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新婦の靴の合わせ方2つを解説!結婚式におすすめの靴とブランドは?

結婚式に履ける靴はどんなものがある?

結婚式は、人生においてとても重要なイベントです。本人のみならず参加した人々の記憶に大きく残るだけでなく、映像や物として記録にも残るため、準備は入念になってきます。

ウェディングシューズ選びは結婚式の大きなポイントになります。この記事では、結婚式で履ける靴の種類から見ていきます。

ウェディングシューズの種類

結婚式のシューズは、和装か洋装かで大きく変わることはもちろんですが、洋装の場合は主にハイヒールを履きます。ウェディングシューズメーカーも、品揃えのほとんどがハイヒールです。

ハイヒールの種類は、「ヒールの高さ・太さ」「つま先が見えるかどうか」などの違いで選ぶと簡単でしょう。最近では、スニーカーを選択する人も増えてきたため、結婚式で履ける靴もオーダーメイドまで含めれば無限に種類があります。

新婦が結婚式に履く靴の選び方3つ

新婦が結婚式で履くウェディングシューズを選ぶ時は、素材やデザインをドレスと合わせるようにするのが基本です。

ファッションセンスの観点から考えた場合でも、靴とドレスの統一感をあえて無くすということは100%間違いとは言い切れませんが、非常にシビアな問題です。

ここからは、靴のベースとなる「素材・デザイン・色」の3点を選ぶためのポイントを、それぞれ紹介していきます。

新婦が結婚式に履く靴の選び方1:素材

結婚式の場合、靴の素材選びはかなり自由です。柔らかい印象を強めるためにレースや布を多用したり、高級な革を用いて足元からゴージャス感を出すのもいいでしょう。

ただし、履きなれていない靴や履き心地の悪い素材の場合、靴ずれの可能性を高めてしまうので注意しましょう。日頃から履きなれている靴と似た素材にすれば、安心感が得られるでしょう。

新婦が結婚式に履く靴の選び方2:デザイン

ウェディングシューズのデザインは、細部までこだわりましょう。

ただし、デザインを重視するあまり履きにくさや歩きにくさが出てはいけないので、ある程度現実的なデザインを選ぶことが重要です。

特に注目すべきは、「オープントゥかどうか」と「ヒールの高さ」で、その2点の違いだけで大きく印象が変わります。

新婦が結婚式に履く靴の選び方3:色

靴の色は、ドレスと合わせて考えればまずは間違いないでしょう。

スニーカーのように新郎と同じ靴が履けるような場合には、お揃いの靴にすることで一体感を出すなどの方法もありますが、ハイヒールの場合は、ドレスを中心に考えるようにしましょう。

特別な理由がない限り、ドレスの色やデザインを先に考え、そこに靴を合わせていくことでスムーズに選べるでしょう。

新婦の靴の合わせ方2つ

結婚式の靴を選ぶ際には、自身のドレスや新郎の衣装だけでなく、結婚式に関係するさまざまな事情も考慮する必要があります。

もちろん第一に考えるべきは衣装とのマッチングですが、そこでデザインを決めてしまうのではなく、実際の会場の雰囲気や環境を想定しましょう。試しに履いて歩いてみるなどして、想定外のことがないように準備しましょう。

以下に、「衣装と靴を合わせる方法」「さらには会場に靴を合わせる方法」のそれぞれをご紹介します。

新婦の靴の合わせ方1:衣装と合わせる

結婚式の靴選びで重要なことは、新婦の衣装との釣り合いです。まずは、衣装とぴったり合う靴のデザインや色を選ぶことから始めましょう。

ウェディングシューズには、新婦のドレスのデザインやシルエットをより印象的にするという大事な役目があるので、足先だけでなく体全体のイメージを考えるようにしましょう。

次に、基本的なドレスのタイプ4種類と、よく合わせられる靴のパターンをご紹介します。

ゴージャスドレスと合わせる場合

ボリューム感のあるゴージャスドレスを選ぶ場合、靴はシンプルなものだと印象にばらつきが出てしまいます。

基本的にはドレスの色と靴の色を合わせるのが無難ですが、ゴージャスドレスに限っては、あえて思い切った靴を選ぶ方が良いこともあります。

もちろん、装飾を大きくしたり派手にしたりすることで目立たせることもできますが、鮮やかな色を使って足元に違いを出すのもセンスの見せ所です。

マーメイドラインドレスと合わせる場合

新婦のボディラインを強調する、セクシーさを特徴とした「マーメイドラインドレス」を選ぶ場合は、足元もセクシーさを重視したデザインにするような靴選びをしましょう。

オープントゥヒールは露出を高めてくれるため、このタイプのドレスにアジャストしやすいのでおすすめです。また、リボンやレース生地などのデザインや素材の部分でもセクシーさを重視して選ぶと、より魅力的な衣装になります。

エンパイアラインドレスと合わせる場合

「エンパイアラインドレス」は、シンプルで軽やかなイメージが強いので、靴もそれに合わせるようにすると間違いないでしょう。

ヒールの高さも主張しすぎない程度に抑え、装飾や色合いもドレスの雰囲気を崩さないようにまとめ上げるのがおすすめです。

派手さではなく、大人で上品な美しさを出すことがエンパイアラインドレスの得意とするところなので、そういった感覚を持って選びましょう。

ミニ丈ドレスと合わせる場合

「ミニ丈ドレス」はいい意味でウェディングドレスや結婚式の独特な雰囲気を「いつもの自分」に近づけることができる衣装なので、他のドレスとは考え方が異なる部分も多いでしょう。

スニーカーやパンプスといった日常感やカジュアルさを重視した靴が選びやすいドレスでもあります。ただし、「自由度が高い」ということは、その反面、まとめ上げる難易度も高いことになるので、他のドレス以上に入念に選びましょう。

新婦の靴の合わせ方2:会場の雰囲気で合わせる

結婚式は会場全体の雰囲気にも左右される部分が大きく、ロケーションにこだわる場合には、会場を優先して衣装を考えた方が良い場合も多いでしょう。

結婚式全体の世界観をよく頭の中でイメージして、雰囲気を崩さないようにするだけでなく、会場の細かい部分まで配慮して靴選びをすれば安心です。

以下に、「ホテル」「レストラン」「ビーチ」の3つの形式に合いやすい靴をご紹介しますので、参考にして下さい。

ホテルウェディングの場合

ホテルウェディングの場合は、床をうまく活用した靴選びができるのが理想です。たとえば写真撮影の時など、足元に光るものがあれば、新婦の全体のオーラがくっきりとします。

一方、厳かな雰囲気の会場の場合、露出の多い格好が不適切とされる場合もあるので、会場の雰囲気を壊さないようにするためにも、現場のリサーチやイメージトレーニングも欠かさないようにしましょう。

レストランの場合

レストランウェディングの結婚式は、大人数で大規模というより少人数でアットホームなイメージが強いため、そこを考えた靴選びが大事になってきます。

動き回ることも多いですし、結婚式会場の歩く空間もそこまで広く確保されていないため、歩きやすい靴選びは重要です。

アットホームさを重視する場合には、派手さやゴージャスさよりもシンプルさや大人しさをポイントにしてもいいでしょう。

ビーチウェディングの場合

ビーチウェディングのような、足元の整備に限度がある結婚式の場合、靴選びのミスは大きな問題に直結してしまうので、入念に選ぶようにしましょう。

よくないミスはピンヒールを選んでしまうことで、ヒールが砂地に刺さってしまい歩きにくいどころか砂で衣装が汚れて台無しになってしまいます。

この形式の結婚式の場合は、ヒールという考え方を完全に捨ててしまうか、会場の歩くスペースに工夫をするなどして対応しましょう。

結婚式前におすすめの本

「スマイルウエディング」は、2011年に発行された結婚式のコーデブックで、既に10年近く経っている本ですが、根強い人気のある信頼できる一冊です。読む前に結婚式をしたことを後悔するようなレビューもあるほど説得力があります。

もちろん、最新情報を新しい書籍などで収集することも大切ですが、基本に立ち返って考える場合には、多くの人が参考にしてきたこの本を読むといいでしょう。

結婚式におすすめの靴ブランド5選

続いて、結婚式におすすめの靴のブランドを5つご紹介します。

結婚式の靴として、どれを買うべきか迷った方は、これから紹介するブランドを選んでおけば失敗はないでしょう。

Machree

「Machree(マクリー)」は、シンプルなデザインの中に大人の上品さを兼ね備えたアクセサリーが主力のブランドで、結婚式に履ける靴も展開しています。

和装・洋装どちらも豊富な品揃えなので、どんなスタイルの結婚式を目指している人でも一見の価値があります。

靴だけでなく胸元や手先のアイテムやヘアーアクセサリーまで揃っているので、コーディネートの大きな助けになってくれること間違いなしです。

ダイアナ

「DIANA(ダイアナ)」は、1953年に設立された老舗の靴ブランドで、日本国内の結婚式の歴史にも長く密接な関係のある企業です。

歴史あるブランドならではの品質や伝統のデザインはもちろんのこと、プラスダイアナ(+diana)のようなスニーカータイプのウェディングシューズも展開しています。

ラインナップの幅の広さと流行を逃さない革新性も兼ね備えた、結婚式におすすめのブランドです。

mayla classic

「mayla classic」は、「見た人の体温が2℃あがるような感覚」をモットーにしたブランドで、パンプスやスニーカーなどの靴を中心に、帽子やバッグなど女性のファッションアイテムを幅広く扱っているブランドです。

その可愛らしくドキッとするようなデザインは、結婚式の靴という限られたポイントでも必ず輝きを見せてくれます。特徴的なデザインが豊富に揃っているので、多くの結婚式で選ばれています。

Vive la mariee

「Vive la mariee!(ヴィーヴ・ラ・マリエ!)」は、ウェディングドレス専門のオーダードレスのお店で、45年という長い歴史を持つ老舗です。

職人がアトリエで1着ずつ採寸から作り上げていくオーダードレスは、この世に唯一無二のドレスで、これを着て行う結婚式も唯一無二で一生の思い出になります。

ここでこだわり抜いて作ったドレスにピッタリ合う靴を見つけられれば、素敵な結婚式になること間違いなしでしょう。

miumiu

「miumiu(ミュウミュウ)」は、イタリア発祥の婦人向けファッションブランドで、服やアクセサリーなどを幅広く取り扱っています。

現在は、イタリアの最大手ブランドの1つであるプラダ(Prada S.p.A.)の完全子会社となっています。イタリアらしい高いファッション性は、他のファッションブランドとは見た目から違いを見せてくれます。

結婚式に履く靴を選んでスマートな新婦を目指そう

結婚式の靴は、ドレスや会場選びをしているとどうしても後回しにしてしまいがちですが、歩くという重要な行為に直結するアイテムですので、会場によっては重要項目にもなります。

靴が決まれば衣装が足元から決まり、気持ちの面でも「地に足がつく」ような安心感が得られますので、見た目以上に靴選びの影響は大きいです。

既におおまかな事が決まっている人も、靴選びから結婚式をもう一度再確認してみてはいかがでしょうか。