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結婚式の受付を依頼するときに注意したいこと8つとおすすめのお礼6つ

結婚式に受付は必要?

結婚式の受付はゲストをお迎えする役割であり、会場に訪れたゲストが最初に対面する両家の顔にもなります。

また、受付にはゲストを迎えることだけでなく、他にもいろいろな役目があるので、結婚式に受付は必要な存在です。

基本的に新郎側と新婦側で2人ずつ受付を依頼することが多く、その人たちに受付を依頼する際には、注意するべきことやマナーがいくつかあります。

結婚式での受付の役目とは

結婚式の受付はゲストを迎える役目となります。

また、ゲストを迎える際には両家の目線になって挨拶をしたり、ご祝儀を受け取ったり、芳名帳の記入をお願いしたり、出席者の確認など、やるべきことは多いです。

また、受付の準備や新郎新婦への挨拶もあるので、開宴の1時間ぐらい前には会場入りをする必要もあります。責任のあることを多く頼むので、受付を依頼する人は慎重に選ぶ必要があります。

結婚式の受付を依頼すべき人は?

結婚式の受付は責任のあることを多く頼むので、依頼する人は慎重に選ぶ必要があります。

また、受付は両家の顔として、ゲストをお迎えするので、訪れたゲストが会場で最初に接する人であり、ゲストが結婚式に対する雰囲気の第一印象を決めてしまうこともあります。

ゲストに不快感を与えることなく、新郎新婦も安心して任せられるように、受付を依頼する人に対しての最低条件があります。

マナーを知っている人

結婚式は新郎新婦にとって一生の思い出に残ります。

また、新郎新婦の親戚や友人たちにとっても大切な日となり、また、ゲストの年齢層が幅広いことも多く、年配の方が参加されていることもあります。

大切な結婚式という場であることや、いろいろな人に両家の顔として接することなどから、受付は言葉遣いや服装など、常識やマナーを持った人が担当しないといけません。

責任感のある人

受付はゲストと接するため、常識やマナーを身につけた人に依頼しなければなりません。

また、受付はご祝儀を預かったり、出席者の確認も行います。

ご祝儀は直接お金に関わることであり、出席者の確認は新郎新婦によるその後の対応の判断材料になったりします。

これらは間違った対応をしてはいけないことなので、責任のある役割ですので、これらの役割に対して責任感を持って行ってくれる人に受付は依頼しなければいけません。

結婚式の受付を依頼するときに注意したいこと8つ

結婚式の受付は重要な役割であり、するべきことも多いです。

そのため、新郎新婦は受付を依頼する人を慎重に選ぶだけでなく、受付を依頼する際にはいくつか守るべき注意点があります。

これらの注意点は結婚式の受付を依頼する際のマナーでもあるので、受付を依頼する人に気持ち良く受付の依頼を引き受けてもらうためにも守る必要があります。

注意点1:招待状を出す前に受付を依頼

結婚式の受付の依頼は時期にゆとりを持って行うことがマナーです。

早めに受付の依頼を出しておくことで、依頼を受けた側は心の準備ができたり、受付の方法について下調べをする期間を持つことができます。

依頼を出すタイミングは、招待状を出す約1週間から2週間前が目安となっており、招待状は結婚式の2ヶ月から3ヶ月前ぐらいに出すこともマナーの一つです。

注意点2:依頼をするときは直接相手と会って

結婚式の受付を依頼する場合は、できるだけ丁寧にお願いをする必要があり、丁寧な依頼方法としては、直接会ってお願いをすることです。

そのため、結婚式の受付は、なるべく直接会って依頼することがベストと言えます。

ただし直接会うことがなかなかできない場合は、電話やメールで受付の依頼をしても特に問題はありません。

注意点3:招待状に受付依頼を入れる

招待状を出す前に受付の依頼に了承を得られていれば、受付を依頼した人の招待状に付箋も同封するようにしましょう。

付箋とは小さなメッセージカードのようなもので、受付の依頼に関することや受付の依頼を受けてくれたことに対する感謝の言葉などを書きます。

事前の依頼なしに付箋によって受付を依頼することはマナー違反です。また、招待状は多くの人に送るため、付箋の入れ間違いには十分に注意しましょう。

注意点4:受付をしてくれた人へお礼をする

受付は責任のある役割で、するべきことも多くあるため、受付をしてくれた人に対してお礼をすることもマナーとなっています。

お礼の方法はいくつかありますが、現金の場合は3000円から5000円程度ほど渡すことが多いです。

お礼を渡すタイミングは結婚式当日の受付が始まる前で、「これから受付をお願いします」という意味を込めて渡すようにしましょう。

注意点5:遠くからくる友人や目上の人には依頼しない

受付を依頼する人はマナーと責任感があれば誰でも良いというわけではありませんが、まず目上の人には依頼しないことがマナーとなっています。

また、受付は開宴よりも早く会場入りしないといけないため、遠くからきてくれる友人も時間を配慮して受付を依頼しないようにするのもマナーとなっています。

他にも、小さい子供がいたり、妊娠中の人にも受付の依頼を出さないことがマナーとなっています。

注意点6:受付に椅子とテーブルのセッティングをしておく

受付の人は準備のために開宴よりも早く会場入りをします。

しかし、受付の準備と言っても受付のテーブルや出席者リストなどのセットを行うわけではなく、これらは会場の方で準備をしてくれます。

当日は新郎新婦への挨拶や、受付の流れを会場スタッフから説明を受けるなどのために早く会場入りをします。

また、スムーズな受付ができるように、事前に必要な情報を伝えておくことも重要です。

注意点7:受付を依頼した人のヘアセットを手配しておく

受付は早めに会場入りしてもらうこともあり、結婚式を行う時間帯によっては、新郎新婦側でヘアセットや着付けの手配をした方が良い場合もあります。

もし、ヘアセットや着付けの手配が必要な場合は、後でトラブルにならないように希望する美容院はあるか、その費用はどちらがどれだけ負担するかなどを事前に確認して相談するようにしましょう。

注意点8:詳細を告げておく

先に述べた通り、当日にスムーズな受付ができるように、受付を依頼した人に対して事前に必要な情報を伝えておくことも重要です。

事前に伝えておくべき内容には、集合時間や場所、他の受付係の人数やどのような人か、受付開始時間、お車代を渡すゲストや遅刻してきたゲストへの対処方法などがあります。

事前に詳細情報を伝えておくことで、受付をする人の不安要素を軽減できます。

結婚式の受付をしてくれた人へのおすすめのお礼6つ

結婚式の受付をしてくれた人にはお礼をすることがマナーです。

お礼にはいろいろな形がありますが、受付のお礼では現金や商品券を渡すことも多いです。

しかし、結婚式の受付を依頼する相手は、新郎新婦と親しい関係であることも多いので、現金や商品券ではなく、金額相場に相当する物をプレゼントする場合もあります。

どのようなお礼が受付を依頼した人に適しているか検討して、お礼は選ぶようにしましょう。

おすすめのお礼1:現金

結婚式の受付をしてもらったお礼は現金ではなく、金額相当の物でも問題ありません。

しかし、物でお礼をする場合、受付をしてくれた人の興味のない物をお礼として渡してしまうと、がっかりされてしまうこともあり、そのため、お礼は無難に現金で渡すことが多いです。

現金をお礼にする場合は金額相場が3000円から5000円ぐらいで、割り切れない数字の金額を新札で用意するようにしましょう。

おすすめのお礼2:商品券

現金でお礼をすることが多いですが、あまり現金でお礼をもらいたくないという人もいます。

そのような場合は、金額相場であるおよそ3000円から5000円分の商品券やギフトカードなどを準備しても良いでしょう。

商品券やギフトカードに近いお礼の方法として、ギフトカタログをお礼の品として選ぶ人もいます。

おすすめのお礼3:L’OCCITANEなどのハンドクリーム

人気ブランドや高級ブランドで自分ではなかなか買わないコスメなどは、女性はいくら貰っても困るような物ではありません。

そのため、L’OCCITANEなどのハンドクリームをお礼の品として選ぶ人もいます。

また、男性でも女性と同様に、メンズコスメは貰って困るような物ではありませんが、コスメをお礼の品として選ぶ際には色や香り、普段使いしているコスメなどを把握して選ぶ必要があります。

おすすめのお礼4:Chanelなどのコスメ品

人気ブランドや高級ブランドのコスメであれば、いくら貰っても困るような物ではありません。

そのため、Chanelなどのハイブランドのコスメ品もお礼の品として喜ばれやすいです。

ただし、あまりにハイブランドだと金額相場である3000円から5000円程度の範囲に収まらず、選択肢が少なくなってしまうことがあります。

また、ハイブランドであることから、逆に相手が気を使ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

おすすめのお礼5:季節限定品などのスイーツ

スイーツもお礼の品として選ばれており、3000円から5000円のスイーツとなれば、かなりの上等品で、なかなか自分で買うことは少ないので喜ばれます。

特に、季節限定品のように手軽に入手できない物であれば、さらに喜ばれるでしょう。

また、スイーツの値段を2000円から3000円ほどの物にすれば、コスメとセットでお礼の品にすることもできます。

おすすめのお礼6:お酒が好きな人にはお酒もあり

受付をしてくれた人が女性であれば、コスメやスイーツで喜んでもらえることも多いです。

しかし、受付をしてくれた人が男性のときは、コスメやスイーツで喜んでもらえる場合もありますが、お礼の品を別の物にすることも検討しなければいけません。

もし、男性がお酒好きな人であれば、お酒をお礼の品にしても良いでしょう。

男性のお酒の好みがわからない場合には、ビール券をお礼の品にしましょう。

結婚式の受付を依頼した人から断られた&どうしても手配できないとき

結婚式の受付はご祝儀を預かったり、出席者を管理したりなど責任ある役割です。

そのため、受付は信頼できる人に依頼をする必要があります。

しかし責任ある役割のため、依頼された人も気軽に引き受けられないということもあります。

また、目上の人や遠方の友人に依頼しないというマナーがあったり、新郎と新婦で2人ずつ配置することが難しかったり、なかなか受付が手配できないという状況になることもあります。

結婚式場のスタッフに頼むのもあり

どうしても受付の人が手配できないという場合には、式場スタッフに相談してみましょう。

式場スタッフが受付をしてくれる場合もあります。

しかし、受付ではご祝儀やお車代などのお金を取り扱うため、トラブル回避のために、受付は引き受けられないという式場は多いです。

そのため、断られることを承知で相談しましょう。

式場に相談することで、人材派遣のような解決法を提示してもらえることもあります。

結婚式の受付を依頼する場合親しき中にも礼儀ありということを覚えておこう

結婚式の受付は基本的に親しい関係の人に頼むことが多いです。

普段から親しい関係なので、結婚式の受付を依頼する際にも、普段の気軽な接し方で頼んでしまう人もいます。

しかし、結婚式の受付はこれまで述べたとおり責任のある役割です。

そのため、結婚式の受付を頼む際には、親しい関係であっても通すべき礼儀があります。

気持ちよく受付を行ってもらえるように礼儀を守って、結婚式の依頼を出しましょう。