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家族婚のメリット5選デメリット5選|向いているカップルの特徴は?

家族婚とは

みなさんは結婚式に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?親戚はもちろんのこと、職場の同僚や学生時代の友人たちも呼んで、盛大な結婚式を挙げたいと考えている人も多いことでしょう。

ですが、最近では家族婚を望むカップルも増えてきています。家族婚とは、職場の人などを呼ばず、家族やごく限られた友人のみを招待して行われる小規模な結婚式のことです。

家族婚のメリット5選

何十人・何百人ものゲストを招いて、盛大な結婚式を挙げるカップルもいます。ですが、そのような結婚式のあり方は主にバブル時代に多かったものであり、最近では家族婚のように、よりシンプルでアットホームな結婚式を望む人も増えてきています。

では、多くのゲストを招く大規模な結婚式と比べて、家族婚にはどのような利点があるのでしょうか?

ここからは、家族婚を選ぶことのメリットについてご紹介していきます。

家族婚のメリット1:式にかかる費用を抑えられる

家族婚のメリットとしてまず挙げられるのが、結婚式の費用を抑えられるということです。百人単位でゲストを招いて結婚式を挙げると、数百万円以上の費用がかかることが多いですが、小規模な家族婚ならば数十万円に費用を抑えることも可能でしょう。

「結婚式に多くのお金をかけるよりも、新婚旅行や新婚生活のためにお金をまわしたい」と考える堅実なカップルも多いはずです。

家族婚のメリット2:準備の大変さが軽減される

結婚式の準備にストレスを感じて、マリッジブルーに陥る花嫁も多いことでしょう。招待するゲストが多ければ多いほど、招待状や席順など、あれこれと配慮しなければならないため、準備が大変になります。

家族婚は本当に親しい人だけを招いて行う小規模な結婚式ですので、準備の大変さやストレスが軽減され、マリッジブルーに陥る可能性も低くなるでしょう。

家族婚のメリット3:アットホームな雰囲気の式に

家族婚のメリットのひとつとして忘れてはならないのが、アットホームな雰囲気の中、結婚式を挙げられるということです。

職場の上司や取引先の人など、あまり親しくない人を大勢招くと、自分たちが主役であるはずの結婚式なのに、あちこちに気を配らなければならないため、心から結婚式を楽しむのが難しくなるでしょう。

その点、家族婚ならばゲストに気を遣いすぎることがなく、リラックスした雰囲気で式を挙げられます。

家族婚のメリット4:ゲスト一人一人との時間が多い

ゲストとの時間を大切にできるというのも、家族婚ならではのメリットであり魅力として挙げられるでしょう。

ゲストが百人単位の大規模な結婚式だと、せっかく来てくれたゲストに会釈程度しかできないことも少なくありませんが、家族婚ならばゲスト一人一人との時間を大切にして、感謝の気持ちを伝えられます。

そのため、結婚式の思い出をより良いものとして残すことができるのではないでしょうか。

家族婚のメリット5:ゲストを付き合いで呼ぶ必要がなくなる

結婚式のゲストの数を埋めるために、あまり親しくない友人や、数年以上連絡をとっていない学生時代の友達を招待するというケースも珍しくありません。

ですが、これでは招くほうも招かれたほうも心から結婚式を楽しむことはできないでしょう。家族婚ならば本当に親しい人だけを招くことができるため、付き合いで職場関係の人や親しくない友人を招く必要がなくなります。

家族婚のデメリット5選

以上で見たように、多くのゲストを招いて結婚式を挙げるよりも家族婚を選んだほうがよい点もたくさんあります。

しかし、だからと言って家族婚がすべての点においてパーフェクトというわけではありません。

ここからは、家族婚にありがちなデメリットについて5つピックアップしてご紹介していきます。家族婚を選ぶ前に、ぜひチェックしてみてください。

家族婚のデメリット1:親族をどこまで呼ぶかの線引きが難しい

家族婚のデメリットとしてまず知っておきたいのが、どこまでの親族を結婚式に呼ぶのか迷ってしまうということです。

お互いの両親に参加してもらうのは当然のこととして、いとこや伯父・叔母など、親族をどこまで招待すればよいのかの線引きが難しく、場合によってはその後の親戚付き合いにマイナスの影響を与えてしまいかねません。

家族婚のデメリット2:報告の手間が増える

職場の同僚や学生時代の友人など大勢を招待して結婚式を挙げれば、それを通じて結婚したことを多くの人に伝えることができます。

しかし家族婚を行った場合、参加者は家族や限られた親戚・友人のみであり、他の人々にお披露目する機会がないため、結婚したことを会社関係の人や友人にいちいち報告しなければいけません。

なかには、結婚式に呼ばれなかったことを「不義理だ」と感じる人もいるはずです。

家族婚のデメリット3:ご祝儀が少なくなる

多くのゲストを招待して結婚式を挙げると、準備がかなり大変になってしまいますが、その分多くのご祝儀をいただけるため、金銭的な負担を軽減することができるでしょう。

ですが、家族婚ではそうはいきません。家族婚の場合はいただけるご祝儀が少なくなってしまうため、その分結婚式費用の自己負担が増えてしまいます。

そのため、お金に余裕がない限り、豪華絢爛な家族婚を挙げるのは難しいでしょう。

家族婚のデメリット4:家族婚可能な式場が少ない

最近では家族婚を選ぶカップルが増えてきたとは言え、依然として多くのゲストを招いて行う従来型の結婚式が主流ですので、家族婚に対応した結婚式場が少ないのも事実です。

「この式場で結婚式を挙げたい」と考えていたとしても、希望する式場が家族婚に対応していなかった場合、他の式場を探さなければならないでしょう。

家族婚のデメリット5:工夫が必要

家族婚の場合、新郎新婦以外の参加者が数人程度になることもあるため、どうしても少人数ゆえに結婚式そのものが寂しく見えてしまいがちです。

少人数でもまったく気にしないというカップルならばまだしも、「せっかくの結婚式だから華やかに見えるようにしたい」というカップルの場合には、演出に工夫が必要となるでしょう。

家族婚に向いているカップルの特徴3つ

ここまでは、家族婚を選ぶことのメリットとデメリットの両方について詳しく解説してきました。大規模な結婚式も少人数の家族婚も、それぞれ一長一短だと言えるでしょう。

では、家族婚にはどのようなカップルが向いているのでしょうか?ここからは、家族婚を挙げて満足しやすいカップルの特徴についてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

家族婚に向いているカップルの特徴1:ゲスト一人一人との時間を大切にしたい

結婚式を挙げるならば、「わざわざ時間を割いて出席してくれたゲスト一人ひとりとの時間を大切にしたい」「単に挨拶程度でゲストとの接触を終わらせたくない」というカップルには、家族婚がピッタリです。

大勢を招いた結婚式ならば、ゲストと挨拶しか交わせないことも珍しくありませんが、家族婚ならばアットホームな雰囲気の中で、友人や親族と濃密な時間を過ごせるでしょう。

家族婚に向いているカップルの特徴2:費用の面で結婚式を諦めていた

家族婚はいただけるご祝儀が少ないというデメリットがあるものの、式場の規模やドレスなどを低コストのものにすれば、通常よりも安価な費用で結婚式を挙げることができます。

「お金に余裕がないから結婚式は諦めるしかない」と考えていたカップルでも、家族婚を選べば家計に負担をかけることなく憧れの結婚式を挙げられるでしょう。

家族婚に向いているカップルの特徴3:盛大にお祝いすることが苦手

大勢のゲストを招いて盛大な結婚式を挙げたいと考えるカップルもいれば、「たくさんの人にお祝いをされるのが気恥ずかしく、居心地の悪さを感じる」というカップルもいます。

家族婚ならばゲストの数は限られていますし、家族や親しい友人・親戚などに見守られて、リラックスした雰囲気で結婚式を挙げられるでしょう。

家族婚のメリットデメリットを知って後悔しない結婚式にしよう

今回は、最近はやりの家族婚について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか?家族婚にはメリットもあればデメリットもあるため、両方をよく理解して熟考したうえで、家族婚を選びたいものです。

また、自分が家族婚を望んでいてもパートナーがそうでない場合もあるので、まずはパートナーとどのような結婚式にしたいかをよく話し合うようにしてみてください。