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手作り結婚式ムービー自作おすすめソフト(PC向け)10選とポイント7選

結婚式の自作ムービーとは

結婚式の披露宴会場でムービーが流れて、新郎新婦の生い立ちや、どのように出会い結婚に至ったのかを紹介するのを見たことがある人は多いでしょう。

そのようなプロフィールスタイルのムービーや、結婚式の様子を撮影して作るムービー、新郎新婦自らがストーリーなどの演出を考えて作るムービーなどのことを、自作ムービーと言います。

今回は自分たちで結婚式のムービーを作るのに、使いやすいおすすめの動画ソフトをご紹介していきます。

結婚式の自作ムービー【無料版】のメリット・デメリット

自作の結婚式ムービーを作る時に利用するビデオ編集ソフトには有料のものと、無料のものがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

無料の動画ツールを利用して自作の結婚式ムービーを作る時のメリットは、お金がかからないということです。一方デメリットは、有料版を購入しないと使うことができないツールがあるということです。

結婚式の自作ムービー【有料版】のメリット・デメリット

結婚式のムービーを自作する時に使う有料の動画ソフトのメリット・デメリットについて説明します。

有料版のメリットは、無料では使うことができなかった編集ソフトのツールや機能が全て利用できるようになることです。

デメリットは、有料版を購入したのに無料版と変わらない機能しか使えないソフトも、たまにあるということです。購入前に必要な機能ツールがあるかどうか見定める必要があります。

結婚式の自作ムービーおすすめソフト(PC向け)10選

自分たちで結婚式のムービーを作りたい新郎新婦にとって、おすすめのムービーソフト10選をご紹介します。

これらの動画ソフトにはどのような特徴があり、自作の結婚式ムービーを作るのにどのような便利機能があるのかをご紹介していきます。

おすすめソフト1:Adobe Premiere Pro

映像のプロも使う定評があるソフトであるため、自作の結婚式ムービーを作るのにも問題なく使うことができます。プロも使うソフトなので機能がたくさんあり、利用できるようになるとイメージ通りのものを作ることができるでしょう。

アート・クリエイティブ志向の新郎新婦なら、こちらの動画ソフトを使い結婚式のムービーを作ってみてはいかがでしょうか。

おすすめソフト2:Filmora

自作の結婚式ムービーを作る人におすすめの動画ソフトのFilmoraは、素材のストックが1000万以上あるので、イメージしていた映像を簡単に探すことができ、動画を創作するのも楽です。

エフェクトがいろいろあるのも魅力の1つです。結婚式を撮影し、編集する際にも、ムービーのカット、切り取り、あるいは結合などがとてもしやすいのも特徴です。GIFなどの他のプラットフォームにも対応しています。

おすすめソフト3:Final Cut Pro

Final Cut Proは、プロ向けの製品だけに自作の結婚式ムービーを作るには、十分すぎるほどの機能が備わっています。特徴の1つが、360度のビデオ編集ができるので、臨場感があるムービーを撮影できます。

後々VRを使って記念の結婚式の動画を見ることができるのは、素敵ですね。

Metalエンジンを搭載していることで、編集作業もスピードがアップしました。画像のフレームのサイズも大きく、フレームレートのレンダリングもスムーズで、美しい自作結婚式ムービーを作ることができます。

おすすめソフト4:PowerDirector 365

PowerDirector 365は、編集がしやすい動画ソフトなので、自作で結婚式ムービーを作成したい新郎新婦にもぴったりな製品です。

特徴の1つにカスタマイズしやすいタイトル編集があります。ムービーに文字を入れるのも簡単にできます。また、文字フォントには、テレビなどで頻繁に活用される「モリサワ日本語フォント」も入っています。

おすすめソフト5:Adobe Premiere Elements

自作の結婚式ムービーを作るのに、おすすめなのがAdobe Premiere Elementsです。どのデバイスでもOKというのが、魅力の1つです。

手持ちのスマートフォンでも、動画を作成することができるためチャレンジしやすい動画ソフトです。今まで動画ソフトで編集などをしたことがない人にとっても、おすすめです。

無料体験もできるので、ぜひ操作になれて自作の結婚式ムービーを作ってみましょう。

おすすめソフト6:iMovie

手軽にアニメーションなども作れる機能がついたこちらのiMovieは、スタジオ品質のタイトルを追加することができます。

フィルターも映画のようなモノクロスタイルや、クールなものなど10種類以上あるので、結婚式のムービーに効果的なフィルターをつけて自作の動画を作ることができます。

おすすめソフト7:VideoStudio Pro 2020

VideoStudio Pro 2020は自作で結婚式ムービーを作るのにおすすめのソフトです。 初めて動画を作る人にもわかりやすいソフトでしょう。

テンプレート形式で自作ムービーを作ることができるので、悩まず進めることができます。タイムラインに沿って音楽や映像を選び、速度も自由に編集が可能です。さらに1500種類以上のフィルターを選択できるため、プロ仕様の動画ソフトと言えるでしょう。

おすすめソフト8:VideoPad

動画編集ソフトであるVideoPadは、無料で利用できる期間が設けてあります。その後、機能が制限され有料となるため、続けて使用する場合は購入しないといけません。

画像に文字やレイヤー動画などをいれる機能もついていて、簡単に自作の結婚式ムービーを作ることができます。フォーマットも、AVI、MPEG、WMV、DivX、Xvid、MP4、MOV、VOB、OGM、H.264、RMなど、ほぼすべてに対応しています。

シンプルな作りなので、初めて動画編集をして自作の結婚式ムービーを作るにはおすすめの動画ソフトです。

おすすめソフト9:Microsoft PowerPoint

PowerPointのプレゼンテーションを利用して自作の結婚式ムービーを作ることもできます。仕事でPowerPointを使っている人も多いので、操作は簡単でしょう。

デザインも無料でオンラインのテンプレートがたくさんありますので、それらを利用してみるのも一つの手です。

映画のようなモーション機能も使うことができるので、どのような演出を加えるか、パートナーとよく話し合い、自作の結婚式ムービーを作っていきましょう。

おすすめソフト10:Adobe After Effects

効果的なタイトルやエンディングロールを作ったり、アニメーションにしたりと想像力次第で、いろんなムービーを作ることができ、自作の結婚式ムービーにもおすすめです。

チュートリアルも充実しているので、ムービーを初めて自作する人にも使いやすいソフトでしょう。新郎新婦で協力しあい、素敵な結婚式ムービーを作ってみてはいかがですか。

結婚式ムービー自作のポイント7選

既に動画制作に慣れているひとも、初めての人も、結婚式のムービーを自作する時にはどのような点を気に付けるとよいのでしょうか。

7つのポイントを紹介していきます。これから自作ムービーを作ろうと考えている人は、まずはこちらのポイントにざっくりと目を通してから制作に取り掛かってみましょう。

結婚式ムービー自作のポイント1:作成する前に写真の準備

どの段階で写真を用意するかは、どのタイプの自作ムービーを作るかにもよります。プロフィール風のムービーの場合は、新郎新婦が子供のころから結婚するまでのアルバムの中から、様々な写真が必要となります。そのため早めにアルバムを見直し、写真を選択しましょう。

印画紙に焼き付けてある写真の場合は、スキャンしてデジタル化する作業が必要です。そのため余裕をもってムービー作成ができるように、素材選びは早めに始めましょう。

結婚式ムービー自作のポイント2:ムービーの構成を考える

自作のムービーを作るときには、構成を考えると作りやすいです。これは写真を選ぶ前に決めておくのもよいでしょう。そうすることで、素材を選びやすくなります。

どのような構成にするのかを、新郎新婦で話し合って方向性が決まったら、あとはそれにむけて自作ムービーを作るだけです。

大まかにどのような構成がいいかなどを、紙に絵や言葉で書きだしていくと、より全体図が見えてムービーが自作しやすくなるでしょう。

結婚式ムービー自作のポイント3:独自ストーリーをいれる

自作ムービーを作るときには、どのようなストーリー性を持たせたいのかを考えるとスムーズに作業することができます。

ゲストが見ていて飽きないようにするためには、新郎新婦の面白いエピソードや、身内しか知らなかったような秘密の中から、明かしても良いエピソードを盛り込んでもよいでしょう。

定番なつくりとしては、2人の生い立ちをある程度みせたあとに、2人の出会いから結婚までという展開です。どのように2人が愛を育んだのかを感動的にまとめるのか、あるいはコミカルにするのか、話し合いましょう。

結婚式ムービー自作のポイント4:全体の映像時間に気をつける

プロフィールムービーの場合は、ゲストが見ていて飽きるような長時間だと困りますね。そのため式の長さなども考慮して、長くても10分以内にまとめるなど、自作する映像の長さをある程度決めて作るようにしましょう。

映像の長さが決まると、構成を見直してカットする部分を決め、写真の枚数も大まかに決まってきます。

自分たちだけが見るプライベートビデオなどの場合は、長さがあっても問題ないでしょう。しかしゲストが見るムービーは間延びしないように時間配分を考えましょう。

結婚式ムービー自作のポイント5:写真1枚の表示時間

テンポよく見てもらうためには、一枚の写真の表示時間が長くならないように注意しましょう。どうしても写真の数自体が少なくなり、仕方なく表示時間を延ばすという場合もあるでしょう。

そのような時は再度構成を見直して全体の映像を短くするか、直近のエピソードを盛り込んで、写真を新しく撮影するなどして作ってみるとよいでしょう。

結婚式ムービー自作のポイント6:音楽を複数使う必要はない

感動的な結婚式のムービーにしたいがために、胸が熱くなるようなBGMを一度に何曲も使ってしまうと、盛り込みすぎ感が出てしまいます。

演出を考えて効果的にBGMを使うようにすれば、何曲も使ってムービーを作る必要はないでしょう。音楽を何度も変えすぎて、映像が長くなるのはよくありません。また、統一感も薄れてしまうでしょう。

結婚式ムービー自作のポイント7:動画を組み入れた演出

自作ムービーを写真だけのスライドで作るのもいいですが、動画編集ソフトに慣れている場合は、アニメーションや動画などを差し込んで作るのもおすすめです。

子どもの頃の映像が残っている場合はそれを使うのもよいでしょう。もしも使いたい動画がない場合は、新しく二人の日常を垣間見る動画を数分撮影して使うのもよいでしょう。

二人のonly oneムービーを作ろう

動画ソフトが色々ある時代ですので、自作で結婚式ムービーを作るのは手軽で、自分たちの思い通りのものに仕上がるのでおすすめです。

しかし、考えていた以上にうまくムービー作成が進まないという時もあります。基本は自分たちで構成し、難しいところはプロにお願いするぐらいに考えて気楽に作り始めてみましょう。

素敵な結婚式ムービーが仕上がることを夢見て、2人でムービー作りを楽しんでみてはいかがでしょう。