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人前式の誓いの言葉とは?感謝を伝えるための結婚式の「誓いの言葉」4選

人前式とは

人前式とは、教会でキリスト教の神の前で愛を誓ったり、神前式で神様の前で三三九度をするのではなく、招待ゲストたちの前で婚姻の証を立てる方式の結婚式です。

 

ゲストたちと一緒に楽しめる挙式にしたいという願いから、人前式にする場合が多いです。皆と一体化した結婚式ができる素敵な形態といえます。

 

教会がある式場によっては、十字架をはずして人前式用にセッティングしてくれるなどのサービスも受けられます。

誓いの言葉

人前式では、新郎新婦がゲストたちの前で誓いの言葉を発表します。誓いの言葉は新郎新婦が自由に決めることができます。

 

これからの結婚生活に対する覚悟などを誓うことが多いです。友人が参加したり新郎新婦が交互に読み上げたりする演出色が強い誓いの言葉もあります。

 

人前式の誓いの言葉は王道の定例文もあります。誓いの言葉に迷ったら、一般的な文章にするとよいでしょう。

人前式の誓いの言葉のポイント

人前式の誓いの言葉は、誰に誓うかがポイントです。

 

新郎新婦が招待ゲストたちに向かって誓うのか、それとも新郎と新婦が互いに向けて、誓いの言葉を発するのか、そこを基準に内容を考えていきましょう。人前式の誓いの言葉は、単純で短い文章が一般的です。

 

まずは、招待ゲストたちに挨拶とお礼を述べてから、自分たちの婚姻に対する決意を誓います。結びの言葉で終わり、最後に日付と自分たちの名前を述べます。

人前式の誓いの言葉で伝えたいキーワード4つ

人前式の誓いの言葉で伝えたいキーワードを4つ挙げていきます。

 

人前式の誓いの言葉は短い文章のなかに大切な想いが込められています。以下に挙げていくキーワードは、人前式の誓いの言葉のポイントとなる大切なフレーズです。

 

ひとつひとつをしっかりと理解して、心を込めて誓いましょう。

人前式の誓いの言葉伝えたいキーワード1:感謝

人前式の誓いの言葉のなかで伝えたいキーワードは、感謝です。

 

育ててくれた両親に、見守ってくれた職場の上司や同僚に、お世話になった親戚の人に、感謝の言葉を人前式の誓いの言葉として伝えましょう。

 

結婚式というこの場に今日、皆で集うことができた幸運に感謝して、誓いの言葉にしましょう。心からの感謝を言葉として伝えることで、心に残る素晴らしい結婚式を挙げることができます。

人前式の誓いの言葉伝えたいキーワード2:ありがとう

ありがとうというフレーズは、人前式の誓いの言葉に欠かせないキーワードです。

 

ありがとうという言葉のなかに、感謝やお礼、これからもよろしくお願いしますという想いなど、色々な意味が込められています。ありがとうという心からの感謝の気持ちを皆に伝えることができれば、人前式の誓いの言葉は成功です。

人前式の誓いの言葉伝えたいキーワード3:問いかけ

人前式の誓いの言葉に、問いかけをする演出が好まれています。両親や友人・子供などに、人前式の誓いの言葉を問いかけしてもらう演出もあります。

 

たとえば両親であれば「娘はこのような性格で家事もあまりできませんが、一生をかけて守ってあげられますか」などがあります。友人であれば「2人はこれからも支え合い、幸せな家庭を作っていくことを誓いますか」などと、自由に考えた誓いの言葉を問いかけてもらいます。

人前式の誓いの言葉伝えたいキーワード4:ユーモア

人前式の誓いの言葉をユーモアたっぷりに作って、楽しく誓う結婚式の方法もあります。

 

しりとりのような文章や、2人の名前の頭文字を取った文章、1つの文章を2人で交代で読み上げる誓いの言葉など、さまざまな工夫でユニークな人前式にすることができます。

 

わかりやすく箇条書きにした誓いの言葉を読み上げてもいいです。また、新郎新婦で問いかけ合う誓いの言葉も楽しい演出になります。

感謝を伝えるための結婚式の「誓いの言葉」例文4選

感謝を伝えるための結婚式の「誓いの言葉」の例文を、4種類選んで紹介していきます。

 

人前式の誓いの言葉には、定型文である王道のバージョン・夫婦で誓い合うバージョン・両親へ感謝を誓うバージョン・友人や恩師などに誓うバージョンなどがあります。

 

自分たちが、人前式で誓いたいと考えている人に向けたバージョンを選び、誓いの言葉を考えていきましょう。

誓いの言葉例文1:王道バージョン

人前式の誓いの言葉には、正統派のバージョンがあります。

 

「わたしたちは皆様の前で結婚の誓いをいたします」から始まり、感謝やありがとうの気持ちを文章にして伝えていきます。そして、明るい家庭を築きながら幸せになることを皆の前で誓う内容へと持っていき、挨拶をして終わります。

 

教会などで行う誓いをもう少し具体的にした何気ない文章ですが、招待ゲストに2人の気持ちが伝わり、記憶に残る結婚式を開くことができます。

誓いの言葉例文2:夫婦の誓いバージョン

人前式の誓いの言葉として、夫婦で決めた約束事などを招待ゲストの前で、宣言するパターンもあります。

 

「ケンカをしても、すぐに仲直りする」「親や友達を大切にする」「誕生日や結婚記念日は、必ずお祝いする」「必ず幸せになる」など、新郎新婦が決めた素晴らしい誓いを、皆の前で発表します。

 

ゲストたちの前で誓い合うことで、2人の絆がより強固になると期待されるパターンの誓いの言葉です。

誓いの言葉例文3:両家への感謝バージョン

両家への感謝の想いを、人前式の誓いの言葉として伝えることができます。人生の門出にふさわしい、素晴らしい内容の誓いの言葉です。

 

両親へ向けて、いままで育ててもらった感謝の言葉や、今日ここで、結婚式が挙げられることへのお礼の気持ち、これからも見守って欲しいという希望も含めて、誓いの言葉にして発表するパターンです。

 

「本日私たちは、皆様に見守られ結婚できることをとても幸せに思います」などの文章で伝えましょう。

誓いの言葉例文4:お世話になった人や友人バージョン

人前式の誓いの言葉で、今までの感謝の想いを恩人や友人たちに伝えましょう。招待ゲストたちは、2人の結婚を応援してこれからも見守ってくれる大切な人生の仲間です。

 

「まだまだ未熟なふたりですが 皆様どうぞ温かい目で見守ってください」などの文章で、しっかりとお礼を言い、感謝の気持ちを誓いの言葉として伝えます。

誓いの言葉構成4つの流れ

人前式の誓いの言葉の構成を4つに分けて流れを解説していきます。

 

結婚式を人前式で行うときの誓いの言葉は、普通の文章のように起承転結をはっきりとさせて、メリハリのある流れにします。

誓いの言葉構成の流れ1:挨拶

人前式の誓いの言葉は、まずは挨拶から始まります。

 

誰に向かっての誓いの言葉かがはっきりとわかるように、招待ゲストに向かって、しっかりと大きな声で行ってください。新郎新婦が、一緒に声を出して挨拶をするパターンが一般的です。

誓いの言葉構成の流れ2:誓いの言葉

自分たちで考えた誓いの言葉を述べます。人前式での誓いの言葉の発表方法は色々です。誓いの言葉の内容によって大きく違ってきます。

 

お互いに向かって誓う場合は、新郎新婦が向かい合って行われます。新郎新婦が交互に誓いの言葉を発するパターンもあります。自分たちで、決めたルールや決まり事に宣誓をしていきます。

誓いの言葉構成の流れ3:結びの言葉

感謝の言葉を述べて、人前式での誓いの言葉の結びにします。

 

人前式での誓いの言葉で、招待ゲストたちに感謝の気持ちを伝える努力をしましょう。結びとして、自分たちが皆に見守られながら幸せな家庭を築く誓いをしたことを表明します。

誓いの言葉構成の流れ4:日付と名前

人前式の誓いの言葉では、最後に日付と名前を読み上げます。

 

そのときに、夫や妻の名称を付けましょう。今日から皆が認める夫婦としてあらためて生きていくことを、誓い合う意味があります。

人前式で心から感謝の言葉を伝えよう

人前式は皆で式を執り行う、とてもあたたかな結婚式です。

 

普段は言えない感謝の想いを誓いの言葉に込めて、ゲストたちに伝えていきましょう。心からのありがとうの言葉を発すれば、必ず招待ゲストたちのハートへ届くはずです。

 

ユニークな演出やちょっと変わった誓いの言葉を考えて、招待ゲストたちと一緒に楽しくて感動的な人前式を作り上げていきましょう。