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結婚式のプランナーの選び方|プランナーがやってくれること10選と注意点

結婚式のプランナーとは

結婚式場の相談会やブライダルフェアなどに参加した際には、担当のプランナーがいろいろと説明をしてくれます。

また、式場と契約を結ぶとそのプランナーが、結婚式までのプランナーとして担当してくれることもあります。

プランナーは結婚式の準備から本番まで、新郎新婦をサポートしてくれます。

プランナーのサポート内容もスムーズな結婚式を挙げる要素となるので、式場選びと同様に、プランナー選びも非常に重要となります。

プランナーを選ぶ上で確認すること2つ

結婚式を挙げるまでには多くの準備が必要となります。

また、結婚式は何度も挙げるものではないため、新郎新婦は結婚式の準備の仕方がよくわからないという場合もあります。

そのため、スムーズな結婚式の準備から本番を行うためには、プランナーの役割が重要であり、そのプランナー選びも重要となります。

良い結婚式を挙げるためにも、プランナー選びではいくつか確認しておくべきことがあります。

確認すること1:経験値はどの程度ある

結婚式を行うまでにはいろいろな準備が必要となります。

そのため、単純に効率良く結婚式の準備を行うためには、プランナーとしての経験が必要となります。

また、プランナーは多くの新郎新婦のヒアリングを行い、その要望に応えるだけでなく、どのようにすれば、さらに良い結婚式ができるのかを提案したりもします。

これらもプランナーとしての経験が必要となるので、プランナーがどの程度の経験値を持っているのか確認しましょう。

確認すること2:得意なプランニングは何か

結婚式のスタイルは、新郎新婦の結婚式への要望によっていろいろと変わります。プランナーはその新郎新婦の要望に応えながら結婚式のサポートを行います。

しかし、プランナーはそれぞれ持っている得意なプランニングが異なります。

そのため、理想の結婚式を行うためには、新郎新婦の要望する内容と、プランナーの得意分野が一致しているかを確認しましょう。

結婚式のプランナーがやってくれること10個

結婚式の準備は何からすれば良いかわからずに困る新郎新婦は多くいます。

そのような時に、結婚式のサポートをしてくれるプランナーは非常に重要な役割をしてくれます。

しかし、そのプランナーが何をしてくれる人であるかもよくわからないという新郎新婦もいます。

スムーズな結婚式の準備をするためにも、プランナーがやってくれることを把握して、どのようなときに、どのようなことで頼ることができるのかを知っておきましょう。

1:挙式や披露宴の希望のヒアリング

プランナーは挙式や披露宴の希望を新郎新婦からヒアリングを行い、その希望を実現できるようにサポートをしていきます。

プランナーは単に新郎新婦からの希望に応えるだけでなく、より良い結婚式にするために、いろいろな提案も行います。

また、ヒアリングは1回だけでなく、結婚式までに必要に応じて平均5から6回ほど行われ、その都度にスケジュールや内容を微調整していくことになります。

2:費用の見積り

ヒアリングを行えば、演出や料理などの新郎新婦が結婚式で行いたいことを具体的にしていくことができます。

結婚式で行うことが決まれば、それにかかる費用と、そして、その費用の見積もりを出すこともプランナーの役割となります。

もし、見積もりが予算を超えてしまっている場合には、プランナーと新郎新婦で節約できる部分を相談して、微調整を行っていきます。

3:結婚式会場の予約

結婚式を行うのであれば、結婚式会場の予約をする必要があります。

会場の予約もプランナーの仕事となります。

自社会場を持つプランナーであれば、予約の空きを確認してもらうことができます。

もし、自社会場を持たないプロデュース会社のプランナーにプランニングを頼んだ場合には新郎新婦の希望する結婚式が行える会場を探して提案をしてもらうことになります。

4:招待状や席次表の発注

結婚式の招待状は結婚式のおよそ2から3ヶ月前ぐらいにはゲストの元に届くようにしないといけません。

また、招待状や席次表にはいろいろなデザインや、守るべきマナーがあります。

そのため、初回のヒアリングでは招待状や席次表について決めることが多いです。

プランナーはデザインや文面を新郎新婦と相談して決め、発注や発送を行ってくれます。

しかし、費用削減のために新郎新婦が自分たちで行うということも良くあります。

5:希望料理の手配

披露宴で出す料理にこだわりを持つ新郎新婦は多いです。

一般的に結婚式場では、料理のジャンルや品数、コースなどから選ぶことになります。

ただし、料理は単にこれらから選ぶだけでなく、ゲストの中に食べられない物がないかを確認して、場合によっては料理の内容を一部変更しないといけない場合もあります。

そのようなときも、プランナーはシェフと相談をして、料理内容の変更や料理費用の出し直しなどをしてくれます。

6:引き出物の準備

引き出物もプランナーとカタログやリストをベースに内容を決め、必要な数をプランナーに発注して準備をしてもらうことができます。

もし、プランナーの用意したカタログやリストの中に、希望する引き出物の品がなかったり、費用を削減するために新郎新婦が自分たちで引き出物を用意するということもあります。

このような場合もプランナーに相談すれば対応してもらうことができます。

7:カメラマンやアルバムの手配

多くの場合で結婚式の様子を写真やムービーにします。

その写真やムービーの撮影に必要なカメラマンはプランナーに手配してもらうことができます。

たいていは結婚式のプランニングの際に、撮影に関するプランの相談もすることになります。

撮影した写真はアルバム、ムービーはビデオなどに加工してもらうことができ、結婚式の思い出として残すことができます。

8:専門スタッフへの取り次ぎ

プランナーは結婚式に必要なことの全般をサポートしてくれます。

しかし、さすがにプランナー自身が新郎新婦の撮影をしたり、料理を作ったり、衣装合わせやメイクなどをすることはできません。

これらはそれぞれ専門のスタッフや提携先があります。

プランナーはその専門のスタッフや提携先に対して、スケジュールの調整や、交渉、取り次ぎなどを行ってくれます。

9:ドレスショップの試着の予約

上記で述べた通り、プランナーは専門スタッフや提携先との取り次ぎをしてくれます。

その中には衣装関係のスタッフや提携先との取り次ぎも含まれています。

衣装は提携先のドレスショップに行って試着することもあれば、結婚式会場に試着スペースが設けられていてドレスショップ側が来てくれることもあります。

それらの内容も含めて、衣装の試着の段取りをプランナーは行ってくれます。

10:結婚式における悩みの相談

結婚式の準備を進めるうちに、いろいろな悩みや不安が出てくることもあります。

そのような新郎新婦の悩みや不安はプランナーに相談をすると良いでしょう。

プランナーは多くの結婚式のサポートをしてきているので、新郎新婦が抱える悩みや不安を解消する方法を知っています。

結婚式の本番までにプランナーとは何度も打ち合わせをすることになるので、その都度に悩みや不安があれば相談するようにしましょう。

結婚式のプランナーとのコミュニケーションのポイント3つ

プランナーは結婚式のプロのため、新郎新婦の希望だけでなく、悩みや不安を察知してくれる高いコミュニケーション能力を持っています。

しかし、新郎新婦側もプランナーに対して、より良いコミュケーションの取り方を意識した方が、プランナーに新郎新婦の意図や気持ちが伝わりやすく、結婚式もより良いものにしやすくなります。

1:こまめなレスポンスでの連絡

プランナーは打ち合わせのときだけでなく、新郎新婦に連絡をして確認や相談をすることもよくあります。

しかし、なかなか新郎新婦が電話に出てくれない、メールの返信がないということもあります。

確認や相談ができなければ、プランナーは次の作業に進めないため、作業がストップしてしまいます。

効率良くスムーズな準備を進めるためにも、プランナーからの連絡には早めにレスポンスするようにしましょう。

2:積極的に要望や疑問を伝える

プランナーは良いプランニングを行うために、積極的に新郎新婦の希望に応えようとしてくれたり、悩みや不安を解消してくれたりなどしてくれます。

新郎新婦は積極的に要望や疑問を伝えることが、そのプランナーの仕事をサポートすることに繋がります。

新郎新婦からの要望や疑問がわかれば、プランナーは仕事がしやすく、良いプランニングを行うことができます

3:新郎新婦のプロフィールを見せておく

プランナーに要望や疑問を伝えるだけでなく、新郎新婦のプロフィールを伝えることもプランナーの仕事のサポートに繋がります。

新郎新婦の生い立ちや出会い、またどのような交際をしてきて、どのような家庭を築いていきたいのかを伝えておくことで、プランナーは新郎新婦のことを理解することができます。

プランナーが新郎新婦のことを、より深く知ることで、さらに良いプランニングができるようになります。

プランナーのヒアリングで新郎新婦が注意すべきこと

結婚式は新郎新婦だけでなく、プランナーと協力して準備を進めていきます。

そのため、良い結婚式を挙げるという同じ目的を持つ必要があります。

しかし、新郎新婦とプランナーは立場が異なるため、新郎新婦の中にはプランナーが同じ目的を持っているということを意識せずに接してしまうことがあります。

プランナーとは信頼関係を築いていくことも必要なため、新郎新婦は接し方で注意すべきことがあります。

値下げ交渉はしない

結婚式には費用がかかります。そのため、新郎新婦の予算や想像を超えた見積もりが出ることもよくあります。

このときに値下げ交渉をしても、プランナーに値引きの権限がなく、値引きには上司の承認が必要であることは多いです。

また、プランナーも良いプランニングをしようと努めてくれているため、強引な値引き交渉をすると、信頼関係が築けなくなってしまうことがあります。

プランナーと良い関係を築いて素晴らしい結婚式を

結婚式の準備はどのように進めれば良いかわからずに困ってしまう新郎新婦は多いです。

しかし、プランナーが結婚式の準備や本番までのサポートをしてくれます。

プランナーがいることで新郎新婦はスムーズに結婚式の準備を進められるようになります。

その、プランナーがより良いプランニングができるようにするためには、プランナーと良い関係を築いていく必要があります。

この記事を参考にして、プランナーと良い関係を築き、素晴らしい結婚式にしましょう。