妊娠症状

【専門家監修】早くわかる妊娠検査薬9選|種類や基礎知識について解説

妊娠検査薬とは?

妊娠検査薬とは、女性が妊娠しているかどうかを自分で検査ができるものになります。手軽に早くわかるものが増えている中で、ついつい気になって判定可能な時期より早く調べてしまったという方も多いのではないでしょうか。

妊娠検査薬は一般的なものから早期検査が可能なものまで、幅広く増えてきているのも特徴です。ご自身の予定やタイミングに合わせて、適切な妊娠検査薬を選ぶようにしましょう。

妊娠検査薬の種類

妊娠検査薬には「通常タイプと」「早期タイプ」の2種類があります。どちらのタイプであっても検査方法は変わりませんが、妊娠検査ができる判定時期が異なるのが特徴です。

妊娠検査薬は尿中のhCGという物質を検出することで判定ができ、このhCGは妊娠6週ごろ~8週ごろに尿中に検出されていきます。ご自身のライフスタイルや、今後の予定に合わせてどちらを使うかを判断すると良いでしょう。

妊娠検査薬の種類1:通常タイプ

妊娠検査薬の通常タイプは、検査スティックの先端部分に尿をかけ、「判定」と「終了」の窓を見て妊娠しているかどうかを判断します。一般的な妊娠検査薬は採尿後、 1~3分ほどで終了の窓に縦線が入り、判定が終了します。

妊娠している場合は、判定の窓に縦線が入り陽性反応がでますが、陰性の場合は判定の窓には何も反応が出ず、終了の窓にだけ縦線が入ります。

妊娠検査薬の種類2:早期タイプ

通常、妊娠検査薬は生理予定日の一週間後から判定が可能ですが、「早期妊娠検査薬」と言って生理予定日当日から検査が可能なもので、早くわかるものもあります。これは比較的少量のhCGでも陽性・陰性の判定ができ、薬剤師のいるドラッグストアや薬局で市販で販売しています。

通常タイプでフライング検査をして、正しい判定結果が出なかったというケースも多いので、検査結果をすぐ知りたい方は早くわかるものを使用しましょう。

早くわかる妊娠検査薬9選

妊娠検査薬はドラッグストアや薬局などでも手軽に手に入れることができますが、種類も豊富で早くわかるものもたくさん増えています。ですが、種類も多くてどれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

妊娠検査薬を早く使いたい方におすすめのアイテムをご紹介します。

早くわかる妊娠検査薬1:チェックワン 2回用

チェックワンは判定結果が残せるのが特徴なので、時間がたってからパートナーにも見せたいという方におすすめです。99%の正確さで、わずか1分での判定が可能で、生理予定日1週間後から使用ができます。

朝昼夜いつの尿でも検査可能で、スリムで持ちやすく尿の跳ね返りもなく清潔に使えます。2回用なので、妊活中の方など使う頻度が高い方にはお得なセットになります。

早くわかる妊娠検査薬2:ハイテスターN

ハイテスターNは1分で判定可能で、99%の正確さで検査ができます。生理予定日のおおむね一週間後から使用可能で、10秒ほど尿をかけるだけで手軽に結果がわかります。

採尿後、最初に終了窓に赤紫色のラインが出て、陽性の場合は判定窓に赤紫色のラインが入ります。薄くても判定窓に赤紫色の縦ラインが入っていれば陽性判定になります。

早くわかる妊娠検査薬3:P-チェック・S

Pーチェック・Sは99%の正確さと判定までが早いのが特徴です。検査スティックのキャップを外し、先端部分に尿を5秒以上かけ、平らな場所に置き1分間待つだけで判定可能です。

判定窓に赤紫色の縦ラインが入った場合は陽性反応のため、妊娠の可能性があります。陽性反応が出た場合は、できるだけはやく医師の診断を受けましょう。

早くわかる妊娠検査薬4:妊娠検査薬 クリアブルー

クリアブルーは生理予定日の一週間後から検査可能で、ワンステップで判定がわかる手軽さが人気です。サンプラーを下に向け尿を5秒かけるか、容器に採尿した尿中に20秒間浸けて1分後に判定が出ます。

静置後1分後に終了窓に青い線が現れ、判定窓に青い線が2本入っていれば陽性になります。逆に陰性の場合は、判定窓に青い線が1本のみになります。

早くわかる妊娠検査薬5:PHARMA CHOICE P-チェック・S

PHARMA CHOICE P-チェック・SはAmazon限定ブランドで、手頃な価格で通販で購入することができます。ドラッグストアや薬局に買いに行く時間がない方にもお勧めです。

持ち手が長いロングタイプで、初めて使う方も簡単に使用でき、尿をかけて1分で判定が出るので早く結果がわかるのも人気です。生理予定日の一週間後から使用でき、99%の正確さも安心の商品です。

早くわかる妊娠検査薬6:ウー・マン チェック

ウー・マン チェックは持ち手部分に親指グリップが設計されており、尿をかける範囲が大きいので、初めての方でも使いやすいのが特徴です。判定方法がスティックの判定窓の横に書いてあるので、わかりやすいのも人気です。

一日中いつの尿でも検査でき、生理予定日の一週間後から使用可能で1分で判定ができます。

早くわかる妊娠検査薬7:チェックワンファスト

チェックワンファストは早期妊娠検査薬で、生理予定日当日から使用できるのが特徴です。検出感度の高い「医療用の妊娠診補助試薬」で、早く検査をしたい方におすすめです。

一般的な妊娠検査薬と変わらず99%の正確さで、わずか1分で判定可能です。陽性結果としてでたラインは消えずに残るので、パートナーに後から結果を見せたい方にもおすすめです。

早くわかる妊娠検査薬8:チェックワンデジタル

人気の高いチェックワンシリーズのデジタルタイプになります。判定結果がディスプレイにデジタルで表示されるので、見やすいのが特徴です。

蒸発タイプに比べて希少なのでお値段も上がりますが、蒸発タイプに比べて表示方法がはっきりわかるので、初めての方にもおすすめです。妊娠検査薬の先端部分に尿を5秒以上かけ、1~3分後に判定結果が出ます。「+」の場合は陽性、「-」の場合は陰性になります。

早くわかる妊娠検査薬9:ドゥーテスト.hCG 2回用

ドゥーテスト.hCG 2回用は、ほかの商品に比べて採尿部が長いため、少ない尿量でも判定ができるのが特徴です。99%の正確さでhCGを検出し、わずか1分で結果を判定します。

薬局やドラッグストア、インターネットでも販売されており、手軽に購入できるのも人気の特徴です。2本セットは妊活中の方など、使用頻度が高い方にはお得なセットになります。

妊娠検査薬の基礎知識

妊娠検査薬はドラッグストアやインターネットでも手軽に手に入れることができますが、使用前には基本的な知識は身につけておくといいでしょう。妊娠検査薬の基本的な使い方や、どのぐらいの確率で判定ができるのかなど、あらかじめ理解しておくことでその後の対応もスムーズになります。

妊娠検査薬の基本知識はぜひ覚えておきましょう。

妊娠検査薬の信憑性は?

妊娠検査薬の信憑性としては、正しい時期に正しく使用することで99%の確率で判定ができるとされています。しかし、陽性であっても正常な妊娠でない場合もあり、子宮外妊娠や排卵誘発剤などを使用している場合も陽性反応は出ます。

また、フライング検査の場合も信憑性は低く、陽性だったとしても化学流産の可能性もあるので、妊娠検査薬で陽性判定が出たらできるだけ早く、医療機関を受診するようにしましょう。

妊娠検査薬の使い方

一般的な妊娠検査薬は生理予定日一週間後から使用可能で、薬局やドラッグストアで購入することができます。中には、早期妊娠検査薬として生理予定日当日や、生理予定日前から結果がわかるものもありますが、使用期間はよく確認してから使いましょう。

検査方法は、妊娠検査薬の先端に尿を数秒つけて1~3分、水平な場所に置き待つと判定が出ます。判定の出方は陽性の場合は判定の窓に縦線が入り、陰性の場合は終了のみ印が出ます。

妊娠検査薬でセルフチェックしてみよう

妊娠したかどうかをまず判断するには、妊娠検査薬でのセルフチェックが手軽にすることができます。妊娠検査薬は時間もかからず早く結果がわかるので、産婦人科に行く前にまずは自分で検査してみるのもいいでしょう。

また、妊娠検査薬以外でのセルフチェックとしては、基礎体温によるチェックや月経の遅れ、着床出血での判断もありますが、どれも確実に早くわかるものではないので、正確な結果を知りたい場合は検査薬を使いましょう。