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結婚式のオープニングムービーを作る際のポイント9つと注意点3点

結婚式のオープニングムービーとは

結婚式や結婚披露宴で入場前に上映される映像のことをオープニングムービーと言います。新郎新婦のことだけでなく、当日、出席するゲストの方々や祝辞を述べてくれる方や、結婚式や披露宴を盛り上げてくれる方のことを紹介する役割を持った大切な映像です。

では、そんな結婚式のオープニングムービーを作る際、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

結婚式のオープニングムービーを作る際のポイント9つ

ここからは、そんな結婚式のオープニングムービーを作る際に大切なポイントを9つ紹介します。

オープニングムービーを作るときに大切なこと、出来上がってから流すタイミングなど、ポイントをつかみ、思い出に残る映像を制作しましょう。

ポイント1:新郎新婦が入場する前に流すのがベスト

ポイント1つ目は、結婚式のオープニングムービーは、新郎新婦が入場する前に流すのが良いとされています。ゲストが式場に揃い、新郎新婦が会場入り口にスタンバイできたタイミングで流すのが望ましいです。全員が準備できたら流す、というイメージです。

タイミングに気をつけて、映像を流すということを考慮してオープニングムービーを作りましょう。

ポイント2:長さは5分から15分ほど

ポイント2つ目は、オープニングムービーの長さです。一般的には、短くまとまっているものが良いとされている場合が多いです。

また、映像の長さは結婚式の規模や式の長さ、紹介したいゲストの人数に合わせて適宜調節していくことが求められます。

ポイント3:方向性を明確に

ポイント3つ目は、オープニングムービーの方向性やテーマが一貫していることです。

面白い感じの映像にするのか、はたまた感謝の気持ちを伝えてゲストの雰囲気を作るのか、結婚式や披露宴に関するお願い事について触れるのか、どれかに絞りましょう。

結婚式に参加する人の紹介をしたいのならば、それ以外の要素は省いていきます。また、新郎新婦がカメラ、旅行など共通の趣味を持っているのならば、それを紹介する映像にするのも良いでしょう。

ポイント4:基本の形

ポイント4つ目は、結婚式のオープニングムービーの基本の形です。まず、最初の数秒間は新郎新婦の名前が入ったタイトル画面にするとよいでしょう。

新郎新婦それぞれのプロフィールや2人の馴れ初めを入れるのが基本的とされています。内容がまとまったら次にカウントダウンを入れましょう。このカウントダウンに合わせて映像が終わり、新郎新婦が入場となるため、式がスムーズに進みます。

ポイント5:ストーリー性を持たせる

ポイント5つ目は、結婚式のオープニングムービーにストーリー性を持たせることです。

ゲストの期待感を誘ったり、新郎新婦の家族が感情移入しやすくなるといったことの他にも、短くて作りにくいと思っていた映像が断然作りやすくなるなどの利点もあります。

ポイント6:写真は5秒以上

ポイント6つ目は、結婚式に参加している人が認識しやすいように、1枚5秒程度かけて流すことです。オープニングムービーを流す際にかなりの要素を含めるのが写真です。

シンプルな写真は短めで、大人数で写っている写真や特に見てもらいたい写真はちゃんと見てもらえるように秒数を伸ばすのがポイントです。

また、写真は縦長のものよりも、横長の方が見やすいです。写真を選ぶ際にチェックしておきましょう。

ポイント7:ゲストとの思い出の写真を積極的に使って

ポイント7つ目は、来てくれたゲストの方々の写真をオープニングムービーで使うことです。

新郎新婦の写真と同じぐらいの量を使っても問題ありません。自己満足なオープニングムービーを避けるためにも、たくさん使いたいところです。

ただし、使う際はきちんとゲストの方に写真を使っても良いか確認を取りましょう。特に女性の方は勝手に写真を使うことにかなり抵抗があります。しっかり断りを入れておきましょう。

ポイント8:インパクトを大切に

ポイント8つ目は、インパクトのある映像を作ることを心がけることです。オープニングムービーは結婚式の大切な要素です。

テーマを一貫性にしなくてはならない、短くまとまった映像にしなければならないなど、さまざまな押さえるポイントがあります。しかし、インパクトのある映像、ストーリー性のある映像を作ることを念頭に入れることで、作りやすくなります。

ポイント9:動画サイズの比率を確認

ポイント9つ目は、オープニングムービーを作る前に、会場のスクリーンでしっかり映せるサイズの比率をしっかりと確認することです。

制作しても会場のスクリーンと合わなくて作り直し、ということになっては時間が余計にかかってしまいます。作る前に、結婚式場に問い合わせておくことが必須です。

「オープニングムービーを流したいのでスクリーンのアスペクト比を知りたい」と聞けばすぐに教えてもらえるので、聞いてみましょう。

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簡単にムービーが作れるのはもちろんのこと、「書籍セット」としてマニュアルも完備されているため、わかりやすく映像制作を進めることができます。

結婚式のオープニングムービーを作る際の注意点3点

ここまでは結婚式のオープニングムービーを作る際に大切なポイントやコツを紹介してきました。ここからは、オープニングムービーを作る上での注意点を説明していきます。

制作する前に知っておくべきポイントがたくさんあります。よりよい映像を作っていくために、読んでおきましょう。これらを守れば、新郎新婦のオープニングムービーはもっと素敵なものになります。

注意点1:会場に確認することを優先して

結婚式でオープニングムービーを上映するとなると、プランナーの方から注意事項を受けます。会場やプランナーの方と確認、合意の上でオープニングムービーを制作しましょう。

先述の映像の比率、ディスクやデータの状態やデバイスなど、気をつけなければならないことがたくさんあります。細かいことを言われることもありますが、お互いが気持ちよく式を完遂するためにも、プランナーの方から受ける注意事項はよく確認しておきましょう。

注意点2:内輪ネタはほどほどに

オープニングムービーでよくある失敗が内輪ネタを入れてゲストを盛り上げようとする、というものです。内輪ネタは通用する人としない人がいるので、おすすめできません。

わかる人にとっては面白いものかもしれませんが、わからない人には通用しません。何より理解できなかったことに対する疎外感がうまれる可能性があります。

誰が見ても面白い、見てよかったと思える映像にすることで、初めて結婚式のオープニングムービーは役割を成します。

注意点3:著作権には要注意

結婚式は公的な場所です。つまり、オープニングムービーを作る際、流す際にも著作権が生じます。著作権を侵害してしまうようなオープニングムービーを作るのだけは絶対に避けましょう。

芸能人や著名人の映像、映画やアニメ、ドラマなどの映像を用いると著作権侵害となり、罰則を受けることもあります。誤解を招くような映像を作ったり、流用するといったこともやめましょう。

また、自分たちが作ったものがそれらに該当しないか、会場やプランナーの方に必ず確認してください。

オリジナルのオープニングムービーを作って心に残る結婚式にしよう

今回は結婚式のオープニングムービーを作る際に、大切なポイントや注意点などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

結婚式は新郎新婦のためにあるものだとしても、式に参加してくれるゲストのことも考えなければなりません。映像によって、その人々の気持ちをかなり左右することになります。

オープニングムービーを制作する際はポイントをちゃんと抑え、新郎新婦とゲスト、お互いの感謝の気持ちや期待感、感動がより一層高められる、素敵な映像を作りましょう。