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二人だけの結婚式は新しいウェディングのカタチ|メリット6選と演出例

二人だけの結婚式とは

みなさんは結婚式に対してどのようなイメージを抱いているでしょうか?「大勢のゲストを招いて盛大にお祝いをしてもらう」ものが結婚式であると考えている人も少なくありません。

ですが、最近では二人だけの結婚式を挙げるカップルも徐々に増えてきています。二人だけの結婚式とは文字通り、新郎と新婦だけで執り行う結婚式であり、両親はもちろん他のゲストを招くことはありません。

新しい結婚式の形として注目を集めています。

新郎新婦だけで叶える新しいウェディングのカタチ

では、今なぜ二人だけの結婚式を挙げるカップルが増えてきているのでしょうか?ゲストが多ければ多いほど結婚式の準備が大変なものになりますが、二人だけの結婚式ならばゲストや両家に気を遣うことなく、自分たちが本当に望む形で結婚式を挙げられます。

この記事では二人だけの結婚式のメリットや演出の具体例についてご紹介しているので、これから結婚式を挙げようと考えている方はぜひ参考にしてください。

二人だけの結婚式を挙げるメリット6選

「せっかく結婚式を挙げるならば、両親や親戚、友人たちに盛大にお祝いしてもらいたい」と考える人がいる一方で、新郎新婦で二人だけの結婚式を挙げたいと考える人も存在します。

そもそも、なぜ最近二人だけの結婚式が注目を集めているのでしょうか?従来の結婚式とは違い、どのような魅力があるのでしょうか?ここからは、二人だけの結婚式のメリットについてご紹介していきます。

メリット1:場所を自由に選べる

大勢のゲストを招いて結婚式を挙げる場合、ゲストに配慮してアクセスしやすい結婚式場を選ぶ必要がありますが、二人だけの結婚式ならば場所に制約がありません。

「この式場だと遠方からのゲストがアクセスしにくいから」とゲストへの配慮で結婚式を挙げる場所を諦める必要がなく、自分たちが本当に望む場所で結婚式を挙げることができます。

海外で行うことも可能

二人だけの結婚式の場合、海外挙式もより容易になるでしょう。多くのゲストを招いて海外挙式を行おうと思うと、ゲストのための渡航費やホテル費などを工面せねばならずとても大変ですが、二人だけの結婚式ならば海外挙式のハードルが低くなります。

「結婚式は海外で挙げるのが夢」という人にとって、二人だけの結婚式はその夢を叶えてくれるものだと言えるでしょう。

メリット2:日取りを決めやすい

いつ結婚式を挙げるのか決めやすいというのも、二人だけの結婚式ならではのメリットとして挙げられるでしょう。

大勢のゲストを招く大規模な結婚式にせよ、親族や親しい友人だけを招く小規模な結婚式にせよ、両家やゲストに配慮して結婚式に参列しやすい日にちを選ばねばなりません。

その点、二人だけの結婚式ならば二人の都合と結婚式場の空き具合だけを気にすればよいので、日取りを決めやすいでしょう。

メリット3:準備も楽にできる

結婚式の準備は、何かと大変でストレスがかかるものです。なかには新郎が結婚式の準備を新婦に丸投げしてしまい、二人の関係にヒビが入ってしまったり、新婦がマリッジブルーに陥ってしまうというケースも珍しくありません。

二人だけの結婚式ならば席順やウェルカムボード、引き出物など結婚式ならではの煩雑な事柄から解放されるため、あまりストレスを感じることなく楽しみながら結婚式の準備ができるでしょう。

メリット4:人目を気にせず二人の世界に浸ることができる

シャイな性格をしている人は、両親や親戚・友人など多くの人の前で誓いのキスをしたり、バージンロードを歩くのに抵抗感を覚えたり恥ずかしさを感じるでしょう。

また、結婚式中はわざわざ参列してくれたゲストに気を配る必要もあります。二人だけの結婚式ならば、両親や参列者の目を気にすることなく、思い切り二人だけの甘いムードに浸ることができるでしょう。

メリット5:費用を抑えることができる

多くの人を結婚式にゲストとして招待すると、その分結婚式の費用も高くなってしまいます。「たった1日の結婚式のために、数百万円以上のお金を費やすのはもったいない」と考える人も少なくないことでしょう。

二人だけの結婚式ならば、ご祝儀をいただくことができないというデメリットはあるものの、結婚式費用を最低限に抑えることができるため、浮いたお金を新婚旅行や、結婚後の生活にまわすことができます。

メリット6:ハネムーンと合わせて結婚式をできる

「結婚式を挙げてから新婚旅行に行くものだ」と考えている人も多いことでしょう。ですが、必ずしもこうした順番を守る必要はありません。

二人だけの結婚式を選んだ場合、ハネムーンと結婚式を同時に行うこともできます。海外のリゾート地やヨーロッパなどに新婚旅行に行き、その際にロマンチックな二人だけの結婚式を挙げれば、きっと一生の思い出になるでしょう。

二人だけの結婚式を挙げるデメリット2つ

ここまで見てきたように、二人だけの結婚式にはさまざまなメリットがあります。だからこそ、最近ではあえて二人だけの結婚式を選ぶカップルが増えてきているのだと言えるでしょう。

しかし、こうした結婚式には当然ながらデメリットも存在します。ここからはあらかじめ知っておきたい、二人だけの結婚式のデメリットについてチェックしていきましょう。

デメリット1:寂しい

デメリットとしてまず挙げられるのが、新郎と新婦しかおらず参列者がゼロであるため、寂しく感じるということです。

とりわけ「結婚式では大勢の人にお祝いしてもらいたい」と夢見ていた人にとって、二人だけの結婚式は孤独感を覚える可能性が高いと言えます。「せめて家族だけでも招待すればよかった」と後悔する人もいるでしょう。

デメリット2:親や周りの人の理解を得にくい

周囲から理解されにくいというのも、二人だけの結婚式を挙げるデメリットのひとつです。最近では結婚式のあり方も多様化してきていますが、小規模の結婚式であってもお互いの家族や親しい友人に参列してもらうのが一般的です。

そのため、二人だけで結婚式を挙げることを家族や友人、知人に伝えると驚かれたり、反対されることもあるでしょう。

二人だけの結婚式のこだわりの演出例5つ

以上で見たように、二人だけの結婚式にはメリットもあればデメリットもあります。後悔しないように、長所と短所の両方をよく理解したうえで二人だけの結婚式を選びたいものでしょう。

二人だけで結婚式を挙げると決めたならば、次にやるべきは素敵な式にするための演出の工夫です。ここからは、二人だけの結婚式におすすめしたい演出例についてご紹介していきます。

例1:ファーストミートで一瞬をたのしむ

まずおすすめしたいのが、ファーストミートで結婚式を挙げるということです。ファーストミートとは、事前にドレスの試着姿などを新郎に見せることなく、結婚式の本番ではじめて新郎に花嫁姿を披露することを意味します。

ドレス選びを新郎に手伝ってもらえないというデメリットはありますが、美しい花嫁姿を「お楽しみ」としてとっておくことで、新郎に対しての素敵なサプライズになるでしょう。

例2:ブーケブートニアセレモニーであらためてプロポーズ

ブーケブートニアセレモニーとは、あらかじめ参列者に渡しておいた花を新郎が集めてまわり、花束にして新婦に渡すセレモニーのことです。

二人だけの結婚式では参列者から花を集めてまわることはできませんが、あらかじめ新郎が花束を用意しておき、花束を新婦に渡すときにあらためてサプライズでプロポーズするとよいでしょう。

例3:誓いの言葉をオリジナルにする

職場の上司や同僚などをゲストに招いた結婚式の場合、形式を重視してフォーマルな結婚式を挙げる必要がありますが、二人だけの結婚式ならば、誓いの言葉をオリジナルなものに変えても問題ありません。

決められた誓いの言葉を口にするのではなく、相手に対して誠実に誓いたいものを、自分たちならではの誓いの言葉としてみてはいかがでしょうか?

例4:ロマンティックな写真撮影

二人だけの結婚式では両親やゲストの目が気にならないため、二人だけの甘い雰囲気の中で写真撮影を行うことができます。

たとえば美しい砂浜や花畑で新婦が新郎をお姫様抱っこをしたり、スキンシップをした状態でロマンチックな写真を撮影してみてはいかがでしょうか?

例5:お互いに手紙を読み合う

誓いの言葉を交わすだけではなく、お互いに手紙を書いて、結婚式のときに読み合うのもよいでしょう。普段は恥ずかしくて相手に伝えられないことも、手紙に書いて読み上げることで素直に伝えられるはずです。

また、手紙を記念に残すことで、読み返すたびに結婚した時の喜びを蘇らせることができるかもしれません。

二人だけの結婚式で思い出を作りましょう

今回は二人だけの結婚式について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか?海外での新婚旅行などを利用して、二人だけのロマンチックな結婚式を挙げることができれば、きっと一生の思い出に残るはずです。

素敵な結婚式になるように、二人で協力して結婚式の準備を行いましょう。