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ウェディングテーマを決めるポイント4つ!テーマで結婚式を彩る演出例

結婚式には様々な「テーマ」がある

「せっかく結婚式をあげるのだから、思い出に残るものにしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめするのが、結婚式の「テーマ」を決めることです。

結婚式にはいろいろなテーマがあり、テーマを選ぶのにはコツがいります。そこで、この記事ではウェディングテーマについて、テーマを決めるポイントやその種類を中心に、詳しくご紹介します。

結婚式におけるウェディングテーマの意味合い

結婚式にウェディングテーマを設けると、新郎新婦の人柄が招待客へ伝わりやすくなるというメリットがあります。式には双方をよく知る人や、新婦とは初対面という人など、さまざまな関係の人たちが招待される可能性があります。

テーマのある結婚式は新郎新婦の個性が十分発揮されているので、「二人についてあまりよく知らない」というゲストの方へ自分たちの人となりを知ってもらうための、よいきっかけになります。

ウェディングテーマを決めるポイント4つ

ウェディングテーマの種類は実にたくさんあります。数多くの中から自分達にぴったりのテーマを選ぶには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

ここでは、「結婚式の時期」「職業関係」「ゲスト層」「地域色」といった4つの観点からウェディングテーマを選ぶポイントについてご紹介します。

決めるポイント1:結婚式を開く時期から考える

結婚式を挙げる時期からウェディングテーマを決めるという方法があります。気候が穏やかな春や秋の場合、ガーデンウェディングといった「屋外を使用するテーマ」を選択肢に入れることができます。

夏の季節も「海」や「山」をテーマにして、アウトドア形式の結婚式を開くことが可能です。その場合、日差しを避ける場所や冷たい飲み物を用意するなど、熱中症対策をしておくとよいでしょう。

雨の多い時期や寒さが厳しい冬の間は、会場内で完結できるテーマに絞った方がリスクも少なくて安心です。

決めるポイント2:新郎新婦の職業関係

ウェディングテーマを「仕事と関係があるものから決める」というのもポイントです。

例えば二人とも同じイタリアンレストランで働いているなら「イタリア」をテーマとし、国旗の緑、白、赤のトリコロールカラーで会場を統一したり、こだわりのイタリア料理でおもてなしするという方法もあります。

また職場が別々のカップルでも、調整次第でテーマにすることが可能です。式場と引き出物は新郎の、その他は新婦の仕事にちなんだものにするなど、お互いの職業をうまく取り入れることでテーマに選ぶことができます。

決めるポイント3:ゲスト層から考える

ゲスト層からウェディングテーマを決めるのも、ポイントの一つです。ゲスト層が友人を中心としたものならアットホームな結婚式でもかまわないため、テーマを比較的自由に選ぶことができます。そのため、お互いの趣味や好きなものなど、テーマの範囲がぐっと広がります。

反対に高齢の方がゲストの大半を占めていたり、職場の関係者が中心となる場合は、あまり万人受けしないテーマは避け、ある程度落ち着いたものにしておいた方がよいでしょう。

決めるポイント4:式場がある場所や地域の特色を取り入れる

式場がある場所や地域の特色も、ウェディングテーマを決めるポイントです。結婚式場が沖縄にあるなら、新郎新婦のコーディネイトを「沖縄シャツ」と呼ばれる「かりゆし」ウェアにしたり、プロの歌手を招いて沖縄民謡を歌ってもらうのも素敵です。

二人の出身地が同じ場合は、その地方の郷土料理をメニューに加えたり、特産品を引き出物にするのもよいでしょう。

テーマは様々!ウェディングテーマ6つ

ウェディングテーマにはいろいろなものがありますが、その内容によって系統分けすることができます。ここでは、おすすめのウェディングテーマを厳選して6つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ウェディングテーマ1:季節系

代表的なウェディングテーマの1つとして、「季節にまつわるもの」があります。季節をテーマにすると、どのシーズンに結婚式を挙げたのかが強く印象に残るので、「毎年結婚式のことを思い出したい」という方におすすめです。

結婚式をするシーズンに合わせて、その季節に咲く花や自然現象をモチーフにしたりイメージカラーで統一すると、季節感を上手に演出することができます。例えば春なら桜やスイートピーをテーブルに飾ったり、ピンクやグリーンで会場をまとめると春らしくなります。

ウェディングテーマ2:カラー系

「色」をウェディングテーマに選ぶのもおすすめです。特に好きな色があるという方は、その色で衣装や小物をコーディネイトするという方法があります。

また、氏名の中に「色」が入っている方にもぴったりのテーマといえます。なぜなら自分の名字や名前と同じ色をテーマに取り入れることで、さらに氏名を憶えてもらいやすくなるからです。

例えば「草野」という苗字ならグリーン、「紫音」というお名前ならパープルをテーマにしてみてはいかがでしょうか。

ウェディングテーマ3:趣味・嗜好系

ウェディングテーマを自分達の趣味や嗜好から決める、というのもよいでしょう。ピアノを嗜むカップルの場合、席次表を楽譜のデザインにしたり、二人で演奏する時間を披露宴の中で設けるといった演出ができます。

サッカー観戦が共通の趣味なら、入場曲をごひいきのチームの応援歌に選んだり、サッカーボール型のウェディングケーキにしても盛り上がります。

ウェディングテーマ4:形・型系

ウェディングテーマに「自然や動物をかたどったもの」を取り上げるのもおすすめです。自然のものなら星や月、植物の花や葉などの形があり、ペーパーアイテムに使用するなどの方法があります。

動物の場合は飼っているペットや、縁起がよい動物をモチーフにするのもよいでしょう。結婚や幸福の象徴とされる「てんとう虫」は特に人気があるので、バルーンアートやお配り菓子に使ってみてはいかがでしょうか。

ウェディングテーマ5:テイスト系

テイストをウェディングテーマの中心にするという方法もあります。ナチュラルテイストが好みなら、豊かな自然に囲まれた中でのガーデンウェディングがおすすめです。太陽の光や風の匂いが感じられ、ゲストの方達も開放的な雰囲気が味わえます。

和モダンのテイストが好きな場合は、挙式を神社での神前式にして、歴史ある洋館で披露宴を行うのもオシャレです。

ウェディングテーマ6:フード・ドリンク系

食べ物や飲み物をウェディングテーマに選ぶこともできます。ビール好きのカップルなら、ドリンクメニューにおすすめの珍しい銘柄を揃えてみたり、料理もビールとよく合うものにするといった工夫ができます。

また実家が農家の方の場合、作っている農作物を料理に使ってもらったり、引き出物にする方法があります。

テーマが決まったらどうする?テーマで結婚式を彩る方法2つ

ウェディングテーマが決まれば、そのテーマをもとに結婚式の準備をスムーズに進められます。結婚式でテーマを実現する方法は多種多様です。

ここでは、結婚式を彩る方法の中からおすすめのものを2種類ご紹介します。

結婚式を彩る方法1:演出面

「結婚式の演出」というと大げさなものをイメージして、敬遠したくなる人もいるのではないでしょうか。しかしウェディングテーマを結婚式で形にするためには、演出の要素は欠かせません。

結婚式の演出には、映像や音楽を使った大掛かりなものもあれば、ペーパーアイテムに忍ばせたさりげないものまで、幅広くあります。豊富な種類から選ぶことができるので、ぜひ自分に合った演出を探してみてください。

演出例

演出にはたくさん種類があり、同じウェディングテーマでもさまざまな演出方法があります。例えば「海」をテーマにした場合、BGMに波の音を使うような音楽面での演出もあれば、希望者全員でスイカ割りを楽しむような「ゲスト参加型タイプ」もあります。

また「猫」がテーマなら、料理やデザートを猫のモチーフにするといった「食」の演出や、ブーケトスの代わりに猫のぬいぐるみを投げる「定番に捻りをきかせたもの」など、自由に演出することができます。

結婚式を彩る方法2:装飾面

結婚式をウェディングテーマに沿ったものにする上で、装飾面も大切な役割を担っています。装飾は、全面的にプロの方にお任せするスタイルや、一部だけ自身の手で飾り付けるパターンなど、いろんな方法があります。

ゲストが長時間過ごすことになる「会場」の装飾は、式の雰囲気がよく伝わるので特に重要です。無理のない方法を選んで、会場をテーマに見合った「素敵な舞台」へと作り上げましょう。

手作りアイテムを取り入れよう

結婚式の装飾に、手作りのアイテムを取り入れるのがおすすめです。たとえアイテムが1つだけだとしても、手作りというだけで印象が大きく変わります。また手作りすると自分好みのアレンジが加えられたり、購入するより費用が抑えられるというメリットもあります。

お花が好きな方なら、ブーケトスの花束を自分で作ってみてはいかがでしょうか。手作りのブーケだとわかれば真心が伝わるので、貰ったゲストの方にも嬉しいサプライズです。

ウェディングテーマを決めて結婚式を楽しもう

忙しい生活の中で結婚式の準備を進めることは大変な面もあります。しかし自分の好きなものや興味があることをウェディングテーマにすると、モチベーションが上がって結婚式の準備も楽しくなります。

結婚式は、二人を支えてくれた方々へお互いのパートナーをお披露目する「晴れ舞台」です。ウェディングテーマを決めて自分らしい結婚式を挙げ、ぜひ素晴らしい思い出を作ってください。