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結婚式と披露宴の違いとは?結婚式のスタイルや披露宴会場5選を紹介!

結婚式とは

「結婚式をする」「結婚式に参加する」などと言いますが、結婚式というのは新郎と新婦の2人が結婚の誓いをするセレモニーのことです。

結婚の誓いをたてるセレモニーは、「挙式(きょしき)」とも呼ばれます。結婚式というと、挙式と披露宴をまとめて思い浮かべる人が多いのですが、結婚式(挙式)と披露宴は違います。

結婚式と披露宴の違い

結婚式(挙式)が結婚を誓うセレモニーであったのに対して、披露宴はその名称の通り結婚したことを親族や友人などのゲストたちにお披露目することを言います。

結婚式というと挙式と披露宴両方を思い浮かべる人が多いのも、そもそも挙式と披露宴をセットで行うことが多かったからでしょう。しかし本来同じ意味のものではないので、結婚式として挙式のみや披露宴のみで行っても問題はありません。

結婚式のスタイルの違い3つ

結婚式はスタイル別に3つ、「神前式」と「教会式」そして「人前式」があります。

昨今ではあまり行われていませんが、この他に「仏前式」というスタイルもあります。仏前式は仏さま、つまりご先祖さまの前で結婚の誓いを立てることで、親族が結婚式に参加するセレモニーがあるのが特徴です。

仏前式を選択した有名人といえば歌舞伎役者の市川海老蔵さん、アップル社のCEOだったスティーブ・ジョブズ氏が有名でしょう。

結婚式のスタイル1:神前式

「神前式」は、神道の神さまの前で結婚の誓いをたてるスタイルの結婚式です。神道、ということなので新郎新婦それぞれの家の宗教が違った場合や、信仰が違った場合は少々難しいでしょう。

神前式は日本古来の伝統を受け継ぐ結婚式であると考えられており、その歴史は明治33年の大正天皇のご成婚から、後に大々的に行われるようになったと言われています。和装で行いますが、白無垢以外に華やかな色打掛、引き振袖から選べます。

結婚式のスタイル2:教会式

「教会式」とはキリスト教の教えにのっとった結婚式のことです。教会式とは言いますが日本では宗教色が薄く、本来の教会ではなく結婚式場に作られたチャペルで式を挙げるのが一般的です。

結婚式の中でも、人気が高いのが教会式でしょう。衣装のウェディングドレスやチャペル、ヴァージンロードや聖歌隊などに人気があります。

結婚式のスタイル3:人前式

「人前式」は式に招いたゲストたちの前で結婚の誓いを立て、証人になってもらうスタイルの結婚式です。神前式や教会式と違い、宗教色がまったくないため昨今人気の結婚式になってきています。

とくに決まりはないため、新郎と新婦は結婚式の進行や衣装、セレモニーなどの全てを好きなように決められます。式を挙げる場所も、チャペルでもレストランでもどこでもかまわないという自由さが人気の秘密でしょう。

披露宴の大まかな流れ5つ

一般的には挙式にあたる結婚式が終わった後、披露宴という運びになります。ここでは、披露宴の大まかな流れについて見ていきましょう。

披露宴の内容については、お色直しをはさんで前半部分と後半部分に分かれていることが多いでしょう。

披露宴の大まかな流れ1:新郎新婦の入場

披露宴会場に到着してゲストが入場し着席した後、結婚式を終えた新郎新婦が入場して披露宴がスタートします。

新郎新婦の入場に合わせてBGMが流れたり、オープニングムービーが流れたりします。新郎新婦の入場の後は軽く2人の紹介が行われますが、それらを合わせても10分程度で終わるでしょう。

披露宴の大まかな流れ2:祝辞

新郎新婦入場の後で主賓による祝辞、スピーチが行われ、乾杯に進みます。新郎側の主賓、新婦側の主賓の2名が対象となり、この後の乾杯の挨拶に続きます。

主賓となるのは新郎新婦の上司や年長の親族ですが、カジュアルな式なら新郎新婦の友人が務める場合もあります。どんな結婚式にするのかを考えて、主賓を誰にお願いするかを決めましょう。

披露宴の大まかな流れ3:ケーキ入刀

乾杯の挨拶が終わったら、新郎新婦のウェディングケーキ入刀・ファーストバイトが行われ、この後に披露宴の歓談と食事がスタートします。

ウェディングケーキに新郎新婦がナイフを入れる、お馴染みのセレモニーです。カットしたケーキを新郎新婦がそれぞれに食べさせる、ファーストバイトの演出も人気があります。

披露宴の大まかな流れ4:お色直し

ケーキ入刀が終わって歓談と食事を始めたら、15分~20分程度たったところで新郎新婦が立ち上がり、お色直しのために中座をしてから戻ってきます。

披露宴の流れとしては、お色直しをする前までが前半部分、お色直しをした後を後半部分としているのが一般的です。新郎新婦が中座していない間は、ムービーの上映が行われることが多いでしょう。

披露宴の大まかな流れ5:余興

新郎新婦がお色直しを終えて戻ってきたら後半部分です。ここから、テーブルラウンドから友人や親族の余興、友人代表のスピーチに新婦の手紙、新郎の謝辞を経て新郎新婦が退場、そして披露宴が終わるという流れです。

披露宴の後半部分は、ゲストのスピーチや余興、祝電の紹介などで集中するのが特徴でしょう。ただ、あくまでもスタンダードなものなので余興はなしでムービーの上映のみにしたり、フォトサービスの時間を設けるなど工夫してみましょう。

おすすめの披露宴会場5選

ここからは、おすすめの披露宴会場を5つ紹介します。

「ホテル雅叙園東京」・「明治記念館」に「TRUNK HOTEL」、「ウェディングスホテル・ベルクラシック東京」や「THE LANDMARK SQUARE TOKYO」などいずれも素晴らしい披露宴会場です。

どんな披露宴にしたいのかまとめて、雰囲気や条件に合う会場に決めてみましょう。ブライダルフェアに参加するのもおすすめです。

披露宴会場1:ホテル雅叙園東京

「ホテル雅叙園東京」は創業90年を超える歴史のある披露宴会場で、披露宴会場も36人以下の少人数で行える小宴会場から182名を超える大宴会場まで、さまざまな雰囲気の会場がそろっているのが特徴です。

季節によってのプランや宿泊セット付きプラン、料理がグレードアップするプランなどがあります。試食や見学ができるブライダルフェアや個別相談会がよく行われています。

披露宴会場2:明治記念館

続いてこちらも歴史のある、明治神宮での神前式の披露宴会場として人気の「明治記念館」をご紹介します。神前式の披露宴会場だけでなく、明治の雰囲気を残した披露宴会場や洋風の会場もあり、招待人数に合わせて選べます。

無料ランチ付きのブライダルフェアやオンライン特別相談会を開催している他、お得なプランもありますのでぜひチェックしてみてください。

披露宴会場3:TRUNK HOTEL

おしゃれでカジュアル、ガーデンウェディングなどの披露宴をしたい場合は、「TRUNK HOTEL」がおすすめでしょう。

チャペルには青いヴァージンロードが敷かれ、歴史あるパイプオルガンが荘厳な雰囲気を作り出しています。披露宴会場は6つ、全て違うデザイナーが担当しています。

成約者限定のサロンがあり、ブライダルフェアではフルコースの試食や全ての会場の見学などが行われており、特典付きプランもあります。

披露宴会場4:ウェディングスホテル・ベルクラシック東京

ガーデンチャペルでの挙式や神殿、披露宴会場での挙式まで行えるのが「ウェディングスホテル・ベルクラシック東京」です。バリアフリーとなっており、高齢の親族の方も安心でしょう。

6つの会場から披露宴会場を選べ、QUOカードや模擬挙式、試食のできるブライダルフェアやドレス・タキシード試着サービスのあるフェアや、オンライン対応も行っています。

披露宴会場5:THE LANDMARK SQUARE TOKYO

「THE LANDMARK SQUARE TOKYO」はおしゃれで開放的な披露宴が行える披露宴会場です。披露宴会場は全部で6つ、全てに大きな窓があり、天井が高く開放感タップリです。

ブライダルフェアでは挙式料全額無料やドレス特典つき、牛フィレ肉・フォアグラを使った料理の試食、模擬挙式も行われています。ゼクシィ花嫁割でお得なプランもあるのでぜひチェックしてみましょう。

素敵な結婚式と披露宴をしよう!

結婚式と披露宴について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。結婚式には、披露宴は含まれていません。もし結婚式のみや披露宴のみなど個別にする場合は、挙式と披露宴と言った方が分かりやすいでしょう。

素敵な会場で、自分のイメージ通りの結婚式や披露宴をしましょう。