出産準備

出産祝いメッセージを贈るタイミングは?出産祝いメッセージの文例8つ

出産祝いメッセージとはどんなもの?

お祝いメッセージを贈る手段は、メールや手紙、電報などさまざまです。最近では、メールが一般的になりつつあります。

出産祝いも例外ではありません。新しい家族を迎えた幸せな家庭にメッセージを伝えたいケースは、頻繁なことではありません。そのため、文面やタイミングに悩んでしまうこともあるでしょう。

贈る相手に失礼がなく、しかもお祝いする気持ちがしっかりと伝わる文面や気を付ける点などを併せて紹介します。

出産祝いメッセージを贈るタイミングは?

出産後の母親は、産後ケアや調乳・沐浴指導、出産の連絡、赤ちゃんとともに自宅に帰る準備などで多忙です。

そのため、出産祝いのメッセージを贈るのは、母親が少し落ち着く時期が良いでしょう。例えば、母親は産後5から7日で退院するため、自宅に戻った7日目以降にメッセージを贈るのが一般的です。ただし、出産祝いのメッセージを贈るのが遅すぎるのも失礼にあたります。

贈るのが遅くなってしまった場合

出産祝いのメッセージが遅れてしまうのは失礼にあたるため、少なくとも出産後1ヶ月までには、メッセージを贈りましょう。また、出産祝いの品物と一緒に贈っても良いでしょう。

仮に半年ほど遅れてしまった場合は、「遅れてごめんなさい」という一言を添えて贈ることも可能です。

また、生後100日前後で催されるお食い初めやハーフバースデーなどのタイミングで、プレゼントとともに贈るのも良いでしょう。

出産祝いメッセージの文例8つ

幸せいっぱいの家族に贈る出産祝いメッセージの文例を、ケース別に紹介します。

家族や友人、同僚への出産祝いのメッセージは打ち解けた言葉で、仕事関係など少し距離のある関係の人へは丁寧な言葉を使いましょう。出産のねぎらいの言葉や子育てを応援する言葉などを添えても良いでしょう。

せっかくの出産祝いメッセージを贈る機会です。文例を参考にして、ぜひ自分の言葉でメッセージを伝えましょう。

文例1:親しい親友へ贈る

親しい友人へ贈る文例です。

(文例1)
「ずっと待っていた赤ちゃんの誕生 おめでとう!
本当に出産お疲れさまでした
初めての子育ては大変だと思うけど 優しいご主人と力を合わせて 大変な時期も乗り切ってね
体調が回復したら ぜひ赤ちゃんの顔を見に行かせてね」

(文例2)
「出産おめでとう!
くれぐれも無理はしないで ○○自身の体のことを一番に気づかってね
○○の体調が落ち着いたら また遊びに行かせてください
○○ちゃんの可愛い顔を見るのが楽しみです」

文例2:仕事関係の方に贈る

仕事関係の方に贈る文例です。
(文例1)
「お子様のご誕生を心からお慶び申し上げます
ささやかですが ○○〇課一同より お祝いの品を贈らせていただきます
お子様の健やかな成長と ご家族の皆様のご健康をお祈りいたします」

(文例2)
「お子さまのご誕生を心からお祝い申し上げます
心ばかりですが お祝いの品をお贈りします
お子さまの健やかな成長と ご家族の皆様のご多幸をお祈りしております」

文例3:家族に贈る

家族に贈る文例です。

(文例1)
「お姉ちゃん ◯◯さん 出産おめでとう
お母さんから母子とともに健康と聞いて 本当にホッとしました
初めての子育てで大変なことも多いでしょうが いつでもサポートしに行きます
私も早く〇〇ちゃんに会いたいです」

(文例2)
「出産おめでとう!
本当によく頑張ったね
新しい家族が増えて 毎日がよりにぎやかに楽しくなるね
早く可愛い○○に会いたいな
落ち着いたら顔を見に行くね」

文例4:親族に贈る

親族に贈る文例です。

「◯◯くんのご誕生 おめでとうございます
ご両親から 母子ともに元気だとうかがって 私たち家族も安心しました
きっと○○ちゃんに似て 可愛い赤ちゃんでしょうね
来年のお正月は 三人そろった○○ちゃん家族にお会いできるのを 楽しみにしています」

文例5:先輩へ贈る

先輩へ贈る文例です。

(文例1)
「ご出産おめでとうございます
出産の知らせを受けて 私たち一同もとてもうれしかったです
子育てでお忙しいことと思いますが どうか○○さんのお体も大事になさってください
またご指導いただける日を心待ちにしております」

(文例2)
「赤ちゃんのご誕生を心よりお慶び申し上げます
○○さんとお子さんが健康であるとうかがい 安心しました
落ち着いたら ぜひ赤ちゃんをつれて職場に遊びに来てください

文例6:後輩に贈る

後輩に贈る文例です。

(文例1)
「出産お疲れさまでした
いつも年上の私のフォローをしてくれたしっかりものの◯◯ちゃんは
きっと素敵なお母さんになることでしょう
近いうちに赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています」

(文例2)
「出産おめでとうございます
そしてお疲れさまでした
体力のある○○さんですが 決して無理はしないようにしてください
ご両親の愛情のもと 健やかに成長されるようお祈りします」

文例7:二人目以降の赤ちゃんを出産した人に贈る

二人目以降の赤ちゃんを出産した人に贈る文例です。

(文例1)
「可愛い赤ちゃんのご誕生おめでとうございます
2人目の誕生で ますますにぎやかになりますね
無理をせずに 二人で力を合わせて頑張ってください
友人一同応援しています」

(文例2)
「ご出産おめでとうございます
〇人目の出産で これからさらに忙しくなると思うけど
無理はしないようにしてくださいね
ご家族の幸せをお祈り申し上げます」

文例8:新米パパに贈る

新米パパに贈る文例です。

(文例1)
「赤ちゃんのご誕生おめでとう
結婚式以降会っていないけど 父親になってさらに頼もしくなっていることでしょう
◯◯くんなら きっと良い父親になると思います
ゴールデンウィークにみんなで会えるのを楽しみにしています」

(文例2)
「元気なお子さんのご誕生おめでとうございます
〇〇さんもついにパパになりましたね
きっと○○さんに似て 元気で可愛い赤ちゃんでしょう
奥様にもよろしくお伝えください」

出産祝いメッセージと一緒に贈りたいアイテム

出産祝いのメッセージとともに、プレゼントを贈ると喜ばれるでしょう。出産祝いのプレゼントは、赤ちゃんの月齢より少し先に必要なものを選ぶと良いでしょう。

たとえば、生後2から3ヶ月の場合には、生後半年から1歳ぐらいのベビー服(90cmサイズぐらい)や、離乳食用グッズなどです。

月齢に合わせたおもちゃや絵本も良いでしょう。また、悩んだ時は、おすすめのものを店員さんに相談してみましょう。

出産祝いメッセージを贈る際に気をつけること

おめでたいことの出産は、すぐに、お祝いメッセージを贈りたくなります。まず確認しておきたいのは、産後の母親と赤ちゃんの健康状態です。

母親や近親者から「母子とともに健康です」と連絡が来た場合にお祝いを贈れば、間違いはないでしょう。また、親しき仲にも礼儀ありで、たとえ親しい間柄でも決して失礼のない、わきまえたお祝いメッセージを贈る必要があります。

忌み言葉に注意する

出産祝いのメッセージを贈る際、気を付けなければならないのは、相手にとって不快・不吉なワード、つまり忌み言葉を使わないことです。

忌み言葉とは、消える・切れる・流れる・薄い・苦しい・絶える・終わる、などの言葉です。
さらに、句読点はお祝いのメッセージには不要と考える人も多いため、避けられる場合があります。

心を込めた出産祝いメッセージを贈りましょう

出産は大変喜ばしいことです。特に親しい人に新しい家族が増えたら、嬉しい気持ちになります。

そのような新しく生まれた命を喜ぶ気持ち、産後の体をいたわる気持ち、ご両親とご家族をあたたかく見守る気持ちなどをこめて、出産祝いメッセージを贈りましょう。また、同じように心を込めて、出産祝いの贈り物を選びましょう。