結婚準備

スピード婚とは?メリットデメリット3選と成功させるコツ5つを紹介

スピード婚とは

結婚をすれば家族になり、その後はずっと一緒に生活をしていくことになります。そのため、結婚相手は慎重に選ぶ必要があります。

結婚する判断材料は人によって異なりますが、一般的には、ある程度の期間、お付き合いして、パートナーのことを理解していくという場合が多いでしょう。

しかし、じっくり相手のことを理解するのではなく、出会ってから、または交際が始まってから、わずかな期間で結婚するスピード婚をする夫婦もいます。

どのくらいの期間?

出会ってから、または交際が始まってから、わずかな期間で結婚するスピード婚をする夫婦がいます。しかし、結婚するまでの期間が短いかどうかは個人の感覚によって異なります。

そのため、どのくらいの期間で結婚をすればスピード婚となるのか、明確な定義はありません。一般的に、出会ってから、または交際が始まってから、半年以内に結婚すればスピード婚と判断する人が多いでしょう。

離婚率が高いって本当?

スピード婚は、離婚率が高いという印象を持っている人もいます。実際に、スピード婚をした夫婦の離婚率は、長い交際歴を経てから結婚した夫婦よりも高いといわれています。

これは、パートナーのことをしっかりと理解する前に結婚してしまったことが主な原因と考えられます。時間が経つに連れて冷静になって、相手の欠点を許せなくなったり、結婚に適した相手ではなかったと判断したりするようになることで離婚を検討するようになります。

スピード婚のメリット3選

スピード婚は、離婚率が高いといわれています。しかし、それでもスピード婚をする夫婦はいます。スピード婚をする夫婦がいるのは、スピード婚をすることにいくつかのメリットがあるためです。

考えられるメリットを3つ紹介するので、参考にしてください。

スピード婚のメリット1:ダラダラな関係になりにくい

長く交際して結婚相手に適しているのか判断することは良いことです。しかし、交際期間が長くなると倦怠期を迎えてしまい、結婚まで至らないという可能性があります。

また、長く関係を続けていることで、相手の嫌な部分が目についてきたり、いつでも結婚はできるなどと考えたり、ダラダラとした関係が続いてしまう可能性もあります。

スピード婚であれば、恋愛感情を保った状態で結婚に踏み切れるでしょう。

スピード婚のメリット2:マンネリ感がないまま結婚

スピード婚は交際が始まってから、または出会ってから短い期間で結婚することになるので、恋愛感情を保ったまま結婚できるでしょう。

ダラダラと交際していると、マンネリ化してしまう可能性がありますが、スピード婚をすればマンネリ化する前に結婚できます。

結婚すれば、一緒に生活を築いていったり、子供ができたりなど、結婚後もマンネリ化を回避できる可能性が考えられます。

スピード婚のメリット3:すべてを知らなくていい

結婚相手のことを結婚する前によく知っておくことは良いことです。しかし、人には良い面もあれば、悪い面もあります。

そのことを十分に理解していたとしても、ダラダラと長く交際していると、悪い面ばかり気になってしまうことがあります。

スピード婚であれば、相手の嫌な部分まで知ることもなく、良い面を結婚後に発見していくこともできるでしょう。

スピード婚のデメリット3選

スピード婚には、さまざまなメリットがあります。

しかし、スピード婚にはメリットだけでなくデメリットもあります。もし、スピード婚を検討しているのであれば、メリットとデメリットの両方を理解しておくことをおすすめします。

スピード婚のデメリットを3つ紹介していくので、参考にしてみてください。

スピード婚のデメリット1:別れるのが難しい

単に交際しているだけであれば、相手のことが嫌になったとき、別れるという選択をしやすいでしょう。しかし、スピード婚の場合は結婚をしているので、交際関係の場合と違って簡単に別れられません。

そのため、結婚後に相手の嫌な部分が見えてきても、我慢して耐えなければいけないという状況になることもあります。

スピード婚のデメリット2:欠点をあとから知っては遅い

スピード婚は結婚までの期間が短いため、相手のことを十分に理解できていないことが多くあります。そのため、結婚して一緒に生活をしていくことで、相手のことを徐々に理解していくことになります。

その際には良い面だけでなく、欠点もあとから知っていくことになるでしょう。もし、欠点の中にどうしても許せないことがあったとしても、すでに結婚しているので、交際関係のように簡単に別れるという選択はできないでしょう。

スピード婚のデメリット3:性格・価値観が合わなかったと知る

スピード婚でなくても、性格や価値観の不一致は離婚の理由になりやすいでしょう。スピード婚の場合では、相手のことを十分に理解する前に結婚をしてしまうこともあるため、結婚後に性格や価値観の不一致に気がつくことがあります。

性格や価値観の不一致は、結婚前に気がつくこともありますが、交際期間が短いと、まだ良い面しか見えていない場合もあるので注意が必要です。

スピード婚を成功させるコツ5つ

スピード婚にはデメリットがあったり、離婚率が高かったりなど、ネガティブな印象を持たれてしまうこともあります。

しかし、スピード婚をして良い夫婦関係を築いている夫婦もたくさんいます。スピード婚で結婚生活を成功させるためには、いくつかのコツがありますので、紹介していきます。

スピード婚を成功させるコツ1:第三者への態度を見る

交際期間が短いと、良いところを見せようとして、相手が素の自分を見せていない場合もあります。そのため、交際時には見えていなかった相手の素の性格を把握できないまま結婚してしまうことで、性格の不一致を感じてしまいます。

相手の素の性格を見極めるためには、自分に向けられた態度だけで判断するのではなく、素の性格が出やすい、店員さんのような第三者への態度をみると良いでしょう。

スピード婚を成功させるコツ2:相手の親に会ってみる

スピード婚の場合でも結婚をする仲であれば、相手の親に会うでしょう。

相手の親に会った際には、失礼がないように意識を張り詰めている状態だと考えられますが、少し気持ちにゆとりを持って相手の両親の様子を観察してみましょう。

両親の会話や接し方から、相手がどのような環境で育ってきたかを予想し、結婚するか参考にしましょう。

スピード婚を成功させるコツ3:離婚歴があるか聞いてみる

スピード婚では、相手のことを十分に理解できないまま結婚をすることもあります。しかし、さすがに離婚歴があれば事前に確認しているでしょう。

もし、相手に離婚歴があれば、その理由を確認しておきましょう。相手が持つ欠点によって離婚したのであれば、同じ理由で離婚する可能性もあるということを理解しておきましょう。

スピード婚を成功させるコツ4:金銭感覚のすり合わせ

結婚をすれば一緒に生活することになります。そのため、金銭感覚が大きくズレていると、お金の使い方が異なってしまうため、価値観のズレにも繋がってしまいます。

価値観のズレは離婚の理由になりやすいので、スピード婚の場合は、事前に互いの金銭感覚を確認しておき、もしズレがあれば話し合ってすり合わせておきましょう。

スピード婚を成功させるコツ5:家族計画は明確に

恋愛感情からの勢いでスピード婚をする夫婦もいます。勢いであっても、夫婦生活がうまくいく夫婦も多くいますが、もし、うまくいかなくても2人の責任になります。

しかし、子どもがいる場合は、2人だけの責任では済まされません。子どもがいれば、養育費が必要にもなるので無計画というわけにはいきません。

そのため、いつのタイミングで、何人の子供が欲しいかなど、家族計画は事前に話し合っておきましょう。

円満な新婚生活を目指してスピード婚を実現させよう

スピード婚には、さまざまなデメリットがあるため、ネガティブな印象を持つ人もいますが、ちゃんとメリットもあります。

また、スピード婚であっても、うまく生活を続けている夫婦もたくさんいます。

スピード婚でうまくいっている夫婦生活を参考にしたり、コツを把握したりして、円満な新婚生活を目指してスピード婚を実現させましょう。