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新婚と呼べるのはいつまで?仲の良い夫婦でいるためのポイントを知っておこう

新婚っていつまで?

「新婚」という言葉で言い表せる時期はいつまでなのか気になる方も多いのではないでしょうか。一般的には、新婚と言われる時期は、結婚してから1年間と言われています。

この記事では、新婚と呼べる時期はいつまでなのか、仲の良い夫婦でいられるポイントについてなど、紹介していきます。いつまでも幸せな関係をパートナーと築いていくためにも、ぜひ参考にしてください。

新婚期間の認識は人それぞれ

一般的には1年間と言われる新婚期間ですが、子どもができるまでや、新婚旅行が終わるまで、半年程度など、認識は人それぞれで違います。具体的な日数は決まっていないため、結婚した2人の考え方によって、新婚期間は変わってくるでしょう。

新婚期間にしておくべきこと

いつまでも仲の良い夫婦でいるために、新婚期間のうちにやっておくことがあるのか気になる方もいるでしょう。ここではまず、新婚期間にしておくべきことを確認していきます。幸せな新婚生活を送る上でも、最初が肝心です。以下の内容には注意しましょう。

  • 1日1回は顔を合わせる習慣を作る
  • 新婚旅行に行く
  • 日常生活に関するルールを作る
  • 2人だけの時間を作るようにする
  • パートナーの好きな部分をたくさん見つける
  • 子どもに関して話し合う

1:1日1回は顔を合わせる習慣を作る

新婚期間のうちに、1日1回は顔を合わせる習慣を作っておきましょう。関係が悪化する原因として多いのが、相手が何を考えているかわからないケースです。

顔を合わせることで相手の状態の変化を日々感じられるため、嬉しそうなときや元気がないときなど、すぐに気づけます。

相手の様子が知れることで「何か嬉しいことあった?」「どうしたの?嫌なことあった?」など、相手を気遣う言葉も自然に出てきます。何気ないことですが、思いやりを持った間柄でいるために大切なポイントです。

2:新婚旅行に行く

新婚旅行に行くと、その後の記憶に残る素敵な思い出が作れます。また、「新婚旅行楽しかったね」「ここに新婚旅行で行ったね、また行きたいね」など、後々2人で思い出に浸れます。

しかし、「旅行はいつでも行けるだろう」「お金が貯まったときに新婚旅行は計画しよう」と思って新婚旅行に行かないでいると、行く機会を逃してしまいかねません。

結婚してからの時間は思ったよりも早く過ぎていきます。子どもができると2人きりで旅行に行くのは難しくなるため、新婚期間に行っておくと良いでしょう。

3:日常生活に関するルールを作る

新婚期間は「結婚できた」という事実で気持ちが浮かれがちですが、他人だった相手と家族として生活を共にしていくというのは、想像以上に大変なものです。

自分では普通だと思っていたことが、相手には「ありえない」と言われてしまうこともありますし、その逆もあります。

そのため、日常生活に関するルールを作っておくことが、いつまでも良い関係を保てる秘訣になるでしょう。

4:2人だけの時間を作るようにする

新婚期間だからこそ、2人だけの時間をしっかり作るようにしましょう。仕事が忙しい場合や、同居生活の場合、2人だけの時間を作ることが難しくなります。

そのため、お互いに対する思いが高い新婚期間の間に、できるだけ2人の時間を作り、幸せを実感しておきましょう。いつか思い出として振り返るときに幸せな記憶になります。

5:パートナーの好きな部分をたくさん見つける

パートナーの好きな部分をたくさん見つけましょう。結婚してしばらくすると相手に対しての気持ちが落ち着いてきます。好きな気持ちは変わらないものの、一緒にいることが当たり前になってしまい、相手の好きな部分をはっきり見つけにくくなってしまいがちです。

そのため気持ちが高まっている新婚期間に、相手の好きなところを見つけておくと、時間が経過して気持ちが落ち着いたときでも、相手の良さを忘れずにいられるでしょう。

6:子どもに関して話し合う

新婚期間が過ぎて気持ちが落ち着いてくると、子どもはいつまでに欲しいという話は、経済状況や女性が出産しやすい年齢を考慮して考える話になるため、楽しみというより、真面目に話す内容になってしまいます。

しかし、新婚期間中は、お互い気持ちも高ぶっている時期です。家族計画について話すと、ワクワクして楽しみな気持ちになり、幸せ気分を満喫するためにも良いでしょう。

結婚後に起きやすい問題

続いては、結婚後に起きやすい問題について紹介します。新婚時は、結婚した余韻に浸っているためか、お互い相手の好きなところばかり意識が向かいやすく、嫌な部分が見えてもあまり気にならないことが多いでしょう。

しかし、新婚のときは「まあいいか」と許せてしまうことも、時間が経過して気持ちが落ち着いてくると「合わないな」「ここは許せない」とマイナスに感じ始めます。また、結婚はお互いだけの問題ではありません。義実家との関係も考えなければならないでしょう。

これらの問題について、詳しく解説していきます。

  • 金銭感覚のズレ
  • 生活習慣の相違
  • ご近所付き合い
  • 義実家との関係性
  • 冠婚葬祭
  • 家事や子育ての分担

1:金銭感覚のズレ

どんなに好きでも、お金に問題を抱えてしまうと関係は悪くなりやすいため、金銭感覚のズレは新婚期間中に解決しておきましょう。

結婚して時間が経つと、お金について話をすることが難しくなります。「自分で稼いできたお金だから好きに使わせて欲しい」と言われてしまうこともあるでしょう。

十分な稼ぎがあれば良いですが、そうではない場合、独身のときのように自由にお金を使ってしまうと、毎月の貯金ができない問題が発生します。

マイホームの購入や子どもにかかるお金、老後資金など、将来の話をしながら金銭感覚について話し合いましょう。

2:生活習慣の相違

結婚によって、もともとの生活習慣が違う2人が一緒に住むため、生活習慣の相違は問題になりやすい部分です。

自分が普通と思っていることが、相手にとっては普通ではないこともあります。結婚が決まる前から「生活習慣の相違があるだろう」と覚悟しておきましょう。

3:ご近所付き合い

結婚後しばらくはご近所付き合いがない場所に住んでいても、数年後マイホームを購入したときにご近所付き合いが頻繁な地域に引っ越した、というケースもあります。ご近所付き合いを必要とする地域で結婚すると、最低限のやるべきことは求められます。

どちらか片方だけにご近所付き合いを任せて負担を強いると、不仲の原因になりかねません。こうしたケースに備えて、ご近所付き合いの方針についても新婚期間に話し合っておきましょう。

4:義実家との関係性

結婚によって、義実家との関係性も強くなります。価値観が合わない義実家だと、交流することを面倒に感じてしまう方もいるでしょう。

できるだけ仲良く付き合っていくことが理想的ですが、合わない場合はストレスになったり、衝突してしまったりすることもあるでしょう。

5:冠婚葬祭

自分側の冠婚葬祭だけではなく、パートナーの親戚に関する冠婚葬祭にも出席する可能性が出てくるため、冠婚葬祭の機会が増える傾向にあります。

冠婚葬祭のマナーは地域によって違うこともあるため、相手側の冠婚葬祭では、どういったルールがあるのか聞いておきましょう。

6:家事や子育ての分担

家事や子育ての分担も結婚後に起きやすい問題です。

自分の育った家庭が、自分が家庭を持った場合もその形を理想としてしまうでしょう。共働きで女性側ばかり、家事や育児の負担が大きいと体力的にきつくなります。その逆のパターンも同じです。

どちらか一方にばかり、家事や子育てを任せてしまうと、「自分ばかり家のことをしている」「相手は何もしてくれない」などストレスを感じて、夫婦喧嘩に発展する可能性が高くなってしまうでしょう。

いつまでも仲の良い夫婦でいるためのコツ

新婚期間にしておくべきことや結婚後に起きやすい問題がわかったところで、最後に、いつまでも仲の良い夫婦でいるためのコツについて紹介します。

末永く円満な関係でいるというのは、なかなか難しいものです。以下の点などに理解してから、新婚生活をスタートさせましょう。

  • スキンシップをとるようにする
  • パートナーを褒めるようにする
  • 感謝の言葉を忘れない
  • パートナーの目を見て話すようにする
  • パートナーを信頼する
  • 他の夫婦と比較しない
  • 適度に気を遣える関係でいる
  • 一緒に楽しむことができる趣味を見つける
  • 記念日などは一緒に祝う
  • 食事は一緒に食べるようにする

1:スキンシップをとるようにする

手をつないだり、腕を組んだりなどまめにスキンシップをとるようにすると、お互いの距離感が離れにくく、いつまでもラブラブでいられるでしょう。

相手に触れることで「この人が私のパートナーなんだな」と実感し、頼もしさなどを感じられるでしょう。

2:パートナーを褒めるようにする

パートナーを褒めるようにすることも、仲の良い夫婦でい続けるコツの1つです。一緒に暮らし始めると、相手の存在に慣れしまうためか、相手の良い部分を褒めることが減ってしまいますが、良いところを見つけたら素直に褒めてみてください。

かっこいいところや、好きなところを伝えると、相手も嬉しい気持ちになるでしょう。逆にあなたの可愛いところ、好きなところを言い換えしてくれて、恋人同士のようなラブラブな気分を味わえる可能性が高まります。

3:感謝の言葉を忘れない

結婚して時間が経つと、徐々にパートナーの存在が当たり前になってしまい、感謝の言葉を口にしなくなる方も多いのではないでしょうか。

いつまでも新婚のときのような良好な関係を続けていくには、感謝の言葉を忘れないことが大切です。感謝の言葉を聞くと、パートナーも自分がしたことを認められるようで嬉しく感じるでしょう。

4:パートナーの目を見て話すようにする

パートナーの目を見て話すようにすることも、気持ちを通じ合わせる意味でとても重要です。目と目を合わせることで、お互いの様子をきちんと確認し合えます。

目も合わせずに会話していると相手の様子がわからないため、相手が不快な表情をしていても気づきません。すれ違いを起こさないためにも、パートナーの目を見て会話しましょう。

5:パートナーを信頼する

いつまでも仲の良い夫婦でいるためには、パートナーを信頼することも大切です。相手を信頼しなければ、一緒に暮らしていても心が落ち着くときがなく、いつまで経っても距離が縮まりません。

相手も信頼されていないことに気づくと悲しい気持ちになり、不仲になってしまうことがあります。相手を信頼し、相手から信頼されることで絆が生まれて、お互いに良い関係が続いていくでしょう。

6:他の夫婦と比較しない

他の夫婦と比較して自分たちが劣っていると感じると、ついパートナーに不満を持ってしまうこともあります。他の夫婦と比較しても、良いことはないでしょう。

「自分たちは自分たち」という意識を持って、他の夫婦と比べる考えは持たないようにしましょう。

7:適度に気を遣える関係でいる

何でも気を許せる相手、というのは嬉しい存在でもあります。しかし、末永く仲の良い夫婦でいるためには、適度に気を遣える関係が良いでしょう。

「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、何かしてもらったのにお礼を言わなかったり、相手の様子を伺って会話したり行動したりすることも大切なことです。

いつまでも新婚のようにラブラブでいるためにも、適度に気を遣える関係を目指しましょう。

8:一緒に楽しめる趣味を見つける

一緒に楽しめる趣味を見つけると、楽しみを共有することができ、一緒に楽しい時間を過ごすことができます。休みの日などに、共に趣味を堪能できるため、会話も弾むでしょう。

9:記念日などは一緒に祝う

普段仕事などで忙しくても、結婚記念日や誕生日などは一緒に祝うようにすると、夫婦としての愛やお互いの大切さを確認できます。

その日は特別に高級レストランで食事をしたり、プレゼントを用意したりして、きちんと祝うことで夫婦仲が年々深まっていくでしょう。

特に、普段は恥ずかしくて「ありがとう」や「愛してる」など言えない方は、記念日はしっかり祝って愛を伝えるようにしてみましょう。

10:食事は一緒に食べるようにする

1日のうちに共有できる時間を作るために、食事は一緒に食べるようにルールを決めましょう。夫婦であっても、一緒に過ごす時間が少ないと気持ちも徐々に冷めてしまうことがあります。一緒に食事をして、顔を合わせる時間を作ることで、お互いの存在を確認し合いましょう。

新婚期間を楽しみながらいつまでも仲の良い夫婦でいよう

結婚は、もともと他人だった2人が家族になるため、合わない部分が浮き彫りになったり、すれ違いが怒ったりするのは、仕方のないことです。

しかし、2人の間に距離が生まれないように、普段からスキンシップをとったり、感謝の言葉を忘れないようにしたりしましょう。

本記事で紹介したいつまでも仲の良い夫婦でいるためのコツを参考に、新婚期間を楽しみながら、いつまでも仲の良い夫婦でいられるように努力していきましょう。