグラッドストアの長方形乳歯ケース(さくらんぼ)です。高級桐材を使っているため、湿気に強いのが特徴です。

1つ1つ職人の手で作られた日本製の乳歯ケースは、贈り物としても喜ばれるでしょう。乳歯20本全てを保管でき、抜けた日付も合わせて記録することが可能です。

乳歯を入れる場所が浅めなので、引き出しでの保管に向いています。

おすすめの乳歯ケース2:丸和貿易 乳歯ケース キンダーシュピールBoy

可愛らしいインテリアとしても重宝するのが、丸和貿易の乳歯ケースキンダーシュピールです。全ての乳歯ではなく、1~3本の保管に適しているサイズです。

手のひらサイズなので、収納スペースもとりません。帽子が蓋になっていて、パッキンがあるので倒れた時にも中身がこぼれてこないのが魅力です。6種類デザインがあるので、複数個購入して飾るのもおすすめです。

おすすめの乳歯ケース3:おもしろ名札工房 乳歯ケース ティース君

名入れができる乳歯ケースとして人気を集めているのが、おもしろ名札工房の乳歯ケースティース君です。桐箱を削って作られたこのケースは、1つ1つ手で仕上げ磨きをしているので滑らかな手触りになっています。

表面に施されているキャラクター・ティース君は、いろいろな表情を選べるのが魅力です。ケースの中にはマグネット付きのプラスチック蓋があり、日付を記入できる上に、中で歯が混ざる心配もありません。

おすすめの乳歯ケース4:nomnom 乳歯ケース 乳歯のお部屋2

シンプルなデザインを探している人におすすめしたいのが、nomnomの乳歯ケース乳歯のお部屋2です。前回のシリーズより少し改良され、乳歯を入れるスペースが少し広くなりました。

全ての乳歯が保管でき、シールに日付を記入しそれぞれの収納スペースに貼って記録します。この乳歯ケースは全部で5色です。子供の好きな色に合わせて選べるのもメリットです。上下それぞれで蓋がついているため、保管も安心です。

おすすめの乳歯ケース5:Green Aqua Baby Tooth Flapbook

まるでお気に入りの絵本を飾るかのように収納できるのが、Green Aqua Baby Tooth Flapbookです。ひとめでわかる透明の乳歯ケース、見開きには日付記入ページ、写真を貼るページがあるので、好きな時にすぐ振り返れます。

棚の上に開いた状態で飾るのも良いですが、本棚にアルバムと一緒に収納するのも良いでしょう。この乳歯ケースは、歯の妖精と呼ばれているトゥースフェアリーをモチーフにしています。

おすすめの乳歯ケース6:ピアパッコ スワロフスキー付き 乳歯ケース 丸型

スワロフスキーがあしらわれた洗練されたデザインが魅力的なのが、ピアパッコのスワロフスキー付き乳歯ケース丸型です。全ての乳歯を保管でき、日付の記録もできます。

ケースの中には内蓋があるため、歯の飛び出しを防げるのも魅力です。直径10cm、高さ2cmとコンパクトサイズなので、収納もしやすくなっています。気密性の高い作りは、湿気から乳歯を守りたい時にもおすすめです。

おすすめの乳歯ケース7:Solby 乳歯ケース たまて歯庫

子供の乳歯を宝物のように保管して欲しいという気持ちを込めて名付けられたのが、Solby乳歯ケースのたまて歯庫です。玉手箱になぞらえて、この名前がつきました。

素材に使われている桐は、湿度を一定に保ったり防虫効果が期待できたりというメリットがあります。20本全て収納し、アクリル製の蓋に日付を記入して保管するタイプです。

おすすめの乳歯ケース8:Annayan 乳歯ケース

プラスチック製のシンプルなデザインで作られているのが、Annayanの乳歯ケースです。蓋には抜けた日付だけではなく、出生時の体重や身長なども記録できます。

全乳歯だけではなく、ファーストヘアーやへその緒も一緒に保管できるスペースがあります。生まれてから歯が入れ替わるまでの記録を、まとめて保管できるのが魅力です。ピンセットもついているため、保管する時にも便利です。

おすすめの乳歯ケース9:マミコム株式会社 桐箱乳歯ケース

乳歯を虫や湿気から守ってくれる桐箱で保管したい時におすすめなのが、マミコム株式会社桐箱乳歯ケースです。上下20本の乳歯全てを保管と共に、歯が抜けた日付の記録もできます。

この乳歯ケースの魅力は、名入れができることです。フォントやデザインも一緒に選べるので、オリジナルのケースを作れます。作りはシンプルなので、引き出しで保管したい人にも向いています。

おすすめの乳歯ケース10:FRACARKOS 乳歯ケース

最後に紹介するのが、FRACARKOSの乳歯ケースです。全ての乳歯を、日付を記録して保管できるのはもちろんのこと、写真やピンセット、産毛を入れるボトルもついてきます。

オルゴールケースのような品のあるデザインは、インテリアとして飾りたい時にもおすすめです。腐食に強いケヤキ材を使っているため、長期間保存したい場合に良いでしょう。

乳歯ケースに入れてきれいに保存する手順3つ

抜けた乳歯は、汚れたまま保管すると菌が繁殖してしまいます。長く綺麗に保管するためにも、しっかりとケアしてから乳歯ケースに入れましょう。

ここからは乳歯ケースに入れる前にしておきたい手順を紹介します。とても小さく、無くしてしまったら二度と手に入らないものなので、時間のある時に丁寧に作業しましょう。

乳歯ケースに入れてきれいに保存する手順1:乳歯を水で洗う

今まで子供の食事を支えてきた歯です。食事での汚れも付着しているので、ケースに入れる前に綺麗にしておきましょう。

最初に表面の汚れを綺麗にするため、水で洗います。この時に、洗面台で歯を流してしまわないように気をつけてください。洗面台の蓋をしたり洗面器を使ったりして洗うと、もし手が滑ってしまった時にも安心です。

乳歯ケースに入れてきれいに保存する手順2:乳歯をオキシドールに漬ける

水で洗った歯は、オキシドールに入れて一晩漬けます。歯に付着している血液やタンパク質などをしっかり取り、消毒するためです。

小さいお皿や、ペットボトルの蓋など小さい容器に入れておきましょう。もしも一晩つけても汚れが気になる時には、さらにつけ置き時間を延長します。

オキシドールが無い時には、漂白剤を代用したり、熱湯消毒をしても大丈夫です。

乳歯ケースに入れてきれいに保存する手順3:乳歯を乾燥させる

オキシドールにつけた後は、仕上げの洗浄をします。通常の歯磨きと同じように、歯ブラシや爪楊枝、歯間ブラシなどを使って隅々まで汚れを取り除きます。

綺麗になった歯は、ガーゼやコットンの上においてしっかり自然乾燥させます。乾燥が不十分だと、ケースの中でカビが発生する原因になるので、丁寧に行いましょう。

抜けた乳歯を乳歯ケースで保管しよう!

抜けた乳歯は子供にとって成長の証です。もう2度と生えてはこないので、思い出の1つとして保管する家庭も増えてきました。

乳歯ケースにもさまざまな機能性・デザインのものがあるので、ぜひイメージしているものに合わせた一品を選んでください。

綺麗に全ての歯が保管できれば、親だけではなく子供にとっても嬉しい記念の品になることでしょう。ぜひ子供と乳歯ケースを選んで、保管してみてください。